最近のお仕事ですこぶる嬉しかったことがあります。同じポイントで。
お子様のことでカウンセリングルームに来室されるお母様方。
子供に困っている、というよりも、
自分が間違えた育て方をして来たのではないか、
叱り過ぎたのか、うるさく言い過ぎたのか、関わりが足りなかったのか、もう先が見えないなどなど。
自責の念につらい思いを抱えて先の見えない不安をたくさんお持ちです。
何回かお話する中で、年齢や発達にもよりますが
基本的には
①じっくりみてみる。観察。
②本人の選択をきく。決めつけない。
③毎日、母から見て、嬉しいこと、いいところなどを言葉できちんと、かつ、さらっと聞こえるように言う。子どもが「わざとらしいわ！」とかなにか逆にいってきても「まあ、お母さんはほんまに思うし」、と軽く流す。
普段、大人は一生懸命のあまり、注意や指導が多くなりがち。
日常に埋没して、子どもが生きている、そこにいてくれるだけで十分嬉しい、なんて、当たり前だと思って言わないんです。でも子どもは、本当に親に嫌われているとか迷惑がられてるとか不安に思う場合があります。だから、あなたはそこにいるだけでいいんだよ。大切なんだよということも伝えたい。愛があるって言葉で言って欲しい。
④またよくみる。少し後や次の日の行動にこうかがでてる場合もある。
どんなキーワードがあなたのお子さんをにやっとさせるでしょうか？安心するのはどんな言葉でしょうね？
そして、大人は口数をとにかく減らす。
減らそうと意識してみるだけで普段どれだけいらない口を出しているか分かります。（母ってたいてい一生懸命だと力んで口数増えて早口になる。わたしもです💦）
真面目なお母さんがほんっとにたくさんおられて、お話する中ででてきた工夫をやってみてくださるのでありがたい限りです。
たいていの方が
見守り姿勢になってくださることで
子どもたちが部屋にこもらず、リビングに出てくることが増えたりします。そして、ちょっと会話が増えたり。
そして、もしかしたら久しぶりに我が子の笑顔を見れたりする。
そんな報告をお母様方からきけた時には、、
もうねーーー
至福の瞬間ですよ
やっぱり
人が人のことを考えて、笑顔になるのって
ワクワクして心が震えます。
今日もありがとうございました
ＭＡＩ