お誘いいただいて初めてうかがった「鮨 なが井」さん。
井の頭線はほとんど使ったことがなかったので、土地感覚もありませんでした。
最寄駅の東松原からは歩いて2~3分。
迷うことはないと思いますが改札出て左にも出口があるけど、そっちではなく右に行ってね。
夜、ライトが光っていて、すぐに「ここだ」ってわかりました。
店内に入るとL字カウンターで5席3席。カウンターの中には大将が笑顔で迎えてくれる。
そして、店内のホールは女将さん。上着などを預かってくださり、席に着く。
ビールを頼んで、しばし歓談。ビールは焼き物の入れ物で小ビールサイズ。すぐに飲み干してしまいましたwww
ハマグリとタケノコと菜の花。春を感じる一皿からスタート。
こちらは12000円のお任せコース。
つまみが何品とか、握りが何巻とか、何が出てくるのかは知らされていなかったため、もう、わくわく。( ̄▽ ̄)
次のお酒は気になった、すだちのお酒をいただきました。
なんとフレッシュスダチ付!www
2皿目は、これまた素晴らしい。ナマコ。
大将が10時間炊いたって言ってました。ナマコのサイズも3分の1くらいに小さくなってしまうそう。そんなナマコを惜しげもなく、切り分けてくださっています。しかも結構なジャンボサイズでwww
出汁ポン酢ジュレ、とろろ芋、穂紫蘇、雲丹を乗せて、目にも鮮やかな一皿が完成。
子持ちヤリイカ。木の芽がちょこんと乗っているところがかわいらしい。
このあたりで、本当に器にこだわっているのがわかります。
ヒラメはこぶ締めで。マスカット、兵庫の牡蠣、食用ホオヅキ、クジラの赤身。
どれも素晴らしいとしか言いようがありません。
もう一皿は卵黄の味噌漬け、あん肝豆腐、黒むつのお皿。
お酒が進みます。結局何合日本酒をいただいたんだろう。。。
素敵な酒器ばかりでうっとりしますね。。。
日本酒は女将が厳選しているようで、純米系から色々なものを用意してくれておりました。
折がらみ、季節のお酒など、あとは産地にこだわらす、お寿司やお刺身に合うものをしっかりチョイス。さすがです。
しっかりと身もほぐれていて、大満足な味。お味付けは今までのアテと比べると少々濃いめに感じました。
にきりをつけてそのまま召し上がれ。と口に一口で入れましたが、なんともほっこり。
最近赤酢とか黒酢の握りが多かったので、口の中でミネラル感が広がるシャリを久々に頂きました。シャリの硬さも少し固めの私好み。握りは少しシャリが大きめです。
北海道の縞海老。
トロトロで甘い~~~。ボタン海老も好きですけど、やっぱり海老は美味しいですね。
さて、、、目玉といっても過言ではない立派なマグロのトロです。
脂がしっかりとのっていて、手で持つとその脂が手のぬくもりで溶けていきます。
幸せです。
鳥がい。
新ものの季節なのですが、春を感じますね。
身はまだ肉厚ではありませんが、旬のものを仕入れて提供してくださる。
本当に素敵な仕事をする大将です。
手渡しで頂けた雲丹。
ついつい顔がほころびます。
小肌の〆具合も良かったですね。
みつあみ小肌は見ているこちらもテンションUPです。
アナゴまできて、コースは終了。
たれと塩でいただきました。美味しかった~~~。けどまだ食べられるww
追加で頂いたのは、赤貝、そしてカスゴ鯛、最後はネギトロ巻きを( *´艸`)
とにかく大満足の滞在。
あっという間の時間でしたが、ついついお話も花が咲いて、腰が上がるのが重たくなってしまいますね。
これだけ食べて飲んでも18000円でおつりがきたくらい。
特に今は土日の営業しかなさっていないようで、予約も少しずつ困難なお店に。
井の頭線、熱いスポットになりそうですね。