夏なのに冷え性?! −冷え性が引き起こす様々な症状 | オーストラリアのメディカルスタイル   未来のあなたにも地球にも癒しが必要なのかもしれない

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夏なのに冷え性?! -冷え性が引き起こす様々な症状 -

冷え性は、夏でも手足の先が冷たいだけでなく、低血圧で朝に弱く便秘気味、風邪も引きやすく、ホルモンのバランスも安定せず肌のトラブルや月経前緊張にも悩まされます。




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要するに、これといった大きな病気があるわけではないけれど、いつもなんだかすっきりしないわけです。

冷え性というのは病気ではないので、通常の医療ではあまりすることがない症状です。
反対に、補完代替医学の観点からは身体の冷えには何らかの原因があり、様々な異なる症状を誘発する症状であると考えます。例えば、東洋医学では、冷え性は陰陽のバランスの乱れからくる気血の滞りとして考えられ、薬草を服用しながら食事やライフスタイルの改善もはかることで治療をします。

さて、冷え性の方に起こりやすい症状をまとめてみました。


•手足が常に冷えており、なかなか温まらない。
•胃腸の調子が悪いことが多く、下痢か便秘気味
•低血圧で季節を問わず朝起きるのが辛いが、寒いとかなり大変である
•肩や首がこっていて、頭痛もしばしばおこる
•汗をかかない、トイレが近い。
•顔色が悪い
•疲れやすいか、疲労感が常にある
•持久力がない
•睡眠障害
•集中力の低下
•貧血



自分の冷え性がひどかったころ、このような症状は毎日当たり前のように存在していたものです。そのため自分が極度の冷え性なのだということに気がつかなかったのです。
病院ではまだ「不定愁訴」という言葉も使われていない頃で、「自律神経の乱れですね」と言われ、なんだか納得したようなしないような気がしていました。



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神経のせいということは、自分のせいなのかなと漠然と感じたものです。

しかし、暑い夏だというのにお腹が妙に冷たく、便秘がひどくて1週間近くも便通がないためだんだん苦しくなってくるに至り「これはもしかして冷房のせいでは?」と考えるようになりました。

冷房のよく効いた仕事先の私の席は、同僚が「あなたの席にはペンギンが住める」と言い放つほどの寒冷スポットに位置していました。さらに自宅でも冷房は必須で、こ
れは一緒に住む友人がアトピー性皮膚炎をわずらっていたため、夏場の悪化を防ぐため家も涼しくしておかなければならなかったからです。



要するに一日中、夏だというのに汗もかかず夏とも冬ともつかない格好で室内で過ごしていたわけですから、これでは調子がすぐれないのも頷けるというものです。
それでも気分は夏なので、冷たい食べ物や飲み物をとっていたことも、ますます冷え性を悪化させていました。

さて、食生活とライフスタイルの改善と、身体を徹底的に温めることに勤めた後、約1ヶ月ほどで便秘はすっかり改善しました。夜もぐっすり眠れるようになり、
顔色や肌のつやも蘇ってきました。血液の循環を高めるマッサージに定期的に通い、肩や首のコリをほぐしてもらったことも手伝ってくれたと思います。

暑い季節に胃腸を守る食事の取り方やハーブと併せれば、ほとんどの冷え性はセルフケアで充分に改善するものです。
女性の場合はホルモンのバランスをとることで冷え性になりにくい身体を作ることも重要です。
また、身体の免疫系が正常に機能するためには一定の体温が必要ですから、冷え性がなくなると体調は安定し、病気になりにくい強い身体になります。

冷え性から身体を守り、楽しい夏を健康的に過ごしたいものですね。


ND Anneより・・