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2016-08-06 13:40:22

時代の音楽を作るトレンドセッター

テーマ:コーライティングの教科書
音楽業界に入ってもう少しで15年。JEに入ったばかりの時は毎日スタジオに通って、今から考えるとかなりアナログなレコーディングをしていた。アナログっていうのも悪い意味じゃなくて、しかも本当の意味でアナログでもなくて。当時はかなり製作費も使わせてもらっていたからスタジオにミュージックマンたちを集めてあーだこーだ言って朝方まで音楽作っていた。JEを退社した2009年には音楽の作り方はかなり変わっていたと思う。とは言え、自分の制作スタイルは貫いていたつもりだったので、その時はその変化を実感できないでいた。

フリーのプロデューサーになって感じたのは、オレはもうレコーディング会社の人間じゃないこと。立場が違う。楽曲も、予算も、最終の形態も、その他もろもろ楽曲を世に出すにあたって何も決められない。そのかわりと言っちゃなんだが、音楽をゼロから作ることができる。現場に近くなったことでよりクリエイティブな脳を動かせて、ゼロから音楽を作ることができるのは楽しいってこと。

ところが今、ゼロから音楽を作るクリエイターにハイクオリティなものを求められるようになってきた。ハイクオリティなものとは、つまりは完成形に近い音源で、このままリリースしても良いというくらいのレベル。言ってみればディレクターに提出するときには、アーティストさんのレコーディングの時だけスタジオに入ってください。いやむしろ、ボーカルディレクションもしましょうか?ミックスもこっちでしましょうか?ってレベル。最近の楽曲コンペって、いい楽曲との出逢いもあるけど、どこに制作の仕事を振れるかっていうチーム選びのためのコンペみたいなところもある。だから一度採用になると次からはかなりのアドバンテージをもって楽曲作りが始められる。

レコード会社は15年前とは比べ物にならないくらい製作費がないことは確か。だから彼らは良いチームに丸ごと振って少ないバジェットでハイクオリティなものを作りたい。わがままな要望だけど、それに応えるのがクリエイターたちの役目。メロディ、歌、歌詞、トラック、世界観、サウンドを兼ね備えることが必要だし、そこにビジネスやブランディング、先見の目までも持ち合わせることが必要。結果その時代の音楽を作るチーム、トレンドセッターになっていくんだと思う。


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2016-07-28 12:28:22

SSW × CW

テーマ:コーライティングの教科書
 いま、シンガーソングライターにこそコーライティングを!

 シンガーソングライターにできることってなに?歌うこと、曲が書けること、詞が欠けること、楽器ができること。ほとんどのSSWがこれくらいはできるが、4つとも素晴らしいというレベルではない。出来ていればデビューしているか、メーカーに目を手けられてデビューに向けて準備中だろう。

 


 まだデビューの話が舞い込んでいなくても2/4くらいは素晴らしいレベルでできているSSWは多い。だけど彼らは自分自身で4つすべてを出来るようにしなくてはいけないという思いこみ、責任感を、プライドに悩まされているように感じる。全部できるに越したことはないが、そのために4年間を掛けるのはスマートではない。JポップにおけるSSWの賞味期限は短いのだ。

 去年くらいから10代のSSWとコーライティングをしているが、彼らの持っている感性はヤバい。まだまだ未熟なんだけど、未熟だからこそ飛び出してくるアイデア、メロディ、コード、詞。彼らの作ってくるものに感動するし、それを壊しちゃいけないと毎回思う。オレの持っていないものだから、オレの常識でそれに触ってしまわないように、そっと積み立ての綿花を扱うように丁寧に。おっさんプロデューサーが経験や実績、プライドを振り翳して、アーティストの才能と未来を壊してしまうような、そんなことを多く見すぎて嫌気がさしている。だから、若きSSWの持っている才能にレスペクトして、それをどう生かせるかを考える。

