1月29日 チャンミンの日記
1月26日は母さんの誕生日でした。
みんなでお祝いをしたら母さんはとても嬉しそうでした。
年齢を重ねるごとに益々綺麗に、かわいらしくなる母さん・・・この世のものとは思えません。
誕生日のプレゼントとして僕たちは買い物に出かける母さんが寒くないようにマフラーと
「あなたの望み叶えます券」を3枚をプレゼントしました。
「えーっ、望みを叶えてくれるの?何してもらおうかな?」
母さんが大きな目を乙女のようにキラキラさせています。
・・・と言うことでご依頼がありました。
「最近、ユナとジュナが重くなったせいかすごく肩が凝るの。それに寒さもひどいせいか
腰も少し痛いのよね。だから一枚目はマッサージに使う。」
そこで3人で協議したところ
「俺がやるよ」とユチョンヒョンが手をあげました。
(『何か不純な動機を感じるのは僕だけでしょうか?』 by チャンミン)
「それから2枚目は映画を見に行って買い物に行って食事に行きた~い。」
「ユチョンヒョンは駄目ですよ。もう自分で手を上げたのですから・・・。変更なしです」
「ユチョン、可哀想だね。」
「よからぬことを考えるからです。」
「ということは、必然的に子守も必要だよね。1人はデート、1人は家で寂しく子守。俺より可哀想だよ。」
「たまのことだからそれはユノに頼むから・・・・」
「それは止めて!」(珍しく僕とジュンスヒョンの声がハモッてしまった。)
「そんなことしたらこの計画そのものが消えてしまいます。父さんが阻止しないはずはないでしょう。」
「そうかな~。」
「そうです。」
「じゃあどうするの?2人を連れて遊園地デートにする?すごい若いパパに間違えられるよ。」
「でもそれじゃあ、母さんの休みにはならないでしょう。」
「いいよ。楽しそうじゃない?」
僕とジュンスヒョンでジャンケンをしたところ見事?僕が勝ったのでした。
「じゃあ、ジュンちゃんには腕をふるってもらって夕食を作ってもらおうかな。」
「ふるう腕もないと思うのですが・・・危険ですよ。」
「僕もそう思う・・・。」
「ジュンス~、僕が手伝ってあげるからおいしいもの作ろうな。」
「さすがユチョン、頼りになるな。」
ということで本日決行しました。
母さんは5人の母とは思えないキュートな姿で登場。
「ジエジュン、どうしたの、出かけるの?」
「うん、ちょっとね。」
「聞いていない、俺も行く。」
「今日はいいの、チャンミンと出かけるから・・・・。」
「どうして?」 「どうしても」
「一緒に行く。」
「来なくていいよ。」 (『母さん、今日は妬けに強気ですね。』 by3兄弟)
その一言で見事に撃沈された父さんは、よほどショックだったのか何も言い返すこともできず
肩を落としていました。
「母さんいいんですか?父さん落ち込んでいると思いますよ。」
「だって折角3人が考えてくれたのに、邪魔されたくないもの・・・。」
その日は父さんの車に乗って、ロッテワールドへ行き、それから昼食をしてデパートでショッピングをして
家に帰ったのは4時前でした。
夕食はジュンスヒョンとユチョンヒョンの作ったオムライスと野菜サラダとスープを食べながら
今日あったことを話しました。
「チャンミン、ユナとジュナを連れて大変じゃなかった?」
「意外に大人しくて大丈夫でしたよ。」
「他の意味で大変だったよね。」
「ユナとジュナを見てみんなかわいいーって寄ってくるんですよ。小さなアイドルです。」
「それだけじゃないの・・・、『お父さんもお母さんも美男美女だからお子さんもかわいいわね』って言われたの。
うふふ。」
(『あ~あ、母さんとうとう言っちゃいましたね。そんなこと言ったら父さんに過剰反応されるでしょ。
全く、危機感がないのだから・・・』 byチャンミン)
「チャンミン、ちょっと・・・」
(『言わんこっちゃない・・・・父さんの闘争心に火をつけてしまった・・・』 byチャンミン)
(『チャンミンばかり良いことするからだよ~。がんばれ~』 byユチョン&ジュンス)
僕は父さんに肩を引き寄せられました。
「チャンミン、わかっているよな」
「勿論。ユナとジュナは父さんと母さんの子供ですよ。」(気にすること自体おかしいでしょう)
「あんなこと言われて、一瞬でも嬉しいーとか有頂天になっていないよな。」
「勿論です。」
「わかっていればいいよ。ジエジュンは楽しんでいた?」
「はい。」
「それは良かった。」
意外に簡単に解放されました。
みんながお風呂に入ったあと、母さんがユチョンヒョンに言いました。
「ユチョン、今日は疲れたから、あの券を使っていい?」
「いいですよ。」
ソファーに寝転ぶ母さん。近付く ユチョンヒョン。
「ジュンス、あの券って何?」
「母さんに望み叶えます券を贈ったの。チャンミンとのデートもその一つ。ユチョンヒョンはマッサージを
言われたの。」
「マッサージ?」 (『声が大きいです』 byジュンス)
今まさに母さんの体に触れようとしていたユチョンヒョン。
「ユチョン、ちょっと・・・」
父さんに呼ばれ渋々近寄るユチョンヒョン。
「何?」
「ユチョン、あの券を譲って。俺がするから。 〇〇ラーメンの食券10枚でどうだ?」
父さんとユチョンヒョンは握手をしました。
その後どうなったか・・・
それから父さんは母さんと一緒に寝室へ入っていきました。
おわり
写真はおかりしました。
今回は父さんと母さんショットが多くなりました。
やっぱり3兄弟の思うとおりにはいかないようですね。