米澤穂信サイン会 | The Key of Midnight

米澤穂信サイン会

昨日は、朝6時起床、朝食を取る間もなく家をでて、一日中動き回り、帰宅が21時という過密スケジュールでした。

メインは米澤さんのサイン会だったのですが、それ以外の場所も色々回ったり。

友人とともに新宿に行って来たのですが、ここまで濃い一日は、一年のうちに数度も無い気がします。


まず、新宿に到着するなり、すぐにテアトル新宿に向かって「時をかける少女」のモーニングショーを鑑賞。

折角新宿に行くのだから、ついでに見よう、とその程度のつもりだったのですが、

これが、想像を遙かに上回る大傑作。

映画館でこれほど泣いたのは初めてです・・・・・・・。

詳しい感想は後ほど書くとして、今年度ベストどころか、今までに見たどの映画、アニメよりも好きかもしれません。

これを見終わった時点で、友人と、

「・・・・・・もうこれを見られただけで今日帰っても良いのでは?」

と、本心からそんなことを話していました。それから、紀伊国屋やジュンク堂などを見てまわったのですが、その間も、

「時かけ凄い」

「思い出しただけで泣けてくる」

など、数分に一度は、「時かけ」の話題ばかりでした。


・・・・・・まあそれも、昼食を取り終わる頃には収まってきたのですが、

その時点で、気づかぬうちに数時間ほど書店巡りをしていたことが判明。

やはり、新宿は規模が違います。時間など忘れてしまいますね。


そこから、タカシマヤに向かい、マジックのコーナーで色々と見せていただいたり。

演技もいくつか見て頂いて、アドバイス等も頂いたりと・・・・・・。

プロは違うなー、と実感。足下にも及ばないです。もう少し努力しないと。

1時間余りタカシマヤで過ごした後、本命の紀伊国屋南店へ。

整理券を受け取ってから、また店内をぶらぶらと。

近くの書店では見かけない本もほとんど揃っているので、歩き回っているだけで楽しいです。

結局、ここでもまた二時間ほど過ごして、ようやくサイン会々場へ向かった・・・・・・のですが。

予想を超える長さの行列。

TRICK+TRAPで慣れていると少し驚いてしまいますね・・・・・・。

しかし、待ち時間は意外と短めで、

しかも有る程度順番が回ってくると、椅子に座りながら待つことが出来たので、思ったよりは楽でした。


・・・・・・そんなこんなで、新宿に到着してから約10時間後、ついに米澤さんのお姿を拝見できました。

予想通り、いや予想以上に格好良い・・・・・・。眼鏡をかけていらっしゃらないのが意外でしたが、優しげな雰囲気で良かったです。前回は白のジャケットだったようですが、今回は黒。もの凄く似合っています。

厚かましいとは思いながらも、書名を書いて頂けますかとお願いしたら、快く引き受けて下さいました。

咄嗟に「いつも楽しく読ませて頂いています」程度のことしか言えなかったのが残念です・・・・・・。

奉太郎以外の視点の作品をもっと書いて頂けると嬉しいです、と申し上げたら、

「これから短編のほうで色々書いていく予定です」とのお答えが。

楽しみです。

次作の「心あたりのある者は(仮)」に収録されるのでしょうか。来年くらいになりそうですが、待ち遠しいですね。

最後には握手もして頂いて、良い体験になりました。

米澤さん、編集者の方、書店員の皆様、ありがとうございました。


サイン会の後は特に他の場所へ寄ったりはせず、そのまま友人と共に帰宅。

が、家に着くといきなり疲労が押し寄せてきて・・・・・・。結局、今日の昼まで熟睡していました。

時かけ、マジック、サイン会、と印象に強く残る出来事を三つも続けて体験したので、一日経った今も、昨日のことが上手くまとめられないです・・・・・・。

何にしろ、良い一日でした。・・・・・・相変わらずいい加減なまとめですが。

とりあえず、「ボトルネック」を今から読みます。

「時かけ」と逆ベクトルの傑作の予感がして楽しみです。「時かけ」「ボトルネック」の感想はまた後日にでも。