2012年の初歌いは、1月7日(土)松本隆NIGHTでございました

いらして下さった皆様、ありがとうございました

選曲しながら色々聴いたけれど、無意識に松本隆さんの歌詞をたくさん歌って来てたんだなぁ~と。
私は、歌を好きになったり、歌いたくなったりするのは、「詞」が好きで…ということが多いので、松本作品の魅力にひかれて選んでいたんでしょうね。
70年代から、21世紀を越えても一線で活躍し続けるというのは、すごいことだなと思います。
ライブで歌われた曲も、70年代~現代まで網羅していて、松本隆作ヒストリーを楽しませていただきまし

「この曲もそうだったんだ

」
という発見もあったりして、とても楽しかったです

お世話になった、ちあきちゃん、お誘いありがとうございました

新年初歌いだったということで、久しぶりにこちらでもセットリストと共にレビューをば・・・
まずは、意外性のある1ハーフメドレー。
メドレーは、曲のイメージに合わせて赤いドレスで。

歌わせていただいたのは、
「赤い絆(レッド・センセーション)」

1977年12月21日発売 山口百恵 20th.シングル
作詞:松本隆/作曲:平尾昌晃/編曲:川口真
この曲は、上記のアルバムにもある通り、TBS系列で放送されていたドラマ「赤いシリーズ」の第6弾
の主題歌でした。
でも、このドラマ・・・残念ながら私、幼すぎてほとんど記憶にございません

ですが、この曲は四谷三丁目のSokehs Rock「ジュリー&○○」シリーズの「ジュリー&百恵」などでも歌わせていただいている一曲。
松本隆さんが百恵さんに提供した曲は、シングルではこの「赤い絆」と「愛染橋」のみ。
今回は、お正月なので「愛染橋」を和風な衣装でしっとりと・・・とも考えたのですけど、"ロック"な感じの曲しばりがあったのでこちらに。
(マッチやC-C-Bとかも考えたんですけど、無難にこの曲になりました(笑))
松本隆さんの詩は、情景の描写を感情に+して、心模様をフルに表現するのが秀逸だなと。
たとえば、この曲で言えば「泣きながらあなたの手紙 くしゃくしゃに握りしめながら」など。
この一見「くしゃくしゃ」って・・・と思われそうな歌詞ですけど、この「くしゃくしゃ」が混乱している心模様をすごくわかりやすく表現しているなと思うのですよ。
サビ前に、この「くしゃくしゃ」があることで、胸中の激しさややるせなさ哀しさなとが混乱したセンセーショナルな感じをサビに込めることが出来るような気がします。
あまり細かく書くとびっくりするほど長くなりますので(笑)、あとはぜひ聴いていただいて、歌詞の世界、激しい女心を感じていただければと思います。
赤いシリーズ シングル・コレクション/山口百恵

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そして、ソロコーナー。
新年ということで、赤と白でと思い、珍しく白い衣装にしてみました。
お写真は、懐アイで一緒の藤崎とうこちゃんが一緒に撮ってくれました


歌った曲は5曲!
まずは、
「迷宮のアンドローラ」
迷宮のアンドローラ /小泉今日子


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1984年6月21日発売 小泉今日子 10th.シングル
作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:船山基紀
ライブでも少しお話しましたけれど、松本隆さんと筒美京平さんのコンビで製作された曲は、たくさんあり、どれもこれも素敵な曲が多いのですけど、曲ジャンル的には多岐に渡ります。
この曲は、ジャンル的にいうと、榊原郁恵さんの「ROBOT」や、C-C-Bの「Romanticがとまらない」などのテクノポップ。
ピコピコしたサウンドが、宇宙的な雰囲気を作り出しています。
歌詞にも、UFOやレーザービーム、テレパシー、無重力など、不思議なイメージを連想させる言葉が意図的に散りばめられています。
迷宮のアンドローラ (1984年)/長岡 秀星

