今年の5月1日にニワトリノニワにやってきたちっちゃいものクラブ第一号は隣町の宿毛市からやってきた。
なんでも親猫は半野生的にお外で飼われていたらしくこの子らもココに連れて来られるまで人間というけったいな動物を見たこともなく・・・
指を出せばネコパンチがぶっ飛んでくるわ、噛みついて来るわ、でまったく手におえず。上は移動用ハウスだけど常にこちらから一番離れた反対側にいるという警戒っぷり。
3日ほどこの中で飼ったけど一向に慣れる気配なし。そこでもうちょいオープンな檻に移動することに。
暗くて閉鎖的な中に居ると警戒心ばかりが育つ。全天オープンな檻なら動き回る人間にも次第に慣れよう。そして人と野生のネコが近づく絶好の機会であるエサやりを、この日から全て檻の外から僕が手で直接与えることに。
はじめは警戒していたが空腹から1日後には僕の指に挟まったエサを食べるように。子猫用の小さいペットフードを一個ずつつまんで与えていく。根気の要である。
初めはエサを出すと寄ってくる感じだったけど、次第に僕の姿を見たら寄ってくるようになった。
そろそろだな。
ここまでおよそ3週間。人間の手は安全であること、人間はエサをくれる親と同等の存在であること。これを覚えてもらう地道な作業。
そうして一か月後ようやく空ちゃんにご挨拶し、晴れてネコらしく放し飼いできるように。
こうして子ニャンコたちが晴れて自由の身になったその日、雨の中段ボール箱に入れられて彼らはやってきた。
柴犬と紀州犬の子で、エサをやりすぎなのかみんなぷっくりしていて日本犬の子犬らしくとても可愛い。
前から犬が欲しいと宿毛から通うスタッフのT君にお願いしていたのだが、なんと四匹も入っている。ああ、この中から何匹か選んでくれということだよね、とT君に「何匹くれるの?」と尋ねると、「全部です」
えっ?
僕は二匹くら欲しいと言ってたはずなんだが。しかしこの子ワンコたちは僕にもらわれないと三日後には保健所行きだという。そんなこと聞いたら全部もらう他ない、よね?
つーことで、子ニャンコの後に子ワンコたちが檻に入ることに。
いやぁ、しかしこれ4匹じゃ狭いなぁ。
続く。
あ、そういえば暫らく前から6月に入った新しいスタッフが僕のブログに先駆けて一足先にスタッフブログを更新してますので宜しければ見てやってくださいね。
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