 最近はアーティストに楽曲提供もしてみたいというSSWもチラホラ見るようになった。ここ1年くらいnanaのオーディションで出会った19歳の女子大生SSWとコーラライティングをしているが、いい曲がたくさんできている。まだ本採用こそないものの、某女性人気ティーンアーティストのディレクターからは、彼女と作った作品はかなり気に入られている。ほかにもインディーズで活躍するSSW、メジャーデビューしているSSWとのコーライティングもしているが、作曲家だけとやるコーライティングとは違って、いい意味で予想外のケミストリーが起こる。今度、高校生アーティストとしてかなりイケてるSSWとコーライティングすることになっている。一度会って話をして、どんなチームでどんな曲・ターゲットにするか考えるけど、とんでもなくケミるかもしれない。

 メジャーでSSWタイプのアーティストを担当するディレクターからも、アーティストがコーライティングに参加して自身の作品を作ることは可能か?と聞かれるようになった。もちろんだ、多くの海外アーティストは優秀なクリエイターを見つけてコーライトしたり、アルバム制作のためにコーライティングキャンプを開催したりする。だから、これから日本のアーティストにもどんどんやってほしいし。圧倒的なプロデューサーが作り上げるアーティストもいていいと思う、特に売れるアーティスト作り、デビュー時のインパクト・ブランディング、何もできないアーティストにに対しては効果的だ。でも才能あるアーティストの良いところをしっかりと見極め、それを横並びの関係でチームとして作品を作り上げていくコーライティングは、楽しみながら良い作品を作れるし、これからの時代にフィットする!


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2016-07-13 05:53:21

リリックラボのミーティング2 ~仮歌詞コンペ公開添削~

テーマ:リリック・ラボ
 ラボミーティングの後半戦は仮詞コンペ公開添削。

 仮詞というのは作曲家がコンペに提出するためのデモ音源に仮歌を入れるための詞、もちろん楽曲が採用になった時には仮詞がそのまま採用されることもある。またCWFメンバーとラボで仮詞コンペをする場合は、詞が採用にならなくても仮詞が入ったデモ音源ができた時点で作詞家もコーライトインしていることになっている。詞が採用されなくても作詞家は作曲分の印税をコーライティングメンバーと等分割で受け取ることができるしで詞が採用されたときには詞も含めた印税をコーライターと等分割で受け取ることになる。その仮詞をコンペで決めるというのが仮詞コンペで、今回はオレとCWFメンバーでコーライトをしている楽曲を仮詞コンペにして、それを公開添削するという趣旨。

 歌詞をその場で詞を見てすぐに添削するというのは過去にもやったことがあるんだけど、実はこれ、かなり難しい。というのも楽曲の公開添削はデモを聴いて良くないところを指摘して改善策を提案する。オレの場合だとDAWのテクニカルなこと以外ならなんでも来い、イントロが長すぎるとか、メロディにストーリー性を感じないとか、歌のボリュームが小さいとか、ターゲットにあっていないとか。ディレクター時代もやってきたことだし、山口ゼミ・CWFでもずっとやっているからもう完全に職人の域だと自分でも思う。しかし歌詞となると、音源を聴きながら歌詞を理解するというところで、デモ音源を聴くだけと比べても2ステップくらい難度が高い。そして歌詞というのはメロディに乗っている言葉で、その2つの折り合いがあってこその良し悪し、どんなに言葉がよくてもメロディに乗っていなければ意味がない。これでまた1ステップアップ。誰もが歌詞を見て好きか嫌いかをいえるもの、だけどそれがどうしてかを言葉にするのはなかなかできない。今回の参加者は16人。2時間弱の公開添削だから、音源を聞いて歌詞を確認してコメントする時間は1作品対して7分くらい。どうせこの後は打ち上げがあるので、無駄話は無しにして早速取り掛かる。

 2分ほどの音源を聴く、それに対してコメントするをひたすら繰り返す。フワリや音触りに関してはもちろん、構成やストーリー、ターゲット、言葉選び、表記、コンペシートの捉え方、そしてディレクターがどういうことを考えているか。テクニカルなことからコンペの戦い方、イメージすることの大切さまで。16作品を通してオレが伝えられることをなるべく多く伝えたつもり。2時間しゃべりっぱなし、頭もフル回転で、終わったときは頭痛w

