まちづくり基本条例市民検討委員会を傍聴して | 三田市議会議員 前中敏弘オフィシャルブログ「赤ひげの七生報国、定点観測。」Powered by Amebaぬ

まちづくり基本条例市民検討委員会を傍聴して

$三田市議・前中敏弘のじゃかましわ!!
 竹内市長マニフェストでソフト事業の最大の目玉であるまちづくり基本条例の策定に向けての市民検討委員会がいよいよ始動した。


 関学の長谷川教授をコーディネーターに会議員約30人、年齢層は30代から80代手前までだろうか?いずれにせよ、現役世代は当然のごとく少数派。一線を退かれた高年者が多いのが現状だ。


 市議の傍聴は、まちづくり基本条例特別委員会副委員長の北本節代議員と委員の私の二人だけ・・。


 事務局にとって招かざる客であったのだろう。無愛想な対応であり、女性職員など相変わらず挨拶もしない!これでこの会をどう仕切られるのかコッチの方にも興味がわいてくる。


 さてさて、自己紹介に始まりメンバー的には多士済済、議論が始まっても当然の如く噛み合わない。今後どの様におまとめになるのか?いささか心配である。


 自治基本条例の本質をご理解頂けるまでまだまだ時間がかかりそうだし、来年3月迄の任期中にどんな結論を見いだそうとしているのか?行政側には市民相手の悪戦苦闘が続くのであろう。


 最終的に行政の常套手段である取り敢えず市民の意見をお聞きしましたというアリバイ作りに出席者を利用しないで頂きたい、とお願いしておく。それと、僅か30人の、自ら手を挙げられた素人集団で三田市の憲法を策定しようとする無謀さを再認識されるべきである。やはり11万4千三田市民の思いを最大限カバーしうる公平性が満たされているのかという点ではなはだ疑問である。


 議会も特別委員会を設置し、2011年7月制定に向け動き出すことになっている。市民検討委員会での結論は、来年度に新たに組織される学識など専門家をいれた策定委員会に引き継がれ、一年間議論される。ここで市民、議会、行政の意見調整が行われることになっている。



 私は、議会の策定委員会のひとりとして決して妥協する事なく、市民が不利益を被る様な条項に対しては体を張って意見を述べ修正をかけていきたい、と考えている。


 その条項の一例としては市民の定義、権利と義務、市長並びに議会の権限、地方参政権を含む住民投票など市民の将来に禍根を残す事の無いようしっかりと議論を重ねていきたい!


 三田市民の皆様の忌憚のないご意見をどしどしコメント欄にお寄せ下さいね。


 私は、自分の言いたいことだけ言って、でもコメント欄は閉じますよといった姑息な真似は決していたしませんので。