それでも歩いてる

Lyrics:秋元康
Music:さいとうくにあき
 
(前奏)
 
掌を空に翳し
目を細めていた青春の日々よ
この世界に反射する
何が眩しかったのだろうか?
あの頃 語り合った夢は
風に吹かれて流されていった
駄々広い大地を踏みしめて
古い太陽は沈んだのか?
 
下を向くなと誰かに教えられて
ただ ずっと前だけを見てきた
馬鹿正直に生きてるだけじゃ
いつか躓くものだと
今になって邪魔な石ころの存在を知った
 
人生とは転ぶもの
膝小僧は擦りむくものなんだ
何度でも立ち上がれよ
俺はそれでも歩いてく
 
(間奏)
 
いくつかの苦い涙
拭うこともなく嗚咽した日々よ
運命だと信じ込んだ
愛を錯覚と言い訳するのか?
いっぱい抱きしめ合ううちに
腕の強さがよそよそしくなった
必要とはされないやさしさが
そう一番の不幸だった

希望を捨てるなと誰もが上から目線で
偉そうに腕組みをするけど
どこのどいつが傷ついたって
あんたは痛くないだろうって
そんな言葉吐き捨てたくなるのが若さか

人生とは負けるもの
勝つことなんかないって知らない
負け方が大事なんだ
俺はそれでも生きている

夕焼けがいつしか
長い影を作って
そばに寄り添う
どの道を歩いてこようと
なぜか 切なくて泣きたくなる

人生とは転ぶもの
膝小僧は擦りむくものなんだ
何度でも立ち上がれよ
俺はそれでも歩いてく
人生とは何なのか?
勝ち負けにどんな意味がある?
生まれてから死ぬ日まで
そうさ それでも歩くこと
だから それでも歩いてる

 
Performance (けやき坂46)
井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、
加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、
佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、
東村芽依