真夜中のつぶやき2 | Someday, Somewhere

Someday, Somewhere

~ようこそ、詩音(shion)のブログへ~

少し前に某D社が暴言・暴行の音声を公開したことに対し、Cjesが法的措置をとることにしたという

記事を上げていたのですが、いろいろみているうちに、このD社に対し沸々と怒りが沸いてきて

その結果最終的に思ったのは、メディアとは報道とは何なのだろうということでした。



ヘラルド経済の一部 ※お借りしてきました。


この日午前、あるメディアは「一部の被害事例が全体のようにみられ、暴行の加害者であるキム・ジェジュンがサセンの被害者に変わった。 彼の暴行と暴言が正当防衛と解釈されている。 さらに『サセンはファンではないので殴られてもかまわない』という危険な発想が展開している」と述べながら



「サセンペンの外れた愛は非難を受けなければならない。 自らの自制と反省が成立しなければならない。 一緒に加害者が被害者に変身させてもいけない。 彼らがスターでありながら如何に多く傷を受けたのか、また、暴力の正当性とは距離が遠い」と報道して追加ファイルを公開した。


これがD社の言い分らしいです。

まず事実を曲解していますね。ジェジュンはなんら弁解もせずちゃんと謝りました。

実際の行為について、当事者は小突かれたといっているにもかかわらず、「暴行」という言葉をあえて

使い、ことを大げさに扱っているのはいかがなものか。


そして、殴られてもかまわないとは誰も言っていないと思います。

最初から叱られたり小突かれたりづするようなことはするなって言いたいだけです。


「彼の暴行と暴言が正当防衛と解釈されている。」のくだりは、訳だから正確な言葉はわかりませんが

世間が常識とさまざまなことを踏まえ判断、評価したことが、おかしいという考え方。


この時点で「正義」ではなく、「彼らへの悪意」しか感じません。

事実を知ってもらい世間の評価に任せるのであれば、目的は達成していたはずなのに、

なおもこういう考え方でやるということは、是が非でも彼らを悪者にしたいといっているのと同じでは

ないでしょうか。

しかも、刑事事件だって加害者が被害者になることは十分にあり得ることです。

ー加害者が被害者に変身させてもいけない。ー

これが、この社の考え方なのでしょうか。こういうことを簡単に言わないでほしいですよね。

世の中にはそういう立場の方で辛い目に遭っている方もいらっしゃると思います。

無神経です。


何の目的があってこういうことをしているのでしょうか。

双方の当事者不在のまま、正義感ぶって何がやりたいのでしょうか。

これが単なるセンセーショナルにことを扱ってお金もうけをしようとしているのなら程度は悪すぎです。


この社に、「あなたたちのやっていることの正当性って何なのか?あなたたちのような人がいるから

サセンを助長させているのでないか」と問うてみたい。


最近、メディアとか報道の質が落ちていると思います。

メディアのあり方は、その国のあり方や文化的水準の現れだと思います。

その一番わかりやすい例が北朝鮮です。


日本の情報番組もバランスを欠いたり、どう考えても必要性のない情報など垂れ流している局もあります。歌番組と言えば・・・何度も書いているので書きませんが。


そして、そういうことに対し何らかの意見をいう人たちを「アンチ韓流」という言葉で無理に片づけようとする。アンチ韓流だといっているのでなく、テレビ局のポリシーのない番組づくりがいやなだけなのに

本質には目を向けようとしない。

テレビ局も新聞社も国の文化形成の一役を担っていることを忘れないでほしい。

それぞれの使命があると思うのですが、そういうものをあまり感じない。


韓国にいたっては国営放送が信じられないくらいひどいと思います。

先日の芸能番組に至っては、日本の国営放送ではありえないようなお粗末な番組でしたね。

当然、抗議が沢山来ていたようですが、そういうものが世に簡単に出ること自体、その組織の自律性や

自浄能力?がないことの表れではないでしょうか。


鶴瓶さんがでているNHKの番組で、被災地の女の子にお父さんのことを尋ねたら、その子のお父さんはなくなっていた。その放送に対し視聴者から配慮が足りないとか批判が来たようです。

でもNHKは、事前に放送すべきかどうか検討し、その子のお母さんにも確認して放送してくださいと言われ放送に至ったようです。これもまた被災地の現実なのであり、それをどういう風の伝えるかということで、制作する側の真摯さを感じる話でした。



今回の一件は、報道の仕方がこれからの社会の在り方にも影響すると思います。

サセンの犯罪的行為を擁護し助長することにもなります。

一部の韓国の新聞ではある言葉で日本にも同じようなファンがいるような書き方をしていますが

程度が全然違うし、日本の社会はそういう行為を容認しておらず、迷惑防止条例とかで場合によって

はそういう狂気じみた行為を制限できることが根本的に違います。

そういう事実も知らないで、同じような書き方をしないでほしい。


韓国のメディアには客観的かつ公正な報道を望みますし、社会としてもどうあるべきか考えて欲しい。