眠りにつくまで | As lagrimas que a lua derramou~月が零した涙

As lagrimas que a lua derramou~月が零した涙

版権作品にオリジナル人物を入れての二次創作小説を載せてます。
『遙か』シリーズが中心です

「起きるのが早いと思うが・・・」


「あら?先生・・・」


「お前は、もう少し休んだほうがいい」


「・・・・・」


「どうした?」


「いいえ・・・」


「言わねばわからない」


「そう・・・ですよね」


「ああ・・・」


「・・・・・・・いんです・・」


「?」


「怖い・・・の・・・」


「怖い・・・とは?」


「時々、私・・・・一人ぼっちみたいで・・」


「・・・・・私が傍にいよう」


「先生?」


「お前の眠りの傍に、いつも私がいよう」


「・・・・・・・でも、先生・・・」


「心配ない・・・眠りなさい」


「・・・・・・手を掴んでもいい?」


「無論だ」


「ふふ・・・・」


「どうした?」


「先生に甘える事が出来るなんて・・・嬉しい」


「そうか・・・・」


「ん・・・・先生・・・の手は暖かくて・・安心・・する・・」


「・・・・・・・」


「せん・・せ・・・」


「なんだ?」


「一番・・・・最初に・・・・先生の・・顔がみ・・た・・」


「わかった・・・お前の眠りに妨げがないように

私がずっと傍にいよう・・・・」


「あり・・が・・・と・・・」



















あとがき

・・・・先生の口調が難しい(ノДT)