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褜=「えな」=環境依存文字。Microsoft IMEでは「般」⇒「名」へ切り替えの後、「えな」を変換すると出ます。尚、茨城訛り等ではしばしば「い」と「え」は逆転しますので、「いな」のフリガナがつく亊もあります。※テキスト化で「褜治(いなじ)」さんあり。
これらは、上段が「観」、下段が「権」の旧字や俗字です。
ともに「觀」「權」で代用入力+毎度の理由で「観」「権」で置換、の両方で登録すると良いと思われます。
慶應大学でお馴染みの「応」の旧字です。
環境依存では無いので、そのまま「應」+「応」で置換の両方で登録すると良いと思われます。
こちらは3種類の使われ方をします。
変体仮名「た」 の場合と、「多」の字の略字、そして「多」の異体字「夛」としてです。
これが出現した場合、
・苗字では「夛」「多」の両方で登録
・他(特に下の名前)では、ひらがな「た」+漢字「夛」「多」の三種類
そして、これが「多」の異体字です。(ヨの部分が違う2種類があります。)
こう書かれた場合は変体仮名としては扱わないので、「夛」で入力+「多」で入力の2種類を登録すると良いと思われます。
それぞれ「脇」の略字や異体字です。
「𦚰」「䏮」などと入力出来ますが、環境依存文字です。
そのまま+「脇」で置換の両方で入力すると良いと思われます。
土の異体字です。それぞれ「𡈽」「圡」と入力できますが、環境依存文字です。
ですので、そのまま入力+土へ置換 の両方で登録すると良いと思われます。
上が「楽」の旧字で「樂」と入力でき、環境依存では無いです。
下は「薬」の旧字で、「藥」と入力でき、環境依存では無いです。
両方とも、そのまま+新字で置換の両方で入力すると良いと思われます。
これは「命」の異体字です。
「命」で置換して下さい。
㑹・會
左が会の俗字、右が会の旧字です。
どちらも入力できますが、俗字は環境依存。旧字は環境依存では無い。
ですので、
俗字⇒俗字そのまま+旧字+新字の会
旧字⇒旧字そのまま+毎度の理由で新字の会
で登録すると良いでしょう。
これらは「片」の異体字です。
これは「部」です。
左が台の俗字、右が台の旧字です。
それぞれ「臺」「䑓」と入力できます。
旧字の「臺」は環境依存では無いですが、
俗字の「䑓」は環境依存です。
ですので、
・旧字の「臺」はそのまま+台へ置換
・俗字の「䑓」は、そのまま+臺へ置換+台へ置換
が良いと思われます。
旧字の臺が、上の吉の士が土の場合があります。
これは2通りの使い方をします。
「父」「文」2つの異体字です。
これらは大分まぎらわしいのですが、2つの別字がまぎれています。
「伝」の旧字の「傳」と、別字の「傅」の異体字同士が、それぞれ同一の字体へ化してしまった物もあり、文脈等から判断するしかありません。
基本的に、左側2つは「傅」で、右側2つは「傳」、そして中央はどちらの可能性もありますが、「傳」の事が多いです。
しかし、本人が2つの字を混同していたりする亊もあり、両方で登録+どちらでも「伝」でも登録した方が良いと思われます。
これは「徳」の旧字で「德」と入力できますが、環境依存文字です。
両方での登録をお願いします。
それぞれ「能」「熊」「態」です。
これは
「津」の略字・草書
「つ」の変体仮名
として使われます。
苗字の場合は「津」で登録
下の名前の場合は、ひらがなの「つ」と漢字の「津」の両方の登録をお願いします。
これは「中」の異体字です。
「対」の旧字で、よくこのセットで使われて「對馬」=「対馬」つまり、「つしま」です。
「対」と「對」の両方で登録をお願いします。(環境依存ではありません。)
これは「万=萬」、「前」、「ま」
として使われます。
これは頻出で、「村」の亊です。
これは多く「川」として、そして変体仮名の「つ」として使われます。
上の名前ならば「川」
下の名前ならば「つ」「川」の両方
これはすべて「船」の異体字です。
下が「ロ」の場合は、「船」
下が「ム」の場合は「舩」と「船」の両方
で登録すると良いと思われます。(どちらも環境依存ではありません)
これらは「切」「功」の異体字として使われます。
「功刀(くぬぎ)」さんでは「功」の異体字としてかなり使われます。
左は「切」で、右は「功」が多いですが、どちらも使われる事があるので、苗字から判断して下さい。
不安な場合は両方で登録した方が良いと思われます。
尚、「㓛」として直接入力も出来ます。こちらでも登録すると尚良いかも知れません。
こちらは、「サイトウさん」の「サイ」の異体字です。
先述の物とは異なりますが、これらをテキスト化するときには、下が「二」なのか「示」なのかを重視してください。
そうして、「示」の場合は「斎」「齋」で登録、
「二」の場合は「斉」「齊」で登録
すると良いと思われます。
尚、「斎」藤さんが「斉」藤さんと略す亊もあるそうですので、どの場合も4種類で登録するとよさそうです。
前者2つは「専」の旧字の「專」
後者2つは「恵」の旧字の「惠」
です。どちらも環境依存ではないですが、両方で登録すると良いと思われます。
これらは、「杉」の異体字です。
環境依存の「杦」で入力+一般的な「杉」で入力
それぞれ「数」の旧字や異体字です。
非環境依存の「數」+一般的な「数」の両方で登録すると良いと思われます。
尚、中央の字は直接入力できますが、極度に文字化けするので入力はしない方が良いと思われますので割愛します。
「森」の異体字・略字です。
「深」の異体字・略字です。
「深」で置換して下さい。
「真」とその旧字体「眞」、およびそれらの中間(異体字)達です。
誤って書いた場合もあれば、その字が正しい場合も有りますので、
「真」と「眞」の両方で入力すると良いでしょう。
これらはすべて「松」の異体字です。
一番左は「柗」(環境依存。)
一番右は「枩」(環境依存ではない)
ですが、左側の3つは、「柗」と「松」の両方で登録。
一番右側2つは「枩」+「松」の2つで入力するのが良いと思います。
左は「実」の旧字の「實」(環境依存ではない)
右は「実」の草書・略字・中国の簡体字等です。
どちらも「実」+「實」で登録すると良いと思われます。
これは「桑」の異体字です。
「𥸮」(環境依存)と「桑」と「桒」(環境依存)の3つで登録すると良いと思われます。
どちらも「高」の異体字です。
「はしご」がついている場合は「髙」+「高」で入力
「はしご」がついていない場合は「高」で入力
「奥」の異体字たちです。
どちらも「奥」と「奧(旧字、環境依存では無い)」の両方で登録すると良いと思われます。
「菊」の異体字・略字です。
「鉛」の異体字です。
すべて「卯」の異体字です。
両端は「夘」(環境依存ではない)+「卯」両方で入力。
中央は「戼」(本字・環境依存)+「丣」(別字、環境依存)+「夘」+「卯」で入力すると良いと思います。
これは非常に間違いやすいです。
一番左は「当」の旧字で「當」(環境依存ではない)
右2つは「富」とその異体字「冨」です。
當は「当」と「當」の両方で入力
冨と富はそれぞれ両方で入力
すると良いと思います。