 その後の打ち上げ、DAW講座の講師をしてくれた安楽(CWF)も参加してイタリアンバルでピザをつまみながらワイン。リラックス、楽しく交流しながら公開添削でできなかった質疑応答をする。そして今回の仮詞コンペの発表!ド頭からインパクトのある言葉があって、サビは繰り返えされた言葉が印象的だった作品を選んだ。楽曲コンペの提出まで時間がないので、ブラッシュアップはこっちでやることにしたけど、なかなか良い楽曲にしあがった。

 こんな感じの8時間にわたるラボミーティングが終わった。みんな新たな課題を胸に、だけど晴れやかな顔で帰って行った。次は半年後かな。

 
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2016-07-12 03:12:51

コーライティングキャンプ真鶴2016夏

テーマ:コーライティングの教科書
 今回はCWFメンバーのみのコーライティングキャンプ、19人で6チームという今までと比べるとちょっと少なめ。それに今回初めてキャンプに参加するメンバーが半分くらいいて、いつもと違う顔ぶれがフレッシュな感じ。まぁでもイイ感じの緊張感が、キャンプを始めた2年前を思い出させる。



 何よりも今回はゲストがいないということで、オレもしっかりと各チームとかかわっていくことにした。各部屋をまわりターゲット決めのところからアドバイスした。出来るだけ採用の可能性をあげること、そのために出来ることを話し合うこと。意見を戦わせ、コーライティングの醍醐味であるケミストリーを起こすこと。志を高く持ち、妥協をしないこと、などなど。今までも話していることだけど、そのチームにとってより具体的に。

 今回は特に詞の大切さについて何度も話した。誰も歌詞が書けないチームにはリリックラボのコーライティングイン、たまたまリリックラボexで詞先コンペをしていたのでコンペ形式にして詞を選ばせた。男ばっかりのチームが井上苑子の詞を書いていたのでガッツリとダメ出しをして、最初からコーライティングイン予定の女性シンガーに歌詞のアドバイスを求めるように勧めた。ほかのチームにも時間が無くなる中、何度何度も書き直し・修正をさせた。アフターパーティーで聞いた話だけど、オレにダメだしされて、悔しくって、切羽詰まって号泣した女子メンバーがいたくらい。そのくらい厳しくね。

 結果、最後に各チームの曲は全体的にクオリティが高く、これは決まるだろうって曲が何曲かはあった。もちろん、ここでもダメ出しはしっかりしたけど(笑)。久しぶりにガッツリとみんなとかかわったことで、各メンバーのことをよく知れたし、自身にとってもいい刺激になった。アフターパーティーでもメンバーともよく話したし、ここでは曲というよりは各メンバーに対してクリエイターとして、コーライターとしてのダメ出しをしたし、たっぷり褒めたし、楽しく飲んだ。程よく酔ったら、よっぽどムカついていたのかオレに食ってかかってくるメンバーもいたし(笑)。パーティ始まってすぐに倒れるように寝るやつ、いくつかのハプニング・・・それでも朝まで飲むやつら。いやぁ、今回のキャンプはヤバかった(笑)!!
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2016-07-08 13:21:27

リリックラボのミーティング1 ~作詞家のためのDAW講座~

テーマ:リリック・ラボ
 7月3日に年2ほどで開催するリリックラボのオフ会があった。ラボ自体がネットオンリーなので実際に顔を合わせてほかのメンバーと交流する唯一の機会。ただ飲んで雑談してももったいないので、ラボな催しを用意している。



今回は2段組みで前半は作詞家のためのDAW講座。最近では作詞コンペでも、フワリ確認するための音源を用意してくれと言われることが増えた。5年前までは「そんなんそっちの仕事だろ!」って思ってたけど、どうも音源を送らないと詞の採用率が著しく下がる。文句言ってても仕方ないのでフワリ確認デモを作るようにした。そしたら、デモのクオリティが高いほど採用に近づくとわかった。

