大森駅に降り立ったことが無かった私は、当初、大森に予約の取れない和食店があると聞いても、あまりピンとしなかった。
今回ご縁があって、お伺いできることになったけど、、、
いくら美味しいと言っても、食べるまではどうなるか分からない。
どうしても「和食」と聞くと堅苦しい懐石料理や、お味の引き立たないお品たち、もしくは食べ終わっても〆にラーメンにでも行きたくなるようなボリュームのなさ。。。
さもなければ、一人1万5000円以上になるしっかりと美味しいお料理を出してくれる和食店に行くしかないと決めつけていた。
ところが。。。ここ「みこころや」さんにはいい意味で裏切られました。
このお店には基本のコースが2つ。4500円の十分なコース、そして事前予約は必要になるが6,000円の素材にこだわったコース。この日は6,000円のコースを依頼してみた。
このお店を知ったのは、たまたま知り合いが「行ってみる?」と誘ってくれたから。
お料理もお店の雰囲気もわからなかった私は、基本すべてその方にお任せで当日足を運んだだけだった。
先付けとしてコースのはじめに出てきたのがこの「鱧子の煮凝り」。
口のなかで卵がはじけて、煮凝りのお出汁がすっと溶けていく。。。オクラの食感がアクセントになる。
ビールではもったいないハーモニーだとしか思えない。。。たまらず日本酒のメニューを見せていただく。
蓋をあけると、ふわっとカツオのお出汁の香りがする。
はぁ~~~。
思わずため息が出るが、両手でお椀を抱えてまずはお出汁をごくり。
手間暇かけるとは、こういうことを言うのだ。と妙に納得。完全に2品目でノックアウトされたのです。。。
どこの和食とは言わないが、3点盛が大きな器で出てきて終わり。なんてよくあるパターンだ。ところがこちらはしっかり5点。
まぐろ、タイ、勘八、平貝、そして鱧。
すり下ろした本わさびが添えてあるが、それだけでも飲める。
鱧には驚いた。お伺いしたのは8月だったが、ちょうど良い湯引き具合でしっかりと骨は切られている。
なんとも丁寧な仕事だと、もう一度うなることになる。
引き続き炊き合わせ。
ここまでで4皿。おわかりかと思うが、1皿のボリュームが和食にしては多い。
ここにもしっかりと半身のエゾアワビ。そしてほぐされたズワイガニ、ズッキーニ、パプリカなどの夏野菜に餡がからめてある。
食べて驚いたのは、こちらなんと冷菜の炊き合わせだったんです。
お味がしっかりとしみ込んでいて美味しいのですが、しつこさを感じないのは青ゆずの風味がほわっとするからでしょうか?
しっかりと漬け焼きになっていて、最後に上にミョウガを載せて焼いています。
ミョウガはこんなに乗っていたら鰆の香りがなくなるのでは?と思いましたが、全くその心配は無用でした。
ここまでで本当におなかが苦しくなってきました。
どのお皿もメインです。って言われてもおかしくない位の量にお味付け。
6000円のコースはどこまで続くのか???
松茸を鱧で包んで揚げてあります。そして、添えてあるのは安納芋。
甘くておいしくて、そのままでもホクホク美味しく頂く事ができました。
さすがにいつまで続くの?って思ってきます。幸せな満腹感が女性なら出てくるころです。
賀茂ナスの茶碗蒸しに、雲丹がのっていて、あんかけになっています。
賀茂ナスは、ホクホク。アツアツの茶碗蒸しでした。なんでだろう。。。おいしく綺麗に完食できますwwww
上品にあぶってあり、大根おろし、ポン酢がかかっています。
お野菜が添えてあるので、そちらをお肉と一緒に口に頬張ると、口いっぱいに幸せの肉汁が滴りますね。。。
美味しすぎますね。
〆はヒラメ茶漬け。
こちらは不動の人気メニューのようで、ゴマみそだれに漬けこんだヒラメを熱いごはんに乗せてお出汁をかけて食べる一品。
お持ちいただく前に、ごはんの量を聞いてくださいました。本当にそういうところに気遣いを感じます。私はごはんは少な目にしていただきました。
お味はとても繊細で、良く和食のお店では「タイ茶漬け」としてこのようなお茶漬けを出しているお店も良くありますが、ヒラメとは斬新。
お出汁をかけても食感はしっかりと歯ごたえのあるまま残ります。
後で気が付きましたが、今後行ったら絶対にはじめの一口は白米と漬けヒラメで食べたい(つまり出汁なし)で食べたい!!!と思ったのでしたwww
今回ご縁があって、お伺いできることになったけど、、、
いくら美味しいと言っても、食べるまではどうなるか分からない。
どうしても「和食」と聞くと堅苦しい懐石料理や、お味の引き立たないお品たち、もしくは食べ終わっても〆にラーメンにでも行きたくなるようなボリュームのなさ。。。
