タイトルからして抹香くさいと思われる方はどうぞこれからはお読みにならずに他のサイトをご覧下さい。ご興味とご関心のある方は我慢してお付き合い下さい。
さて、日本のゴルフ黎明期に活躍した宗教家がいるのをご存知でしょうか?ゴルフの歴史に詳しい方は「あの方」をすぐに思い浮かべるでしょう。
まずは→こちらをご覧下さい
そうなんです、西本願寺の門主の息子さん・・・本来は門主なられる方が日本のゴルフの黎明期に活躍しているんですね。そして、西本願寺のお庭にはティーグランドがあるなんて・・・
少し仏教とゴルフについて・・・柔らかになったでしょうか?
仏教では12縁起とも12因縁ともいわれるものがあります。縁起、因縁ともに原因があって結果があるという意味ですが、この12縁起が人間に苦を与えているというのです。
1.無明:無知。明るくないこと。迷妄の中にいること
2.行:行為。物事がそのように為る力(業)
3.識:対象の識別(選別、好悪、差別につながる)
4.名色:対象の名称とそれが現れている形
5.六処:外界を受け取る6つの感覚の場所(眼・耳・鼻・舌・身・意)
6.触:外界との接触
7.受:六処、蝕による感受
8.愛:妄執(現代用語の愛ではない)
9.取:執着(前項の愛と近縁)
10.有:生存
11.生:生まれ、生きる(前項の有と近縁)
12.老死:老と死
楽々流にこの12縁起をゴルフについて解釈してみると・・・
無明とはゴルフについての理論やルールを知らずにただひたすらスコアを求めるのが無明でしょう。明るくないというのは暗い、明るいではなく理解するということですね。
行はまさに練習であり、フイジカルトレーニングであり、その結果としての毎試合の順位でしょうか?
識とは順位であり、スコアであり、他の選手の動向でもあるでしょう。
明色・・これはライバルの選手の今日のウェアとか、表情でしょう。優勝争いしている時の一瞬の表情かもしれません。
六処についてはご理解いただけますね。プレーヤーとして五感を研ぎ澄ましたり、サングラスしたりするのもこの六処でしょうか?
蝕は、プレー中の同伴者との会話であり、キャディさんとの会話でしょうか?あるいは前夜祭、プロアマでご一緒する方たちとの触れ合いかもしれませんし、天候、気候から受ける影響かもしれません。
受は、五感や身体、精神が受ける作用でしょう。緊張とか、興奮とかそういう人間の反応でしょう。
愛・・これは男女、親子の愛ではなく、優勝したい、勝ちたい、予選に通りたいという欲望ですね。
取は、前項に似ていますが、優勝して賞金、副賞、成績などを得られることですか?
有は、生きていること・・・食事をして、活動して、休息して睡眠をとること。
生・・生れ落ちた時から赤ちゃんは母乳を欲しがって泣きますし、私たちも腹が減っては戦は出来ぬです。
老死は、いずれ誰もが歳をとってゴルフを辞め時がきますし、間違いなく死は誰にもやってきます。
勝手な解釈なんですが、12縁起は選手、プレーヤーの全ての苦しみを表現しているように思います。
今、成績低迷している諸見里しのぶ選手もこの12縁起の苦しみを味わっているのでしょうか?
それではこの12縁起の苦しみから逃れる手立てはあるのか?ということになります。
ご心配なく・・・三善根があるんですね。
無貪・・むとん・・・貪らないこと
無瞋・・むしん・・・瞋(いからない)こと
無癡・・むち・・・・痴(おろか)でない
欲望を抑え、外界に心を乱されず、迷妄を去る・・・
つまり飛ばしてやろう、優勝しよう、入れてやろうという欲望を抑えて、他の選手や天候気候、風や傾斜、ヤジなどに惑わされず、自分の限界を知ってプレーするということでしょう。
大谷光明師もこんな仏教の知識があったればこそ、イギリス留学でゴルフの魅力に取り付かれたのでしょうね。大柄な方だったのでロングホールは2オンしていたそうです。あの時代、ヒッコリーのシャフトで2オンとは恐れ入ります。
ここまで書いて仏教とゴルフというタイトルからすると精神論に聞こえるかもしれませんが、肉体と精神をいかに調和させ、平安を得るか・・・覚りをえるかがゴルフの真髄かもしれないと楽々は感じています。
蛇足ですが、大谷光明師を検索しているとお坊さんにもゴルフ大好きな方がおられるのですね。そんな方がこのブログを見ている・・ことはないでしょうけれど・・・もしもご覧になっていたらコメントして頂けると嬉しいです。
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そうなんです、西本願寺の門主の息子さん・・・本来は門主なられる方が日本のゴルフの黎明期に活躍しているんですね。そして、西本願寺のお庭にはティーグランドがあるなんて・・・
少し仏教とゴルフについて・・・柔らかになったでしょうか?
