前提知識として何を思い出してもらいますか? | 寒川井誠の しつもんラボラトリー

寒川井誠の しつもんラボラトリー

質問講座作家
マツダミヒロ独自メソッドの、カウンセリングやコーチングの理論をベースに、自分と人に日々問いかけるプロセスが集約された、質問するだけで魔法にかかったようにやる気と能力が引き出される魔法の質問を使った講座を、誰でも開催できるようにシステム化する

*自分らしい講座を創る21*

前提知識として何を思い出してもらいますか?

講座の構成第4ステップは、前提知識です。

この講座での学びをよりスムーズにするために、あらかじめ知っておくことや前に練習したことを思い出すというステップです。

例えば魔法の質問を学ぶ講座なら、
「あなたにとっていいと思う質問は何か?」
「あなたにとってよくないと思う質問は何か?」
を問いかける、などです。

人は馴染みのないものをいきなり脳にインストールすることは難しいです。

新しいことを学ぶ前に、それに関することですでに知っていることを洗い出す。

すでに知っていることに、新しいことをプラスオンする。復習にもなるし、何より馴染み感が生まれやすいです。

____________________________

何を思い出すことが、この講座の学びをサポートしますか?
____________________________

体験談やエピソード、または絵本や童話を当てはめるのも面白いですね!

子育て講座の前に「北風と太陽」を読んでみる。
北風お母さんは、子どもが頑なに抵抗します。子ども自ら動くのは、見守る・照らす・包む・暖める太陽お母さん、とか。

なりたい自分になる講座の前に「うさぎとカメ」を読んでみる。うさぎの視点ではなく、カメの見ているもの。他人のペースに左右されるのではなく、自分のいきたいゴールを見ることが大切、とか。

ここは工夫のしがいがあります。その後の納得度に直結するので。
オリジナリティが発揮できる要素の一つです。