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上の
長岡秀星さんのイラストストーリー「迷宮のアンドローラ」のイメージソングだった曲なので、ストーリーの世界観を詩や曲で表現したものになっていたようです。
(ちなみに「アンドローラ」は主人公の名前で、この本のプロデューサーは長嶋茂雄さんだったそうで。)
もちろん売れた当時の記憶もあるし、何回か歌った曲ですし、「アンドローラ」って何だろうと思いながらも調べる機会がなかったのですけど、今回、調べてみてすごく納得。
本の方にも興味があるので、今度、拝見したいと思っています。
本を見てから、また歌ってみたいなと。きっと、もっとこの曲の世界観を感じながら、表現できるのではないかと楽しみにしています。
続いて歌ったのは、
水谷麻里さんの「乙女日和」
乙女日和 /水谷麻里


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1986年9月25日発売 水谷麻里 3rd.シングル
作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:武部聡志
資生堂「86'ミスヘアコロン・イメージガールコンテスト」でグランプリを受賞し、デビューした水谷麻里さんの3rd.シングルです。
彼女のデビュー曲「21世紀まで愛して」、2nd.シングルの「地上に降りた天使」も、アレンジャーは3曲とも違いますが、松本&筒美作品です。
この曲は、86年の賞レースで歌われていた曲なので、86年の年末にはよくテレビで見聞きしましたよね。オリコンも最高位9位ということで、当時のアイドルとして人気があった人だと思います。
86年デビューといえば、真っ先に思いつくのは「少年隊」ですけれど、同期には他に、男女七人夏物語の主題歌でデビューした「石井明美」さんや、とんねるずの事務所からデビューした「真璃子」さんなど。86年組の代表、この3組と水谷麻里さんのではないかと。
さて、ちょっと歌詞について触れてみますと・・・。
ユーミン界隈で乙女さんというあだ名があるという、松本隆さんらしい、乙女心満載の歌詞。
秋発売のシングルということで「女心と秋の空」をテーマに、書かれたのではないかと思われます。
端的に言えば、発展途上中の恋心を抱いていた女の子。彼とは友達以上恋人未満。
毎日、少し離れた距離で恋を募らせていたけれど、その彼にバス停で突然キスをされてしまいます。
彼女の乙女心は、いきなり晴れから雨。
純情な彼女としてはまだ友達でいたかったのに、突然のキスがショックで大混乱。
別々のバスに乗り、一人になった彼女はバスの中で「サヨナラ」と別れの手紙を書く・・・
という、純情・潔癖な乙女心満載の歌詞。
突然キスされて泣いたりしてるんですけど、一箇所だけ、「笑顔」という歌詞があるんです。
喜んだり、泣いたり、愁いを感じたりしているそんな状況なんですよね。
なので、もしかしたら混乱して書いた別れの手紙は、渡すことはないかもしれないななんて。
彼も彼女が好きで、思い余って行動しちゃったんでしょうから、いきなり別れの手紙は可哀想だなって思っちゃうんですけどね

乙女心は難しいです。ホント、秋の天気予報みたいにね。

。
でも、麻里さんは乙女な恋心を貫いて、なんと18歳で漫画家の江口寿史さんと結婚して芸能界を潔く引退されています。
今でもきっと可愛らしい奥様なんでしょうね。
この曲は、可愛らしくて丁寧に作られている曲だなと思います。
力まずに、優しく語るように歌って、可愛らしく歌ってもらいたい一曲です。
続いて3曲目。これは!という一曲でした。
「花の精-わたしのON-AIR-」

1986年4月2日 沢田玉恵 デビュー曲
作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:武部聡志
今回、松本隆先生の作品だけのライブということで、色々調べて曲を決めていたのですけど、松本先生のwikiにもこの曲は載っていなくて、当初、選曲には入っていませんでした。
出演者の選曲がかぶらないようにする為に、だいたいの選曲は、昨年のクリスマスまでだったのでその頃には申告を終えていたのですけど、ちょうど同じ頃に出逢った方々とカラオケをご一緒させていただく機会があって、そのときにこの曲を歌われた方がいて、画面に出た作詞家名が「松本隆」!!
この曲もそうだったんだーと思い出し、歌いたくなったのですけど、オリジナルカラオケを持っていなかったので、ツイッターでつぶやいたところ、持っている方が連絡をくださって、歌うことが出来たという

