でも自分には関係ない、無縁だと思ってました。
テレビでもワクチンをすすめていたけど、後遺症が出るなどで辛い思いをしている子も実際にいるからか最近はCMは見ないのは気のせいかな?
性交渉からのウィルスが原因と言うと物凄く遊んでる人がなるんだと思っていたのでまさか自分に降りかかるとは思いもしませんでした。
真面目に生きて来たのに何でよって思ったけど、世間もそう思っているかもしれません。
これは誰でもなりうる癌なんだって事。
遺伝でもなくてウィルスでなる癌
たまたま免疫が下がっててウィルスに負けてしまうこの病気
不妊治療をしていたある時、追突事故にあって原因不明の病名のない神経の痛みに悩まされます。
半年寝たり、寒さに過敏で電車やお店のエアコンの風でも激痛で外にも出れませんでした。
病院では、神経の痛みが全身に飛ぶなんてありえないと嘘つき呼ばわりされました。
交通事故の保険金目当てに思われていたようです。
エステの資格を取って丁度、乗って来てる所に何が楽しくて病院に通うのか?
好きで病院に来てるわけじゃないのに、わかって欲しい医師には全く分かってもらえませんでした。
あまりに酷いから病院を変えましたがレントゲンに映らない神経の痛みにまた同じ冷たい態度を取られ続けました。
なのでもう目に見たものしか信じない外科医は大嫌いです。
激痛を誰にも理解されなくて死にたいと思った時に同じ思いをしてる人はいないのかな?とふと思って自分の症状を検索したらペインクリニックに辿り着きました。
電話したら看護師さんの優しい言葉に涙が出ました。
何とかしたくて病院に行きました。
待ってる間に激痛が襲って来てソファーでのたうちまわってました。
先生に出会って初めて話を聞いてくれました。
そして本当に辛かったねって言われました。
病気も事故がきっかけとなった線維筋痛症だと半年過ぎて初めて病名がつきました。
何とか激痛で寝込まない時は首にブロック注射を打ちに通いました。
薬も強くて不妊治療は諦めるように言われ4年たちました。
そんなこんなで市民検診を受けたのに結果を一年聞きに行かなかったら悪性の子宮頸がんになっていた訳です。
私にとってこの4年地獄の日々でした。
ペインクリニックの先生のお陰で外に出て働けるようにもなって来て、痛みを取るか子供を取るかの選択に内緒で薬を止めて不妊治療をまた始めようと思って子宮頸がんの検査をした病院に行きました。
その時の健診の結果は再検査だったのですが特にポリ-プもなくて折角来たからまた検査をしようとなりました。
そして始めた検査で子宮の入り口に白いモフモフしたのがあるらしくそこに触れるだけで大量の出血をするとの事でした。
先生はこんなの見た事がないと言われて今通ってる病院があるならそこで診てもらおうとなりました。
そこからペインでお世話になってる病院に紹介状を書いてもらい旦那さんと行きました。
結果は子宮頸がんの悪性だからウチでは見れないから大きい病院を紹介するとの事でした。
次の日に大きい病院に紹介状を持って行って検査をしました。
白いモフモフはカリフラワー状の子宮腺癌
ステージIbで腺癌は転移しやすくて抗がん剤が効きにくいと言われました。
何より子宮も卵巣もリンパも全て取ると言われて本当にショックでした。
ここでもう二度と赤ちゃんは作れなくなった訳です。
私の傷はおへその横までで終わらずこの絵の矢印までになりました。
リンパから転移しやすいとの事で全部取る事になりました。
全部無駄になったけど命が助かったと思うしかないと割り切る事にしました。
人気のごあいさつっていう絵本があって抽選でそのキャラクターの赤ちゃんのロンパースが当たって届いたばかりでした。
ロンパース誰にも着せれなくなってしまいました。
やっぱり、自分は大丈夫って事はなくて健診は必ず行って結果を絶対に聞かなきゃ駄目ですね。
自分は後悔する形になりましたが、後悔しないで赤ちゃんを授かって欲しいので健診は必ず受けて欲しいです。
そしていつもと違う症状があったら必ず病院に行って欲しいです。
そして親身になってくれない医師と出会ったら悩まず変えたほうが絶対に良いと思います。
雨の日は嫌な事を思い出してしまってごめんない。
明日はまた元気に前を向いて頑張りますね。