小出恵介&サエコ“早慶カップル”誕生

 日本テレビのドラマ「ごくせん」などで人気上昇中の俳優小出恵介(22)と、映画「バックダンサーズ!」が話題の女優サエコ(19)が交際していることが12日、分かった。今春のTBSドラマ「おいしいプロポーズ」で恋人役を演じ、意気投合。小出は慶大、サエコは早大に通う現役の“早慶カップル”。来月からの連ドラでも共演が決まっており、目が離せない。

 芸能界では珍しい現役の“早慶カップル”の誕生だ。

 小出は慶応大文学部に通う4年生。この1年間で一気に注目度を上げた“成長株”で、日本テレビ「ごくせん」をはじめ、フジテレビの特別ドラマ「ウォーターボーイズ」「白線流し」、TBS「白夜行」など話題作ばかり。映画も「パッチギ!」「リンダ リンダ リンダ」などに立て続けに出演。海外で生活するなど語学も堪能で「笑顔が母性本能をくすぐる」(テレビ関係者)と女性に人気だ。

 一方、サエコは今春に早稲田大人間科学部(通信制)に入学。「日テレジェニック」出身で、高校時代の03年4月からTBS「学校へ行こう!」にレギュラー出演し、キュートなキャラクターとアニメ声でお茶の間の人気者に。女優としてもTBS「ドラゴン桜」、映画「バックダンサーズ!」などに出演し、注目を集めている。

 交際のきっかけは、今春放送された「おいしいプロポーズ」。ドラマの中で演じた恋人役がそのままプライベートでも発展した。東京・渋谷区内の飲食店などでたびたびデートしており、親しい仲間にも“恋人”として紹介している。2人を知る関係者も、スポニチの取材に「仲のいいお友達として食事に行くなどしているとは聞いています」と交際を認めている。

 2人が出掛ける渋谷周辺には早慶戦の舞台の神宮球場がある。来春には“ハンカチ王子”こと早実の斎藤佑樹投手(18)が入学するだけに、2人が“観戦デート”で訪れる可能性はありそう。

 また、来月スタートのフジテレビ月曜9時枠「のだめカンタービレ」でも共演することが決定。公私ともに充実した飛躍の年になりそうだ。

 ◆小出 恵介(こいで・けいすけ)1984年(昭59)2月20日、東京都生まれの22歳。小学生時代に海外で生活し、英語と中国語が得意。16日に初写真集「おいらと蒼い」の記念イベントを東京・紀伊国屋書店新宿南店で開催予定。趣味はビリヤード、川柳。特技はバスケットボール。身長1メートル75、血液型A。

 ◆サエコ(さえこ)1986年(昭61)11月16日、宮崎県生まれの19歳。先月放送の日本テレビの終戦記念ドラマ「最後のナイチンゲール」での熱演が高く評価された。18日に写真集「サエコ大百科」の記念イベントを東京・銀座福家書店で開催。趣味はネイルアート。特技は陸上、バレエ。身長1メートル57、血液型O。