めちゃめちゃ嬉しいサンタさんからのプレゼントでした

ご協力いただいたお二人に感謝!ありがとうございました

この曲は、資生堂の「オン・エア」シリーズのCMソングでした。
歯みがきジェルとか、マウススプレーなどのシリーズに出演もされてました。
なので、サブタイトルに「わたしのON-AIR」となってるわけですね。
(ちなみに歌詞には、まったく出てきません。)
路線的には、百恵さん路線だったと思います。
ビジュアル的なインパクトがちょっぴり弱い気もしましたけれど。
歌はとても丁寧に歌っていて、表現力がある人だったんだと思います。
歌詞は、思春期の恋愛のはがゆさを表現していると。
はがゆさMAXなところが、「んー!」な部分。
口を閉じて、「んー!!!」と言うような、あの「んー!もぉー!」な時の「んー!」な感じが歌詞にあるのです。
これって、このまま口閉じて「んー!」って言うと、マイクにあまりのらないんですよ(苦笑)
色々試したんですけど、今回は、最初のインパクトはおなかに力を入れて、鼻の奥辺りで勢いで出して、少し口を空けて「んー」と言って抜く感じにしてみたんですけど。

わかるかな?(笑)
でも、こういうのってあまりない感じだなと思います。
最後の「我慢できないわー!」もいいですね。
こういう締めくくり方好きです

花の名前もいっぱい出てきます。
聖子さんの「風立ちぬ」のように、花の名前が続けて歌われる部分があります。
しかもその花は、
「昼顔 リンドウ アネモネ 馬酔木」
ですよ。どうしてこの花でこの並びなのか、松本先生に聞いてみたいな。
風立ちぬの「すみれ ひまわり フリージア」は、なんとなくわかるんですけれど・・・
他にも、「野バラ」や「蘭」などが登場します。
あなたの為に、私はどんな花にもなれるのよ。
と、大人びた少女は思っているわけです。
沢田玉恵さんは、百恵さんのプロデューサーだった酒井政利さんのプロデュースでデビューしたアイドル。
デビューのきっかけは、ソニー(当時はCBSソニー)主催の「ティーンズ・ポップ・コンテスト」で優勝したこと。(この時の準優勝は河合その子さんです。)
当時は玉恵さんは中学生だったので、中学を卒業してからのデビューでした。
「ソニーの神秘」というキャッチフレーズでデビューしたことでわかる通り、この年のソニーの一押しで相当な力を入れて売り出したアイドルだったはず・・・
といいますのも、彼女はたった半年で引退してしまったのです。
レコードは、このデビュー曲の「花の精」と、2枚目の「紫外線」のみ。(「紫外線」も松本&筒美作品です。)
「蛍川」という映画も撮影し、「北の国から」の吉岡秀隆さんが演じている純くんの彼女役も決まっていたのですけど、「蛍川」の公開前に引退。
理由は、「親の反対が凄かった」とか言われていましたが、後にご本人が「芸能界は自分には合わないと思った」というようなことを言っていたようです。
でも、1999年頃から女優さんとして、ドラマや映画などに少しずつ出演して、2004年には映画『アップ・ダウン・スカイ』に主演していました。
また歌を歌うことはないのかなぁ?
ということで、曲が少ないので、ベスト版はオムニバスで発売されています。
ああ・・・なんとマニアックな組み合わせ
アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 沢田富美子・佐東由梨・沢田玉恵/オムニバス

¥2,500
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4曲目は、最近、懐アイブログにもレビューを書いた
「Auroraの少女」
Auroraの少女 /芳本美代子


