ゆる農記『3』 拝啓、梅原真様 2016年10月号 | 迷子の大人たち 3

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~ニワトリノニワ 非公認ブログ~ 
テキトー経営者のエー加減農業日記(昔は) 最近 っぽくなくなってきた。意外とマヂメ?更生した?

やっ、うっかりしてまたブログ放置してしもうた。

 

とはいえメンドくせーから例のシリーズの先月のやつ、コピペーして焼き直し~♪みたいな感じでヨロシクね♡

 

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梅原デザイン事務所  梅原 真  様 

 

いつも有り難うございます。

今朝(10/10)は秋らしくとても涼しいので久しぶりに長袖を着ても一枚じゃまだ寒い感じです。

 

寒いといえば。人間は絶対的な温度で寒いと感じる訳ではなく、温度差で寒いと感じるらしいです。例えば25℃は絶対的に暖かい訳ではなく昨日まで20℃しかなかったとすれば25℃になれば暖かいと感じ、逆に昨日30℃から25℃に低下したら寒いと感じます。

 

まさに今朝がそんな感じで寒いです。ま、実に当たり前の話ですが。

 

寒暖差に関して面白いデータがあります。業界では常識ですが、コンビニのおでんが最も売れる時期は真冬ではなくて今時分の朝晩がちょっと冷えてきた、というような秋口です。

 

前日との気温差が大体5℃くらいあるとおでんがよく売れる。これはコンビニ最大手のセブンイレブンが初めに気付いたことです。彼らは業界に先駆けてデータ分析からモノの販売動向を掴み確実に売り上げを伸ばしてきました。

 

その他のコンビニはセブンの後姿を見ながらモノマネしているに過ぎません。私が販売と経営の勉強をさせてもらった当時業界第2位のローソンも同様です。

 

販売動向についてもう一つ面白いデータがあります。それはコンビニで弁当が一番売れる時期はいつかという問題。正解はなんと年末。しかも会社が御用納めになる2-3日の間です。もちろん店舗によりけりで平均値です。

 

理由は幾つかあるようですが、まず一つは会社の社員食堂が御用納めに先駆けて休みになってしまうこと。もう一つは年末までに仕事を完了するため、御用納めまでの数日残業続きで夕食に飲食店ではなくすぐに食べられるコンビニ弁当を買い仕事をしながら食べるため、などと推測されています。

 

この販売動向もまずセブンが掴み、年末に弁当セールを実施。他社はセブンの弁当セールを偵察して何故こんな時期にセールを?と考え、同様のセールを追従する。

 

コンビニだけでなく、小売業界はケーキやウナギなど催事モノの予約ノルマなんかがあって社員は泣く泣く自分で2個も3個も食べたりとか古い体質が残っておりかなり疑問がありました。

 

しかしセブン流の、データから真実を発見し常識を覆すような手法は小売り業界では革新的でした。そう、それは遺伝子配列からパターンを発見しその機能を見つける、というバイオ業界に似ているかも知れません。

 

コンビニのみならず全ての業界でデータ収集、分析、実行という戦略がルーチン化し、また自動化、AI化が進められ人は仕事を失う、などと言われています。

 

実は遺伝子研究の世界で私はまさにその流れを実現しようと画策していたのです。研究の世界は、頭脳労働は僅かで実はそのほとんどの時間が地味で単純な手作業=肉体労働であることに疑問を持ち、私は博士課程には進みませんでした。従って世間的にアカデミックの人々が優秀である、という評価には私は著しく疑問です。

 

AI化のメリットは妙な先入観や常識を持たないことだと思います。だから研究もAIの方が向いていると言えます。僅かな頭脳労働もAIに奪われるとすれば研究者の社会的価値は今後数十年で地に落ちるかも知れません。

 

教授の言うことが絶対、な狭くてまさに動物園の猿山のような・・・とか言ったら叱られるでしょうねぇ。。

 

 

 

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