Think different! 朝日新聞 | CM大往生

Think different! 朝日新聞

朝日新聞のCM「ジャーナリスト宣言」。
ご存知の通り 朝日新聞は毎日新聞と違い 
記事の署名率が低く
 ほとんどが匿名の記事です。 

その朝日新聞が「ジャーナリスト宣言」とは お笑いぐさです。
せめて「ジャーナリズム宣言」と控え目にすればよかったのに。

そしてこのCM、画が強い。コトバよりも。動画のライブ感の
勝利です。(平面広告は平面広告で 写真が強い。コトバよりも)
これでは 活字メディアの広告にふさわしくないことは云うまでも
ないでしょう。

その画に惨敗の 弱ちいコトバはと云うと
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言葉は

感情的で、
残酷で、
ときに無力だ。

それでも私たちは信じている、
言葉のチカラを。

ジャーナリスト宣言 朝日新聞。
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こうしたコトバを フッテージ(映像アーカイブ)に載せていく。
そして抑えたトーンのナレーション。倒置法。

見覚え&聞き覚えがありますね。

そう……想い出したでしょうか。
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クレージーな人たちがいる。
反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に丸い杭を打ち込むように
物事をまるで違う目で見る人たち。
彼らは規則を嫌う。
彼らは現状を肯定しない。

彼らの言葉に心をうたれる人がいる。
反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。
しかし、彼らを無視することは、誰にも出来ない。
なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。

彼らは人間を前進させた。
彼らはクレージーと言われるが、
私たちは天才だと思う。

自分が世界を変えられると
本気で信じる人たちこそが、

本当に世界を変えていくのだから。

Think different。 アップルコンピュータ。

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(アップルコンピュータ 企業広告「Think different」。1998年。
映像はワールドワイド。日本版ナレーションは根津甚八による)
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朝日新聞とアップルコンピュータ、「言葉のチカラ」が在るのは
どっちだかは 云うまでもありまへんね。