こんばんは
今日は、上野の国立科学博物館で行われている
『特別展 医は仁術
』に行ってきました
ずっと、行ってみたかったのですが
テレビでＣＭ等のＰＲが行われている時は
人が多いかな～
人に揉まれるのは避けたいな～
と、思っていて
学校でもちらほら話しを聴いていたし
行きたい人は、きっともう、行っただろう
そろそろ大丈夫かな…と
そんなことを頭に浮かべながら
平日の上野公園に辿りついたのでしたが
…考えていたよりも、断然人が多かったです
(いつも人ごみを避けて生きているので)
学生さんも多かったように感じました
あまり行かない場所だから
方向感覚がつかめなくて
しばらくうろうろしてしまいました
やっと、大きな看板が
チラシの裏は、こんな感じ
↓
中は、見応えたっぷりで
（心の中で）「うわ～
すごい」
とても盛り上がりました
貴重な資料がたくさん展示されていました
日本の医学の歴史に興味がある方は
本当に行った方がいい場所だと思いました
また、中医学がどのように日本に入ってきたのか
そして、鎖国をした日本のなかで
どのように変化していったのか
西洋医学がどのように広まっていったのか
見どころがたくさんありました
昔、実習に行ったことのある施設が出した
資料等もあって、びっくりしたり
貝原益軒は福岡の人なんだ
等と、今更ながらに気づいたこともあったりして
解体新書の現物は初めて観たかも
本当に宝の山
貴重な資料がたくさんある中にいられることが
楽しくて、幸せでした
じっくり観られて、大満足です
パンフレットも買いました
上に乗せているのはおくすり袋…
と、いう名前のメモ帳です
気になったことはたくさんあったんですが
その中でも
杉田玄白が残したという『養生七不可』が
印象に残りました
子孫のために養生の七不を書き記したものだそうで
後悔しない
先のことを思い煩わない
暴飲暴食しない
得体のしれないものを食べない
みだりに薬を飲まない
房事を過ごさない
身体を動かし楽をしない
…今の時代にも当てはまることばかりで
どれも自然に入ってくる内容ですよね
本当に素晴らしい
そして、人って意外と変わらないんだな～
時代が変わっても、考えることや、することは同じだな～
とも感じました
限られた命の中で試行錯誤しながら
知識や技術、経験、智慧など、素晴らしい人類の叡智を
望めば、昔よりもずっと気軽に手にすることが出来る
そんな環境にあり、この時代に生きられるのは
本当にありがたいことですね
先人の偉大な智慧に感謝しつつ
これからも、与えられた命を大切にしながら
勉強して行きたいと思いました