最近はいろいろな人の悩み相談にのる機会が多いです。
ほとんどは、相談というより愚痴に近い感じですけど…。
まあ、そのほとんどは人間関係ですよね。
「女房の話はまともに聞かずに受け流せ」と言われるように解決策を求めるというより誰かに聞いて欲しいだけという場合もあります。
聞いているだけでも、人間関係というのはいつでも、どこでも難しい問題なのだなあと。
夏目漱石の「草枕」という小説の書き出しの言葉に
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」と有名な言葉ですが、
自分なんかは完全にこのパターンですわ。
理屈や筋を通そうとしては人とぶつかって、情をかけても裏切られ、意地を通しすぎて会社辞めて今、店やってるんですから。
明治時代から自分の行く末を予言されてた気分です。
私のことはさておき、よくあるパターンでいえば、職場の上司と合わないパターン。
基本的に上司は選べないので自分を変えるしかありません。
どう付き合えば良いか?自分のスタンスを変えてみるのです。
人を変えるより自分を変える方が簡単ですから。
アプローチの仕方だったり、表現方法や言葉だったり、考え方や先入観をとってみたり、まめに報告するとか、おだててみたり、視野を広くしてみたりと。直接自分の考えている事を伝えてみるのも手です。
いろいろやってみてやっぱりダメだったら諦めましょう。
会社を辞めるか、違う上司に相談しましょう。
「いろいろやるだけムダだよ、うちの上司は」
という方も多いでしょうが、上司は変えられなかったとしても自分のコミニュケーション能力は確実に上がりますのでそれでチャラにしてあげてください。
まあ、私の知る限りではどの職場にも同じように変な上司がいるそうですよ。
うちの会社でも私というやっかいな上司がいますから。