先日、福井県鯖江市のJK（女子高生）課、OC（おばちゃん）課に関する記事を見ました。
市民参加型のまちづくり推進という点では他の自治体でも取り組んでいることだと思いますが、ターゲットにした市民が女子高生とおばちゃんというところがとてもユニークだと思います。
政治とは最もかけ離れたところにいると考えられる女子高生。
選挙権もない年齢ですし、政治と縁がないのは当然といえばその通りなのですが、そんなゆるい立場にいる女子高生に市政運営の一端を担ってもらおうという発想が大胆ですね。
一方でおばちゃん。
家庭内での存在感や発言力は圧倒的なものがある!?と思いますが、それが市民生活の向上につながるパワーになっていたかというとどうかな？というのが現実だと思います。
人生のいろいろな経験を積んだおばちゃんたちの井戸端会議をそのまま市政に持ち込んでしまおうというのも、これまた大胆。
でも、女子高生、おばちゃんともにその潜在能力は計り知れないものがあると思います。
これも女性の活躍推進ということでしょうか。
ただ、このような取り組み、裏を返せば男性は高校生もおじちゃんも力不足ということ？
男性としては複雑な思いにもなりますね。
鯖江市というとメガネ製造のメッカというイメージしかなかったのですが、今回の取り組みが鯖江市の新たなブランドづくりにつながるのでしょうか。
今後の成果も楽しみに注目したいと思います。