『罪悪感とは
まるで神が創ったかのように
都合の良いように
解釈する者がいるが
あなたたちの中にある痛みが
「そのもの（核心にあるもの）」を
観たくないために
作り上げた概念に過ぎない
もともと天に
罪悪感などありはしない
しかし面白いのは
その罪悪感をもとに
いのちのやりとりを
無意識にしている者の多いことよ
それもまた人なり
それもまた愛しきことなり」
かみさまより
～先月私は気づいてしまった。
「罪悪感という名のダミー」に。
そう、罪悪感とは
『役に立たない自分を
自分自身が責め、
そして
責めさせている行為』
だった。
例を挙げよう。
私の一番の罪悪感、
それは白血病で
他界した妹に対してだった。
妹は9歳の若さで天に召された。
私とは11か月違いの年子の妹。
大人になってから気づいたが
妹が死んでから私はずっと
「お姉ちゃんらしくなくてごめんね。」
と自分を責めていたようだ。
なぜなら私は
妹より背が低くいつも妹に間違えられた
妹より子供っぽかった
妹のお菓子をよくくすねて食べていた
妹の病気の苦しみが理解できなかった
妹のそばにいることができなかった
（※妹の一時退院のとき、
しょっちゅう仲間のところに遊びに出かけていた）
から。
その罪悪感がいつの間にか
「妹の分まで生きる！」
という大義名分に変化していった。
私の罪悪感は大きく膨れ上がり、
いつの間にか
気づかぬほどに肥大していった。
大人になって仕事をしていくうちに
「息苦しさ」を感じるようになった。
どんなに頑張っても
どんなに一生懸命に行動しても
なぜか心が満たされない。
社会に適応しようとして
認められたくて
頑張れば頑張るほど
心にぽっかり空いた穴は大きくなって
いつしか
「もう頑張れない．．．。」
に変わっていった。
あるとき夢に妹が出てきた。
「お姉ちゃん、
お母さんを独り占めしてごめんね。
もう、私の分まで生きるって思わなくていいよ。
お姉ちゃんはお姉ちゃんの人生を生きてね。」
と妹が言った。
なぜそんなことを言うのかと
当時は頭が「？」マークになっていたが
今はその意味が痛い位に分かる。
そう、私は
「妹にお姉ちゃんらしくできなかった
＝役に立てなかった
＝そして死なせてしまった」
そんな自分を
長い時間をかけて罰し、
そして罰せられることを
受け入れていたのだった．．．。
つまり
自分にサドして
自分にマゾしていた
ということになる、、、。
幼い自分は
自分を罰することで
妹に何もしてやれなかったことを
無意識の中で自ら裁き、
それを大人になっても
続けていたのだった。
「お～！
これって壮大な
自作自演の脚本じゃん！！！(笑）」
と罪悪感という名のダミーに
気づいたとき、私は思った。
かみさまは言う、
「しかし面白いのは
その罪悪感をもとに
いのちのやりとりを
無意識にしている者の多いことよ」
はい、全くもって私のことでした．．．。
そしてかみさまはこうも言う、
「それもまた人なり
それもまた愛しきことなり」
あ、わたし、見捨てられてなかった、
愛されていたんだ．．．と。
きっとこのブログを
読んでくれている人の中には
「私も罪悪感という名のダミーがあった～！」
とか
「私も自分をサドしてマゾしてた～！」
と共感してくれる人が多い気がする。
もし、自分の罪悪感に気付いたら、
どうかそれを
「どんな
『私は役に立たなかった』
という思いで
罪悪感を持ってしまったか」
を掘り下げてみてほしい。
すると核心にたどり着けるから。
核心にたどり着けると、
その罪悪感に
必死にしがみ付いていた
自分が滑稽で
さらに愛しく思えるから。
罪悪感の奥底にも
ちゃんと愛が存在しているんだよ。
だから大丈夫、
真実の扉を開けてみよう。
どんな自分でも
ちゃんと
かみさまに
愛されているから。
そしてなにより
自分自身が
「わたし」を
愛しているからね
～
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