私がグリーフカウンセラーになるまで⑩ | 幸せの道先案内人 なおちゃんのブログ

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前回までの記事は目次を見てね。

火事に遭い裸足で逃げた私は

上着と靴を父に持ってきてもらい
 
鎮火するまで見守った。
 
幸い死者・怪我人はゼロ。
 
でも原因は分からなかった。ショボーン
 
私が住んでいたビルの隣の家(火元)は
 
誰も住んでいなかった。
 
消火活動を見ている間
 
一人の女性から話しかけられた。
 
「火事に遭われた方ですか?
行く先はありますか?」と。
 
市の職員だった。
 
若い女性で結婚指輪をしていた。
 
何課の方かは分からないけれど
 
こんな夜中に出勤するのね・・・
 
大変ですね・・・と思う一方で
 
焼け出された方の居住を心配してくれるのは
 
当然と言えば当然なのか・・・
 
なんて納得もするのであった。
 
夜も明け
 
辺りが明るくなってきた頃
 
私は実家に帰り睡眠をとった。
 
仕事を休み、昼過ぎに起き
 
アパートへ出向き片付けをした。
 
父も母も
 
手伝いにきてくれず
 
虚しい感じがした。
 
片付けをしていると
 
新聞社の方が話を聞きにきた。
 
私は昨日の様子を淡々と話した。
 
すると
 
翌日の新聞に
 
私が話した内容が掲載され
 
怯えた様子で語っていた
 

 
書かれていた。
 
いいえ。
 
私はちっとも
 
怯えてなんかいません。
 
新聞記者って
 
新聞社って
 
メディアって
 
脚色を付けるだって
 
悟った。
 
何故か
 
ひったくりには怒りが込み上げてきていたがムキー
 
火事には
 
そういった感情が全くなかった。
 
天災に遭ったような感覚はてなマーク
 
何と言ったらいいのだろうか。
 
上手く説明できないが。
 
では
 
放火だったとしたら
 
犯人が分かったとしたら
 
怒りが湧いたのだろうか。
 
もしかしたら
 
単に
 
被害者が
 
私だけじゃないから!?
 
そうかもしれない!!
 
今まで
 
少し不思議だった。
 
ひったくりは許せないけど
 
何故
 
火事に関しては寛大なのか。
 
そうだ。
 
私だけ
 
火事の被害にあったなら
 
イヤ〜な重たい感情が
 
残ったんだろうな。
 
今、謎が1つ解けた。
 
そしてこの違いは
 
もう少し何かがありそう。
 
掘ってみる必要がありそうだ。
 
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(ブログの内容とは関係ない昨日食したデザート❤︎)