私は、父の影響で、物心ついた頃から、日曜の夜は大河を見ます。
なぜかその習慣は抜けず、いまだに日曜の夜は大河です。
今回の大河が決まった時、「最初の間は、埃と泥の匂いがするから、
嫌やなぁ」って思いました。混乱の時代やし、疫病も流行ってたし。
放送が始まると、兵庫県知事が「画面が汚い。鮮やかさのない画面
ではチャンネルを回す気にならない」等とクレームをつけ、NHK広報は
「映像表現の進歩で、ドラマはリアルさを追求する方向に進んでおり、
それを望む視聴者も多い。清盛の成長に合わせ、貴族社会の華やか
な映像も出てくる・・・」なんて回答してる事がニュースになってた。
このニュースを聞いた時、だって混乱の時代やん。仕方がないやん。
結構、頑張ったねNHK!
でも、知事!汚かったよね・・・。なんて両方の意見に頷いた。
リアルさを追求してるなら、架空の登場人物を登場させないで、もっと
死体や、痩せた野犬やら、登場させたら良いのにって思ったり。でも
もうこれ以上、汚いのは嫌だわ・・・なんて思ったり。
でも、ここまで書いて、ふと疑問が・・・
この時代の事を、文章に書き、そして絵描いた、昔の人は、リアルに
書き残したのかなぁ?
そもそも、私が知ってる事って、学校で習った事や本で読んだ知識だけ。
本当に、埃や泥っぽいのが、リアルなの?
本当の事は、誰にも解らないじゃないの?
タイムマシーンって、いつ出来るんだろう・・・
そんな事を考えつつ、今夜も大河です。習慣って治らんなぁ(笑)