仏教では12縁起とも12因縁ともいわれるものがあります。縁起、因縁ともに原因があって結果があるという意味ですが、この12縁起が人間に苦を与えているというのです。
1.無明:無知。明るくないこと。迷妄の中にいること
2.行:行為。物事がそのように為る力(業)
3.識:対象の識別(選別、好悪、差別につながる)
4.名色:対象の名称とそれが現れている形
5.六処:外界を受け取る6つの感覚の場所(眼・耳・鼻・舌・身・意)
6.触:外界との接触
7.受:六処、蝕による感受
8.愛:妄執(現代用語の愛ではない)
9.取:執着(前項の愛と近縁)
10.有:生存
11.生:生まれ、生きる(前項の有と近縁)
12.老死:老と死
楽々流にこの12縁起をゴルフについて解釈してみると・・・
無明とはゴルフについての理論やルールを知らずにただひたすらスコアを求めるのが無明でしょう。明るくないというのは暗い、明るいではなく理解するということですね。
行はまさに練習であり、フイジカルトレーニングであり、その結果としての毎試合の順位でしょうか?
識とは順位であり、スコアであり、他の選手の動向でもあるでしょう。
明色・・これはライバルの選手の今日のウェアとか、表情でしょう。優勝争いしている時の一瞬の表情かもしれません。
六処についてはご理解いただけますね。プレーヤーとして五感を研ぎ澄ましたり、サングラスしたりするのもこの六処でしょうか?
蝕は、プレー中の同伴者との会話であり、キャディさんとの会話でしょうか?あるいは前夜祭、プロアマでご一緒する方たちとの触れ合いかもしれませんし、天候、気候から受ける影響かもしれません。
受は、五感や身体、精神が受ける作用でしょう。緊張とか、興奮とかそういう人間の反応でしょう。
愛・・これは男女、親子の愛ではなく、優勝したい、勝ちたい、予選に通りたいという欲望ですね。
取は、前項に似ていますが、優勝して賞金、副賞、成績などを得られることですか?
有は、生きていること・・・食事をして、活動して、休息して睡眠をとること。
生・・生れ落ちた時から赤ちゃんは母乳を欲しがって泣きますし、私たちも腹が減っては戦は出来ぬです。
老死は、いずれ誰もが歳をとってゴルフを辞め時がきますし、間違いなく死は誰にもやってきます。
勝手な解釈なんですが、12縁起は選手、プレーヤーの全ての苦しみを表現しているように思います。
今、成績低迷している諸見里しのぶ選手もこの12縁起の苦しみを味わっているのでしょうか?
それではこの12縁起の苦しみから逃れる手立てはあるのか?ということになります。
ご心配なく・・・三善根があるんですね。
無貪・・むとん・・・貪らないこと
無瞋・・むしん・・・瞋(いからない)こと
無癡・・むち・・・・痴(おろか)でない
欲望を抑え、外界に心を乱されず、迷妄を去る・・・
つまり飛ばしてやろう、優勝しよう、入れてやろうという欲望を抑えて、他の選手や天候気候、風や傾斜、ヤジなどに惑わされず、自分の限界を知ってプレーするということでしょう。
大谷光明師もこんな仏教の知識があったればこそ、イギリス留学でゴルフの魅力に取り付かれたのでしょうね。大柄な方だったのでロングホールは2オンしていたそうです。あの時代、ヒッコリーのシャフトで2オンとは恐れ入ります。
ここまで書いて仏教とゴルフというタイトルからすると精神論に聞こえるかもしれませんが、肉体と精神をいかに調和させ、平安を得るか・・・覚りをえるかがゴルフの真髄かもしれないと楽々は感じています。
蛇足ですが、大谷光明師を検索しているとお坊さんにもゴルフ大好きな方がおられるのですね。そんな方がこのブログを見ている・・ことはないでしょうけれど・・・もしもご覧になっていたらコメントして頂けると嬉しいです。
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