さもなければ、一人1万5000円以上になるしっかりと美味しいお料理を出してくれる和食店に行くしかないと決めつけていた。
ところが。。。ここ「みこころや」さんにはいい意味で裏切られました。
鱧子の煮凝り
このお店には基本のコースが2つ。4500円の十分なコース、そして事前予約は必要になるが6,000円の素材にこだわったコース。この日は6,000円のコースを依頼してみた。
このお店を知ったのは、たまたま知り合いが「行ってみる?」と誘ってくれたから。
お料理もお店の雰囲気もわからなかった私は、基本すべてその方にお任せで当日足を運んだだけだった。
先付けとしてコースのはじめに出てきたのがこの「鱧子の煮凝り」。
口のなかで卵がはじけて、煮凝りのお出汁がすっと溶けていく。。。オクラの食感がアクセントになる。
ビールではもったいないハーモニーだとしか思えない。。。たまらず日本酒のメニューを見せていただく。
鱸のシンジョを鱸でコーティング
先付けをあっという間にいただいてしまった私たち。なんとも絶妙なタイピングで熱いお椀が運ばれてきた。蓋をあけると、ふわっとカツオのお出汁の香りがする。
はぁ~~~。
思わずため息が出るが、両手でお椀を抱えてまずはお出汁をごくり。
手間暇かけるとは、こういうことを言うのだ。と妙に納得。完全に2品目でノックアウトされたのです。。。
おつくりは5点盛
和食のコースのお造りは、ほとんどが箸休め的に出てくることが多い。どこの和食とは言わないが、3点盛が大きな器で出てきて終わり。なんてよくあるパターンだ。ところがこちらはしっかり5点。
まぐろ、タイ、勘八、平貝、そして鱧。
すり下ろした本わさびが添えてあるが、それだけでも飲める。
鱧には驚いた。お伺いしたのは8月だったが、ちょうど良い湯引き具合でしっかりと骨は切られている。
なんとも丁寧な仕事だと、もう一度うなることになる。
炊き合わせにはアワビとズワイ蟹
引き続き炊き合わせ。
ここまでで4皿。おわかりかと思うが、1皿のボリュームが和食にしては多い。
ここにもしっかりと半身のエゾアワビ。そしてほぐされたズワイガニ、ズッキーニ、パプリカなどの夏野菜に餡がからめてある。
食べて驚いたのは、こちらなんと冷菜の炊き合わせだったんです。
お味がしっかりとしみ込んでいて美味しいのですが、しつこさを感じないのは青ゆずの風味がほわっとするからでしょうか?
ミョウガ焼き
容赦なく次に運ばれてきたのは、鰆。しっかりと漬け焼きになっていて、最後に上にミョウガを載せて焼いています。
ミョウガはこんなに乗っていたら鰆の香りがなくなるのでは?と思いましたが、全くその心配は無用でした。
ここまでで本当におなかが苦しくなってきました。
どのお皿もメインです。って言われてもおかしくない位の量にお味付け。
6000円のコースはどこまで続くのか???
鱧と松茸を揚げちゃうの?!
お造りで鱧をほめたけれど、今度はその鱧を使って、揚げ物が出てきました。松茸を鱧で包んで揚げてあります。そして、添えてあるのは安納芋。
甘くておいしくて、そのままでもホクホク美味しく頂く事ができました。
茶碗蒸しには雲丹!!!
もうね、このあたりになってくると7品目。さすがにいつまで続くの?って思ってきます。幸せな満腹感が女性なら出てくるころです。
賀茂ナスの茶碗蒸しに、雲丹がのっていて、あんかけになっています。
賀茂ナスは、ホクホク。アツアツの茶碗蒸しでした。なんでだろう。。。おいしく綺麗に完食できますwwww
和牛ひれ肉の登場!
そろそろ〆たいなぁ。。。と思っていると、「肉は別腹」と言わんばかりに、ひれ肉が登場しました。上品にあぶってあり、大根おろし、ポン酢がかかっています。
お野菜が添えてあるので、そちらをお肉と一緒に口に頬張ると、口いっぱいに幸せの肉汁が滴りますね。。。
美味しすぎますね。
〆には、なんとタップリの。。。
〆はヒラメ茶漬け。
こちらは不動の人気メニューのようで、ゴマみそだれに漬けこんだヒラメを熱いごはんに乗せてお出汁をかけて食べる一品。
お持ちいただく前に、ごはんの量を聞いてくださいました。本当にそういうところに気遣いを感じます。私はごはんは少な目にしていただきました。
お味はとても繊細で、良く和食のお店では「タイ茶漬け」としてこのようなお茶漬けを出しているお店も良くありますが、ヒラメとは斬新。
お出汁をかけても食感はしっかりと歯ごたえのあるまま残ります。
後で気が付きましたが、今後行ったら絶対にはじめの一口は白米と漬けヒラメで食べたい(つまり出汁なし)で食べたい!!!と思ったのでしたwww