帰国! | まいMAIのブログ

帰国!

ワールドカップから帰国

裏方に徹し、チームをまとめた川口選手は「もう少し試合をしたかった。残念ながらベスト16に終わったが、出てる選手も出てない選手も、みんなで力を合わせて100%の力を出して戦えた」とチーム一丸の力を強調した。

 一方、中盤でゲームを組み立てた遠藤保仁選手は「充実してたとは思いますが、まだ上に行きたかった。悔しい気持ちと、もっとやりたかったというのが正直なところ」と悔しさをにじませた。

 デフェンスの柱として守備を支え続けた中沢佑二選手は「やられた場面を思い返せばたくさんある。(守備陣が奮闘したという)結果はいいが、ゆっくりと家に帰ってから、VTRを見て分析できれば」と課題をあげた。

 サイドバックとして何度も敵陣を切り裂き、チャンスを作った長友佑都選手は攻撃ではなく守備を強調。「(相手の名だたる選手を抑え込んだのは)ボクの力だけでなく、チームメイトのサポートもあって止められた」とし、そのうえで「走り勝つというところは日本の特徴。そこではやれると感じた」と自信を話した。

 後半から切り札として出ることの多かった岡崎慎司選手。デンマーク戦では1点とったが、「デンマーク戦でのゴールより、パラグアイ戦でゴールを決められなかったことが悔しい」と振り返り、「もっとレベルを上げていかないと。どんな状況でも点を取れる選手になりたい」と自らを鼓舞していた。

 ゲームキャプテンの長谷部誠選手は「経験のある人がゲームを支えてくれた。素晴らしいこのチームで戦えて幸せだった」とチームの団結力を代弁した。

 大会ではワントップとして日本を牽引(けんいん)し、2得点を挙げた本田圭佑選手はやや疲れた様子。「達成感より残念な気持ちが強い。すべての面でもっと向上させたい」と今後の抱負を語った。また、自らの2得点について「後ろがきちっとサポートしてくれ、何の迷いもなく前線にいられた」とディフェンスを持ち上げた。

 さらに、大会を通じ2失点で抑えたGK、川島永嗣選手は「(守備が堅かったのは)前線の守備のおかげ」とけんそんした。

 一方、パラグアイ戦でPKを失敗した駒野は記者会見後、「やってしまったという気持ちになったけれど、メンバーに励まされ、前を向いて帰って来られた」と話した。

 記者会見の途中で、会場が笑いに包まれるひと幕があった。岡田監督が質問に答えた後に「今野がひと言、言いたいことがあるそうです」と発言を促した。いきなりの指名に今野は苦笑いを浮かべながらも、闘莉王のものまねを披露した。

 岡田監督は続けて最年少の森本も指名。森本は南アフリカの歌を歌い、報道陣から大きな拍手を浴びた。

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