こんばんはタラー

 

年度末の忙しさで、Notes開発をしばらくお休みしていたサッカー馬鹿ですえーん

 

HCLジャパンブログで紹介されている

Nomad 用ディスカッション・テンプレート (Beta) の公開は皆さん既にダウンロードして試してみましたか??

そんな筆者も実は今年初めのテクてくLotus技術者夜会でNomad用フレームセットの発表させていただきましたマイク

せっかくなのでブログに残しておこうと思います。

 

1)まずはDBの準備

今回当たり障りのないDBがなかったので、スクラッチでよくありそうな構成のDBをイメージして作成してみました。

 

メニューとビュー

アウトラインでビューの切り替えが可能なシンプルなDBです。

 

フォーム

 

タイトルはテキストフィールド、カテゴリはダイアログリスト、本文はリッチテキストです。

 

 

このぐらいの設計であれば、

大きな改修はないのでHCL Nomadで表示してみたいと思います。

 

 

2)iPadのHCL Nomadで確認してみる

縦向き、横向き共に見づらい、使いづらいは感じませんでした。

 

3)iPhoneのHCL Nomadで確認してみる

 

ガーンガーンガーン

開いてこれが表示されると「表示が変です!」って問い合わせきそうですショボーン

 

赤枠の矢印アイコンでビューとメニューの切り替えは可能ですが、

なんかしっくりきません。

 

 

このままではダメだと思い考えてみました。

そんなある日、HCLMasterの御代さまのブログにヒントがありましたキラキラ

 

そうか、フレームセットを使えばいいのかグッ

普段使っているから簡単に実装できる!という事で、モノは試しに改修を加えてみました。

 

 

このDBは上下2フレームで構成されています。

 

このフレームセットを呼び出す外枠のフレームセットを追加します。

理想としては、「iPhone」だったら専用フレームセットを呼び出し、

それ以外は今まで通りのフレームセットを呼び出せば完成だ!

 

iPhoneとそれ以外を知るには「@Platform」関数を使うようです。

 

という事で、名前付き要素の名前についての式に以下の式を記述し保存しました。

iPhoneFrameはiPhone用に作ったフレームセット(iPhoneサイズに幅を調整したもの)、

MainFrameは今まで使用していたフレームセットです。

 

最後に起動プロパティで作成した上記のフレームセットを選びます。

 

 

 

出来たチョキ

では動かしてみましょうPC

 

Notesクライアント

イメージ通りですOK


iPhone

予定通り・・・ではありませんでしたチーン

 

・矢印アイコンが機能しない

・仮にメニューを表示させてもアウトラインも効かない

よくよく考えると1フレームから呼び出されている要素なので

矢印とか効くわけない(そうなのか??

 

折角の矢印アイコンを使いたいので使える方法を考えてみました。

 

1)ダミーページを作成しPostOpenに「Call Source.Close」と書いて保存します。

 

2)起動時に開くフレームセットの内容をダミーページに変更して保存します。

 

3)データベーススクリプトのPostOpenに以下のLotusScriptを記述します。

 

 

4)DBを開いてみます。

Notesクライアント

 

HCL Nomad for iPad

 

HCL Nomad for iPhone

矢印アイコンも問題なく使えます拍手

 

きっと他に正しい設定方法があると思うのでどなたかご存知な方は教えてくださいお願い

 

 

今日はこの辺で・・・

 

あでゅーバイバイ