先日の8月15日ですが、午前11時から横浜地裁で刑事の公判廷がありました。覚せい剤取締法違反の自白事件ですので、いつもとおりの準備で臨み出かけて行ってみたら、傍聴席が超満員。すでに空席がなく、被告人の身内の方が来られたのですが傍聴できない状況でした。
傍聴は傍聴券が配られるような大事件でもない限り原則早い者勝ちで、被告人の身内であっても優先的に傍聴できるものではありません。また、立ち見はできません。身内の方は頭を下げて見学者に席を譲ってもらったようです。
裁判長の訴訟指揮も普段より幾分堅く、訴訟手続きの原則とおりやろうとしていました。
また、うちわであおいでいた傍聴人に裁判長が注意をしていました。通常であればこの程度であれば注意をしないのですが、やはり裁判長も意識しているのでしょうか。
また、これだけ傍聴人がいても、情状証人に頼んだ女性は全く動ぜず、答えにくい事柄でもしっかり答えていました。
最後に、中学生風の女性2人がエレベーターを降りた後「先生、上申書ってなんですか?」と聞いてきました。
答えると一生懸命メモを取っていました。やはり裁判や事件に興味をもっている学生さんもいるのだな、と思いました。
私の知っている方の高校生の娘さんは裁判傍聴が好きで、平日で学校が休みになるような冷夏休みになると必ず裁判所へ法廷傍聴にでかけるそうです。将来は司法試験を受けると言っているそうです。
自分たちのかかわっている世界にこんな早くから興味をもっている若い人たちがいると思うとうれしく思います。
ちなみに、私は父親が弁護士であるにもかかわらず、1回も裁判傍聴をしたことなどありませんでした。私が中学生、高校生のときには今ほど裁判が話題になることはなかったし、そもそも恐れ多くて中学生や高校生の分際で裁判を見に行くことなど考えもつきませんでした。
そう考えると、昔に比べてそれだけ司法の世界もだんだんと開かれてきているのでしょうか。
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