2011~
明けましておめでとうございます。
今年は「連鎖」発表の年。文字通り人生を賭けた作品。
世間に届くことを願って…。
久しぶりのブログですが、
僕にとっての2011を振り返ってみたいと思います。
1年経ってようやく去年に関して、書く気になれたと言いますか。
物凄く個人的な内容になることをご了承ください。
2011は正直、精神的にかなり厳しい年でした…。
よく僕は今回の映画制作に「人生を賭けた」という言葉を使ってました。
これは大げさでも何でも無く、リアルにそういうことを覚悟しての言葉でした。
映画制作にはかなりのお金がかかります。長編ともなれば尚更です。
今回、妥協をしない長編映画を目指した訳ですが、理想を追えば当然お金はかかる訳です。
色々な方の善意に支えられての制作ではありましたが、
それでも個人が負うには考えられない額がかかりました。
それらの制作資金を僕は借金で用意しました。
身の回りの誰かでは無く、金融機関からの借金です。
つまり確実に返さないといけないお金です。
しかも金利つき…。
(ちなみにサラ金ではありませんよ!)
2010年、撮影。
予定の倍以上のお金がかかります。
そして2011年。
返済が始まりました。
詳細ははぶきますが、完済は7年後です。
その時、45歳…。
覚悟はしていたものの、現実に身を置くまではその実際は分からないものです。
当初は膨れ上がった借金の全体像もよく分からず、そもそも生活していけるのかすら不透明。
軽く計算をしてみると確実にアウト…。
そして大震災。
…。
毎月の返済額が許容量を大幅に越えているなか、
正直、半年間はまともに物事を考えることが出来ないような状態でした。
今、考えても、その時の自分はよく思い出せません。
僕にとって唯一の希望は、撮れている作品が、
どうやら自分自身が納得出来るものになりそう。というその一つだけ。
半年たってようやく視界が晴れてきて、
どうしょうもない現実に向っていく勇気が出てきて…。
それからは少しずつ少しずつ、
自分の置かれている状況の正確な理解と
これからのことへの気持ちの整理を重ねていきました。
ちょうど2011の終わりに、解決策の無かった住居問題にめどがつき、
1年たった今、ようやくニュートラルな精神状態に持っていくことができました。
とは言え返済の現実は何も変わっておらず、
日々厳しいのは、まだまだこの先も続いていく訳です。
さて僕にとって唯一の希望は「連鎖」です。
7年間も借金に追われるなんて冗談じゃありません!
自主映画から商業映画へ。
僕はこの先、個人制作の映画を撮ることは、つまりは無理なのです。
お金は無いどころか払い続けねばならず、仕事を休んで制作の時間を作ることも出来ません。
僕は、そもそも自主から商業に行くには、
うむを言わさない作品を作って世間を納得させるしかない!
と考え、今回、全てを賭けたのです。
(実際、他にも方法はあると思いますけど。あくまで「僕は」ですよ)
2012は、その結果が出てくるわけです。
自分の人生の責任は自分で持つ。
言い訳も何もできません。
イチかバチかです。
人生に一回くらい、そういうことをしても良いじゃないですか!
最後に、誤解されたくないので…。
僕は借金をして映画を作ったことを後悔したことは全くありません。
それは頭がウニだった時もそうでしたし、もし時間が戻せても同じことをやります。
自分が作りたいものが作れて本当に良かったという思いは、おそらくこの先もずっと変わりません。
状況は大変ですけどね…。
あと、このやり方は人には薦めません! あくまで「僕は」ですよ!











