お疲れ様です。7月にビッグゲームLimited90150を購入させていただきましたMと申します。
先週月曜日に組みあがり、キャスティングと吊り下げテストを経て実戦投入の予定でしたが、負荷テスト後にジョイントを引き抜こうとしたところ、1cmほど抜いたところで固着してしまい、一人では全く抜き差しが不可能な状態となりました。固着防止に蝋を塗っていましたが、用を成さなかったようです。
本日ジョイント部分を充分に冷却した上でフッ素スプレーを射し、6人がかりで引き抜くことができたのですが、その際に雌側の先端から3mmほどが雄側に固着したまま剥離してしまいました。
 
 
また、ジョイントに付着した削れたカーボンの粉を除去した結果、継ぎは緩々になってしまいました。
大変残念です。
以上のできごとを踏まえて質問をさせてください。
1. マグナムクラフトの1&ハーフブランクの適切な継ぎ方について教えてください。これ以上入らなくなる所まで刺すのが基本だと思いますが、もしかしたら違うのかなと思いました。
2. 1&ハーフのブランクの雄側は購入時から研磨する必要があるのでしょうか。必要であれば研磨のコツと注意点を教えてください。
3. 今回破損したグリップは補修して使用可能でしょうか。可能ならば補修方法を教えてください。
4. 補修が不可能な場合、90150のグリップブランクは単品で購入可能でしょうか。
以上4点、ご教授いただければ嬉しいです。
この様な固着のご質問は初めてのケースです。
蝋は色んな種類が有ると思いますが、固着防止のワックスはシリコン系のものが多いようです。
パラフィン系のワックスは木製の物には滑りが良いようですがブランクなどの密着する部分には溶けて固まったりすると、ホットグルと同じように接着剤の役目をして逆に固着の原因に成るのでは無いでしょうか???
追記、在庫に有るブランクを全て検証してみましたが現在の全ての製品の差し込み部分は±0,05mmの精度で作られています。
従いまして組み合わせによっては最大0,1mmの誤差に成りますが出荷時点で私が全ての製品を試してから梱包しますので問題はないと思います。
今回の固着は何か他の誘引が有るのではないでしょうか??
98シリーズのフェルールに関しましてはメーカーは接着部分を圧入させる為に若干太めのものも有ると思います。その場合は少しサンドペーパーで擦り合わせる必要が有ります。
@1,2,に関して1&ハーフ、2ピースも同じですが、ブランクは温度湿度の違いで膨張収縮しますので
特にヘビーなブランクほど緩いと音鳴の原因とも成りますのでキツ目に出来ております。
キツくて入らない場合は研磨の必要な場合もございます。
研磨の場合は800番~1000番位で先の方から研磨して緩すぎないように差し込んで具合を見ながら研磨します。
特にTORAYのカーボンは通常のカーボンより伸びますので無理に差し込みますと固着の原因にも成ると思います。
3,写真で見た感じではそれほど酷くないので使用可能かと思います。
気になるのでしたらバット側を少しカットしてスレッドを巻き直せば良いと思います。
1#の方は固着したカーボンを取り除く際に下地まで削って居なければ問題無いと思います。
まだ、ハメシロに余裕がが有るようですのでもう少し奥まで差し込めると思いますが無理に入れずに
どこか当たる部分が有ればその部分を擦り合わせて行けばガタは無く成ると思います。
4,本数が売れるモデルですと次回製作時に1#と2#の本数を調整できますが
ビッグゲームLimited90150等は現在の在庫で終了する可能性が有ります。
そのようなモデルの場合は1#だけ、または2#だけの販売は難しくなります。
ご理解ください。
ロッドビルディングパーツの在庫リスト
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-10476337740.html
お買い得情報
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-11026317430.html
ブランクス在庫一覧
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-10556269050.html
 
ライトゲーム在庫一覧
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-11992228399.html
 
ロッドビルディングパーツ50%offより
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-10476337740.html
 
富士ガイド実質35.2%off
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-10719525860.html