パリのテロ事件では、129人が死亡するという酷い結果でした。レストランや劇場でのコンサートで、銃撃するのですからそうなります。

ISISが犯行声明を出していますが、フランス国民の10%がムスリム系とのことで、ベルギーのムスリム系とも関連しているようです。

そして、捜査の段階で、昨日は再び銃撃事件が発生しました。女性が自爆し、7人が逮捕されたとか・・・

さて、今回のフランスでのテロ事件を見ながら、

1915年のフサイン・ママホン協定
1916年の英仏露のサイクス・ビコ協定
1917年のバルファオ宣言

を思い出していました。

アラブ人には、アラブ主権国家の樹立を認め、ユダヤ人には、居住地建設を認めています。

西欧がアラブとユダヤを第一次大戦で、味方につけたいので、約束したものです。
3枚舌外交と言われて名高いものですが、100年後に「パリのテロ事件の遠因」でしょう。

オスマン帝国の一部であった中東ですが、オスマン帝国の瓦解に伴い、英仏露が中東の国境を作ったことに遠因があるのですね。

帝国主義時代のものですが、100年前の出来事が、今日の遠因となってるとは報道も伝えていないようです。



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