作詞家が最低限のフワリ確認デモを作るには2ミックスのインストを流しながらスマホで歌えばいい。いわゆる一番手軽なエア録音。では反対に一番高度なフワリ確認デモとは?それは作曲家と同様にDAWを使って2ミックス(フワリ確認デモのためにパラの音源は送られてこない)に歌を入れる。ハモ、コーラス、ガヤなどあらゆる歌要素を録り、それのピッチを直したりヴォリュームを書いたりとエディットする。最終的にはミックスをして限りなく完成形の形にする。もちろん歌も上手いほうがいい。

いままで大学ノートを鉛筆で作詞をしてきた人にはなかなかハードルの高い話だ。もちろん詞がいいのは大前提だが、こういったスキルも必要とされる時代。だから作曲家を招いて作詞家のためのDAW講座。13人の参加者のなかにはDAWに全く触ったことのないメンバーもいて“まず用意するもの”などの初歩的なことからはじまり、エディットやミックスダウンまでを3時間かけて説明してもらった。これだけでDAW初心者が自分で満足なフワリ確認デモができるわけではないが、DAW体験をしてもらうことで新たなマインドセットができたと思う。



最後はAKB48の楽曲を使って歌録り、エディット、ミックス、バウンス、mp3に変換を実際にやってみる。短時間でかなりのクオリティの音源が出来上がることに一同感動しつつ、これを自分でやるのかぁ・・・と冷やせを書いているメンバーもいたようだ。合わせてパラデータが必要になった時のデータの作り方など、少し突っ込んだ話もでてDAW講座は終了。3時間では少し物足りないといった感じの参加メンバーもいたが、楽しくDAWを知るにはちょうど良かったし、次の開催も考えたいと思う。

後半戦は仮詞コンペの公開添削だけど、これは次回の記事で!
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2016-06-30 01:43:11

作詞家、コーライティング

テーマ:リリック・ラボ
去年くらいからリリックラボで作詞家のコーライティングはじめている。

3年位前からコーライティング構想はじめて、コーライティングファームもまる2年。去年は『コーライティングの教科書』という世界初のコーライティングに関する本を出版した。最近はどのメーカーと話しても話題に困らないくらい、コーライティング・ムーブメントを実感する。作曲家がコーライティングをするのに必然性はあるし、むしろそれが当たり前になりつつある。海外のクリエイターとコーライティングする高級料理店から、だれでもコーライティングする大衆食堂へのチェンジオーヴァータイミングだ。

そこでコーライティングのメンバーを考える時期。トップライナー、トラックメイカーという2本柱はもちろん、出口に近づけるためのディレクター。黄金のトライアングル。いやいや、3人でダサい曲作るなら、6人でヤバいもん作ろうって思ったら、シンガー、エンジニア、そして作詞家もコーライトインしちまおう!!

いやね、作詞家って音楽家じゃないっておもってるでしょ?でもEuroとかUSじゃ、作詞家もコーライトインして最終形をプレゼンするのが当たりまえ。コンペで採用された音源は、トラック
はもちろん、詞を含めたコンセプトを買われてるんだよね。いや、むしろコンセプトありきって言うか。確信をもっていうけど、1、2年後のJポップも間違いなくそうなってるよ。だって、ビートよりもストーリーを大事にするのがJポップ、踊るより歌い聴くナショナリティなんで。

真鶴のクリエイターズキャンプでは、ヒロイズムの紹介で作詞しかしない女性クリエイターが初めてキャンプに参加した。結果、1日で彼女は3チームにコーライトインして3曲分の作詞を担当した。

今年の上半期、ラボで20ほどの仮歌詞コンペを開催。すべてコーライトイン前提の仮歌詞コンペ。CWFメンバーの作る楽曲に歌詞をつける、コンセプトと歌詞を乗っけた上で精度の上がった楽曲のピッチングをする。残念ながら今のところ採用はゼロ、だけど超大物アーティストにかなり確率で使われるキープあり。オレの肌感覚でいうと、このストック20曲は2割打者になれるポテンシャルはもっているから、心配していない(2年かけて4曲ぐらいは採用されるという想定)。たぶん作詞家にコーライティングを説得力をもってセッティングできるのはいまの日本ではオレだけ。でなければ月3曲以上のペースで作詞家の入ったコーライティング(たとえば秋元康が詞を書くとしても仮歌詞を書いた作詞家が作曲印税を受け取れる条件)を実施できない。1年後は作詞家もコーライティングするのが当たり前、というか必要とされる。数少ない作詞コンペを待ってるだけなんて・・・リリシスト、もう古いよ。
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2016-06-04 21:49:16

クリエイターズキャンプ真鶴2016!!!

