AC(公共広告機構)のCMに遠く離れた息子が年老いた母に久しぶりに電話
をかける、というシーンがあります
おばあちゃんはわざと、息子に向かって「オレオレ詐欺さん」と呼びかけて息
子を苦笑させてしまいます。
おばあちゃん、田舎で一人暮らしをし、杖が映るところから、足も不自由のよ
うですが、まだまだしっかりのご様子で、詐欺などには間違ってもひっかかりそ
うにありません。
息子の仕事の様子などを聞き「それやったら振込せんでええね」とまだ突っ込
みます。しかしそのあと、「それでオレオレ詐欺さん(最後まで言ってます)、
今度はいつ会えるの?」と、電話してきてくれた嬉しさと、淋しさの本音をチラ
リ、と漏らします。
このCM「意味がよく分からない」という評判が結構あり、オレオレ詐欺をこ
んな風に使うなんて、という批判的な意見もあるようですが、私は好きです。
最後に映る、なんだか恋人の電話を聞いているようなおばあちゃんの遠い目が
いいなぁ、と感じます。
要するに難しいことは考えず、電話一本が親孝行だよ、と言いたいのだと思い
ます。
どうやら息子役の声が結構低く、いかにもオレオレ詐欺っぽいらしいのですね
。途中までほんとにオレオレ詐欺注意のCMと間違えられやすいのかも知れませ
ん。
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