スウォッチを集めていてひとつ気がついたが、メンズ用モデルよりレディース用モデルの方が明らかに出回っている個体数が少ない。
価値はともかく希少性の面では、メンズ用の通常モデルと比べると遥か彼方に見つける事は困難だ‼︎
ジャパニーズのメンズ諸君は特に女性たちに比べて収集癖を持っている生物だから、女性自らレディース・モデルを集める需要が無かったのが原因なのかもしれない…
それでもね、前回のレディース・モデルをブログで紹介した以降に10本も手に入れたから、また記事に載せる事に。
No.16
1986 Radar LR106
コレは文字盤中央を見れば一目瞭然のレーダーをモチーフにしたモデルです。
私は寝ている時以外は常にスウォッチを手に入れる為のレーダーを張り巡らせているので、このモデルに辿り着き、GETしたのである‼︎
文字盤中央のデザインと時針・分針が特徴的。(コレは好みが分かれるデザイン性の理由からか価値はレディース・モデルの中でも平均的な約$60)
No.17
1986 Little Jelly LK103
コレはレディース・モデルの中でも特に人気で、価値も高い部類に属します。
メンズ用のレギュラー、ジェリー・フィッシュGK100という見た目もほぼ一緒のモデルも所有しているが、時計本体ケースが黄変してリトル・ジェリーのような透き通ったクリアじゃないので、掲載しない事に。
ヤフオクなんかで出品されているのを見た時は落札率はかなり高いね〜(人気モデルなので価値は高く平均取引相場は、約$90)
No.18
1986 Lionheart LK102
ヨーロッパの紋章を文字盤に象った品格を感じさせるモデルで、中世的な雰囲気が魅力的だ。
ベルトの上下の色が違う物で発売されたら、もっと人気があったかもしれない…(中々見かけないモデルで希少だけど、価値は平均的な$60くらいです)
No.19
1988 Hot Racer LK115
コレは本命で手に入れた訳ではなくて、おまけで頂いた品です。
ちょっと日本人には理解し難いデザイン構成で、実物を見た当初はあんまりピンと来なかった。
だが、価値を調べたら$70もするので海外では人気があったのか或いは人気はそれ程無く、希少性からこの価値が生まれたかも…
実はコレ、柄物ベルト定番のベルト裏側が劣化して3箇所ヒビ割れして無残な状態だったのをちょっとした独自理論を駆使して修復しました。
仕上がりも上々だったから、個人的にちょっとした思い入れもあるかな。
No.20
1988 O' Sole Mio LK108
コレもNo.19のホット・レーサーと同じで、おまけで頂いた柄物ベルト裏側が劣化して亀裂が入った品。
当然、今では貴重なモデルなので修復して大切に保管しましたよ。
モデル・ネームを直訳したらどうやらナポリ語で私の太陽という意味らしい。(デザインは夏っぽくてホット・レーサーより好みだか、価値は平均的な価格の約$60です)
No.21
1989 Frost LW125
今度は非常にシンプルな構成の日本語に直訳すると霜と名付けられたモデル。
白を基調に紫やピンクでアレンジされたのがレディース・モデルっぽさが出ていると思う。(人気や価値は平均的な$60くらいで売買されているかな)
No.22
1989 Croque Moiselle LN107
これはメンズ用のレギュラー・モデルGX112の妹分ですが、デザイン的には断然こちらの方が自分は好みだ。
コレも柄物ベルトだから肝心なベルトの劣化が心配されるところだが、素晴らしい保存状態をキープした品で笑いが止まらない‼︎
でもね、これから劣化する可能性もあるからしっかりシークレットの劣化対策をしてありますがね。
それよりもだ、時計本体裏側を見ると内蔵されているムーブメントのコイルの色が通常の赤とは違うグリーン・コイルなので、これは非常に珍しい。(希少なレディース・モデルでムーブメントのコイルがグリーンだと価値は跳ね上がり、$80〜$90にもなります)
No.23
1994 Craie LB137
モデル・ネームのフランス語のCraieとは、未固結の石炭岩のことで、黒板に文字を書くチョークの語源にもなっている。
文字盤を見ると、それっぽい雰囲気が感じられるんだな〜
時間を表す文字の大きさや配置がデザインとして捉えられるところがスウォッチらしいね。(90年代中期のモデルなので、価値としては平均的な値段の約$60)
No.24
1996 Nadia Comaneci LZ105
コレね、価値や希少性はそれ程ではないんだけど、オリンピック体操種目で10.0を叩き出し、一躍時の人になったコマネチさんのモデルなのだよ。
コマネチと言えばツービート時代のビートたけしさんと真っ先に頭に思い描く程に強烈な一発ギャグがありましたね‼︎
どうも皆さん、ビートたけしです。『コマネチ‼︎』
自分も当時真似して股間を両手でV字に切り裂きながらコマネチって叫んでいたな。
だから迷わずコイツを手に入れた。(笑)
大人になってからもこのインパクトが忘れられず、お付き合いしていた女性に予告無しで自己流にアレンジして『どうも皆さん、スリービートのニートたけしです。コマネチ‼︎』って披露したらドン引きされたね〜(笑)
コレはスペシャル系モデルだが意外と流通量があったみたいでたまにチラホラ見かけるので平均相場は、約$60前後です)
No.25
1997 Little Tselim LB145
コレはまとめて購入した中に紛れていた全くのノーマークだった品。
特徴という特徴が全く無く、色も黒だし本来の腕時計の姿と言えなくもないモデル。
Tselimの意味を調べたら、ブルガリア語で全体というらしいが、モデル・ネームから考えると小さな全体とでもいうのだろうか…(思ったより意外と価値があり、約$60くらい)