1月4日~6日の日程で行ってきました!!




『雪と遊ぼう!親と子の療育キャンプ』




詳細はこちら→http://www.nishikyo.or.jp/camp/snow.html






たまたま大学の学生部に貼ってあったボランティア募集案内を見ての応募。


ちょうど、子どもと関わりたくて飢えていた時期でした(笑)




あまり深く考えず、気軽に参加したボランティアでしたが、11月から本番まで毎週のリーダートレーニング。


子どもを理解するための座学、介助実習、プログラムの検討・・・




トレーニングだけでもとっても勉強になる機会でしたメモ




リーダー(子どもたちと関わるスタッフのこと)はほとんどが大学生。


平成生まれの子たちに囲まれ、ジェネレーションギャップから仲良くなれないんじゃないかと一人不安でしたが、キャンプネームというシステムのおかげて、とっても仲良くなれましたドキドキ


(キャンプネームについて、当時ちょろっと書いてます→ こちら






本当に、これまでの期間も、キャンプ当日の3日間も、夢のような素敵な時間でした。




大雪と快晴の3日間。


たったの3日間でしたが、様々な雪の表情に出会えたのは、恵まれたことだと思います。




そり遊びは、大人の私たちも夢中になってしまうくらい楽しい時間でした。






質素な案内チラシ、普段は行かない学生部、しかも目も触れない掲示板にあったこのキャンプのボランティアに出会ったことが、すごく奇跡的ですが、今の自分にとって出会うべくして出会った場なんだと思います。




同じ想いを共有するメンバーに出会えたこと。


それは、自分の想いをさらにゆるぎないものにしてくれます。




純粋に子供たちを可愛いと言って接するメンバーに出会ったこと。


私が思うほど、社会は冷たくはないんだと思いました。




人 対 障がい者 だと、人は優しくできないのかもしれない。


でも、


私 対 あの子 だと、そこに障がいがあるなしなんて関係ない状況が生まれるんだと、実感しました。






今回のキャンプでは、多くの人の協力と優しさに気づくことができました。




障がいがある子供・大人も、障がいとともに生きていくことしかできません。


目をつぶることはできません。


どんなにバリアフリー化が進んでも、マンパワーに頼らざるを得ない部分があります。


協力と優しさが必要となる場面が絶対にあります。




社会は冷たいと思っていました。


でも、多くの人たちの協力故に今回のキャンプは成功しました。


冷たい人を非難するばかりではなく、優しくしてくれる人たちにもっともっとちゃんと感謝したいと思いました。




優しくされるのが当たり前だと思ってしまったら、私たちの関係は成り立たない気がします。


障がいがあるというのは、その人の責任ではありません。


でも、私たちも苦手なことを誰かに助けてもらうように、誰かに優しくしてもらわなければいけない部分は誰にでもあって、誰も優しくされるのが当然と横柄に振る舞っていい人はいないと思います。




お互いにwin-winの関係を作っていきたいと改めて思いました。




22人の子供たちが参加したキャンプです。


東京駅では、業務用の通路を使用させていただいて乗車しました。


駅員さんの優しい言葉かけが嬉しかったです。




浦佐駅では、南魚沼市のご協力で宿までスクールバスをチャーターしてくださいました。


安心して宿までたどり着けました。




宿は私たちで貸切でした。


トイレではスリッパをはき替えなくても大丈夫なようにマットを敷いたり、車いすを置いたり、バリアフリー化されていない施設で子どもたちと安全に過ごせるようにこちらが自由に設備を変えられるようになっていました。


食堂のスタッフさんは美味しいご飯を笑顔で提供してくれました。


エビアレルギーの私のためだけに別メニューも作ってくれました。ありがとうございました。




スキー場では、リフトを30分間貸切にしてくださいました。


乗り込みに時間がかかっても、一人ひとり止めて安全に乗せてくれるので、全員がリフトに乗ることができました。


ゲレンデも一部貸切にしてくださったおかげで、安全にそりすべりのコースを使用できました。


スキー場の協力なくしてできないことでした。




多くの人たちの協力と優しさが必要です。


でも、それは障がいのある人たちだけに関わることではないはずです。


障がいがある場合、協力と優しさがより目に見える形で必要となるだけで、誰もが誰かの優しさに支えられています。




みんながみんな、素直にありがとうが言えて、素直にどういたしましてと言える関係が、自然と出来上がっていったらいい。


そんな社会が私にとって理想的です。






最後に、グループの子供たちに出会えたこと。


私にとって、守りたい「あの子」が増えました。




「誰か」じゃない。


「あの子」のために、前へ進もうと思いました。




寂しい気持ちをぐっとこらえて、今日も精いっぱい夢の実現へ向けて生きています。




最高のリーダーたちと一緒に




虹作 ~make the raibow~-WHC





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