テーマ:コーライティングの教科書

クリエイターズキャンプ真鶴を5月28日、29日に開催した。内容はコーライティングキャンプ、コーライティングワークショップ、楽器ソンの3本立て。たくさんの参加者と豪華な顔ぶれで盛り上がった。

ワークショップには50人の参加者。コーライティンググのやり・マインドセットをしってもらい、半日のコーライティングキャンプ疑似体験をしてもらうというもの。とにかくみんなが真剣に作曲に向かい合っている姿と、チームでワイワイやりながら楽しそうにコーライティングしていた姿が印象的。

puro
コーライティングキャンプは42人のプロの作曲家によるセッション。普段はひとりで完結してしまう作業をあえて泊りがけでチームで作曲するという体験。出逢いと化学変化、新しいコミュニティ、そしてとレベルの高い楽曲がたくさん出来上がって嬉しかった。これは完全招待制なので興味のある作曲家はぜひオレにコンタクトしてほしい。

コーライティングのほうで手いっぱいだったので楽器ソンのほうはあまり見れていないんだけど、話を聞くと面白いアイデアが出てたみたいだし、発表会のテンションが高くてヤバかった(笑)。

参加してくれたみんなの音楽に対する情熱があるからこそ生まれるチカラを感じた。それがあるからこそ成り立つイベントだし、コミュニティだと実感した。来年も開催する予定だけど、皆さんのチカラを集めて、もっとパワーアップしたイベントにしたいと思う。
Thanks you all, and see you soon!!!!

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2016-02-09 16:36:58

コーライティング・ムーブメントから読む、10年後のプロ作曲家

テーマ:コーライティングの教科書
 去年は「コーライティングの教科書」という本を書かせていただいて、多くの作曲家とコーライティイングを通して出逢うことができた。とはいえ、まだまだコーライティングは誰でもできる作曲となったわけではない。そこで、もっと多くのクリエイターにコーライティングがつかんでもらうために、ブログで書いていくことにした。早速、コーライティングの教科書というテーマを追加してみた。さて今回は「コーライティング・ムーブメントから読む、10年後のプロ作曲家」について話してみよう。



 2003年にスウェーデンでコーライティングという作曲法に出会い、翌年にはそこで作られた曲をNEWSというグループでシングル『紅く燃ゆる太陽』としてリリースした。その翌年にはスウェーデン作曲家と日本人作曲家によるインターナショナル・コーライティング曲『青春アミーゴ』をヒットさせた。その後も積極的にヨーロッパ&日本人作曲家のコーライティング曲をリリースしてきたけど、あっという間にどこもかしこもインターナショナル・コーライティング曲が溢れ、2010年頃はそのブームが起こった。もともと日本は、クリエイターに対する注目度が低いせいか、それほどフューチャリングはされてはいないが、実は作曲業界ではそれなりに騒動だった。音楽番組などを観た時に作曲家のクレジットにやたらアルファベットが並んでいるのを観た人も多いのでは?外国人作曲家による黒船来航だ。

 2013年には海外トラックを必要としたダンスミュージックをメーンに制作していたアーティストのアルバムの8割が海外クリエイターによるものになるなど、インターナショナル・コーライトティングは最高潮を迎えた。しかし、それは逆に言うとブームの頭打ちだったとも言える。海外クリエイターは日本のマーケット進出に成功し、しっかりと立ち位置を築いた。日本にも海外の作曲家がいるのが当たり前になっただけで、ブームの過ぎ去ったこれからも彼らがいなくなることはないだろう。今の時代、作曲家業界に外国製品がなかったことのほうが不思議なくらいで、輸入自由化はすごーく自然なことだ。視点を変えると、日本の作曲家にコンペティターが増えたということで、2003年までの鎖国による競合無しの日本人作曲家はぬるま湯に浸かり、井の中の蛙だったということ。

 さて、2013年にムーブメントの終焉を迎えた“インターナショナル・コーライトティングの次”とはなんだろう?