¥150
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※モバイル非対応
1986年9月10日発売 芳本美代子 7th.シングル
作詞:松本隆/作曲;筒美京平/編曲:船山基紀
芳本美代子さん、最大のヒット曲です。
発売当時から大好きな曲でした。
オリジナルカラオケは、世の中に存在していない(はず)なんですが、彼女の所属レコード会社はテイチクなので、当時発売されていたテイチクのカラオケカセットからの音源で歌わせていただいているので、ガイドメロがちょっとだけ気になるのですけども。。。
コーラスもちゃんと入っているし、ほぼオリジナル通りに再現されているカラオケです。
歌えて嬉しいです!
(ご提供いただいているファンの方に感謝!ありがとうございます!)
ここまでのソロで歌った4曲は、偶然なんですけど、松本&筒美作品でした。
やっぱりたくさんあるし、名曲がたくさんあるんだなーと改めて思った次第です。
この曲についてのレビューは、懐アイブログで好き放題書いていますので、ぜひそちらを読んでみてくださいね
レビュー32:Auroraの少女(懐アイブログ)さてさていよいよ最後の曲。
出順もトリでしたし、このイベントの本当のラストソングだったので、2012年の幕開けにふさわしく元気で爽やかな曲にしたいと思って選びました。
「妖精時代」

1982年4月1日発売 石川秀美 デビュー曲
作詞:松本隆/作曲:小田祐一郎/編曲:萩田光雄
秀美さん、お顔がまん丸ですっ!

ここから垢抜けて、素敵なレディーになっていくんですよね。
見抜いた西条秀樹さんは素晴らしいと思いますよ。本当に。
秀美さんは、1981年の芸映プロの「HIDEKIの弟・妹募集オーディション」で優勝し、デビューしました。
(他の審査員は森下恵里さん(1985年に秀美さんと同じレコード会社からデビュー)を推していたけど、秀樹さんが強力に石川秀美さんを推し、秀美さんが優勝、森下恵里さんは準優勝だったという話は有名ですよね。)
スポーツ万能で、健康的な均整のとれたスタイル。
笑顔も可愛らしい彼女に、ぴったりなデビュー曲だったと思います。
歌詞に出てくる「白いつぼみ」は、これから花開いていく秀美さん自身を表しているんだろうなと思います。
「青い飛行船」に乗って、「飛び立つ世界」で花開いていく。
未来への希望を感じられる曲だと思います。
内容は、淡い恋の曲で、木綿のハンカチーフ的なイメージもありつつ、聖子さんのチェリーブラッサム的でもあるといいますか。
「旅立ち」がコンセプト。彼を待つ彼女。だけどその彼女がとても前向きなので、悲しい曲にはなっていないのです。
秀美さんの2nd.シングルの「ゆ・れ・て湘南」も、松本隆先生の作品です。
「ゆ・れ・て湘南」も、2006年の8月27日に開催された、懐かしのアイドルソングの巻の「女だらけの生バンドスペシャル ~ザ・ベストスタジオ~」で歌わせていただきました。
GOLDEN☆BEST/石川秀美

¥1,980
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という感じで、長くなりましたけども、レビューというかなんというか、歌った曲の歌手や曲について紹介させていただきました

ライブの中盤で、松本隆さんを学校コント風にお勉強するコーナーがありまして、その予習でいろいろ調べたり、見聞きしたことにプラスして書いてみました。
あ。そのライブでのお勉強コーナーは主催者さんより、制服を着て欲しいとのご要望があったので制服を着たりしました・・・(写真は、他の出演者さんのブログとかに載っちゃうと思うよ(笑))
今年は、懐アイも復活しますし、懐かしいアイドルの曲を歌ったり語ったりする機会が増えると思いますけれども、さらにいろいろ知識を増やして、音源も増やして、ライブにラジオにと生かしていきたいと思います!
初歌いの「松本隆NIGHT」、楽しかったです!
皆さま、ありがとうございましたー
