「おやすみ、ヒノエくん」
「おやすみ。神子姫」
「・・・・・」
「・・・・・」
「え?ど、どうしたの?」
「なにが?」
「だ、だって・・・」
「神子姫様は何を焦っているのかな?」
「ああああの、ヒノエ・・くん」
「どうしたんだい?わかっているのにお前は俺を焦らすのかい?」
「そ、そんな事・・ない・・です・・」
「なら、俺にお前の優しい声と唇の熱をくれないか?
夢路へ行く前のお前を感じたいから」
「た、頼むから・・」
「九郎?」
「俺を・・モガッ!▼・×?○☆○△!!」
「はい、九郎静かにしてくださいね」
「そうよ、もう少しあの二人の空気を見たいんだから」
「騒ぐと面倒ですね。口だけ塞ぎますか?」
「いいけど、もう気絶してるぜ?」
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あとがき
熊野の男性の夜のご挨拶は、他の八葉とは
一味も二味も違うようなきがします。
とうとう九郎さんも耐えかねて・・・ってとこでしょうが
残念ながら仲間に封じられました(笑)