 実は、2009年には独立したオレは日本人によるドメスティック・コーライトティングを始めていた。2010年にリリースされたAKB48の『ここにいたこと』や、2012年にリリースされた乃木坂46の『走れ!Bicycle』はその時の曲。2013年には山口ゼミをスタートさせ、その出口でもあるコーライトティング・ファーム作った。そしてそれは、日本人による日本人のためのコーライトティング・ムーブメントの基礎であり出発点。

 ちょっとオレとコーライトティングの年表をザクッと整理しよう。2003年にインターナショナル・コーライトティングのきっかけであるコーライトティングとの出会い。2013年にドメスティック・コーライトティングの出発点であるコーライトティング・ファームの発足。この年表、流れが正しければ、2023年にはドメスティック・コーライトティングは頂点を迎え、また新しいムーブメントがどこかで生まれるわけだ。

 さて、この年表からオレが言いたいこと。それはドメスティック・コーライトティング・ムーブメントは3年目、まだ始まったばかりだ。日本の作曲家、またはそれを夢見る皆さん、それに乗らない手はない。そして2023年には新しいムーブメントがはじまるわけだが、それを掴むためにも今のムーブメントに乗れていないのは致命的に波乗りのセンスがない。今起こっているムーブメントを体感せずに次のムーブメントを掴み取れるはずがない、というわけだ。
 
 これを見ている多くの作曲家は、2003年に始まったインターナショナル・コーライトティング・ムーブメントの時にまだ小・中学生だったか、それが起こっていることに気づかなかったか、その波を掴めなかったのでは?しかし今、ニューウェーブはここにある、とりあえず乗ってみないか?
 
 そうそう、去年始めたクリエイターズキャンプ真鶴。その時は80人以上のクリエイターと170人以上の参加者があった。今年は5月の最終週末を予定しているんだけど、これこそドメスティック・コーライティングのメッカとも言える場所になるだろう。参加は完全招待制だけど、希望者は連絡をください。誰もが見える特大のビッグウェーブを待たずに、この波に乗って欲しい!!
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2015-12-27 11:29:11

フェイスブックページ

テーマ:リリック・ラボ
リリックラボも募集がどこでされているかわからない・・・

そんな声が多く聞かれたので

フェイスブックページを作りました。

リリックラボ

う~ん、これで簡単に見つけられるようになったのか?

まだわからないけど

そのうち、リリックラボをググればでてくるはず(笑)
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2015-10-11 23:00:36

企業コラボアート東京2015

テーマ:ブログ
昨日は中目黒で過ごしたんだけど・・・

なぜかって?

それは
企業コラボアート東京2015
http://collabo-art.com/

というイベントで楽曲プロデュースしていて
ライブがあったから


イベントそのものを説明すると
2万字は必要になるんで
上のリンクからHPをチェックしてほしい

イベント名にふさわしく
企業&アートがコラボするってわけ
オレの関わっているのは企業&ミュージック

もちろん

今回はチロルチョコとコナビールとのコラボ

数年前からフードミュージックプロデューサーを
自称したおかげで声をかけてもらった感じ

この話をもらったのが2か月前

そこからnanaでオーディションして
showroomでオーディションして
2組のアーティストを選んで
CWFメンバーとコーライトして曲作って
レコーディングして
振り付けして
リハーサルして
なんとか昨日のステージに至る

スピードプロデュース

昨日のステージはパーフェクトではなかったけど

技術点71点

芸術点84点

満足点100点

って感じ
それって素晴らしいでしょ?

って満足は勝手にしておくオレw

これからもイベントは続くし
チロルチロルとコナミンのステージも要チェック



来年はこのイベントで
20くらいの曲をプロデュースできるといいな!



って言ってみる



言ったもん勝ちの法則



晴れ男の法則



フードミュージックプロデューサーの法則
ってことでw
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