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『NLPの教科書』著者でNLPトレーナーの前田忠志です。


NLPは、「脳の取扱説明書」ともいわれる最新のコミュニケーション心理学です。


コミュニケーションスキルやなりたい自分になる方法に関心のある方のための情報をお伝えしています。


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NLPは心理操作かどうか?

NLPトレーナーの前田忠志です。

こんにちは。


NLPには多くの効果的なコミュニケーションスキルがあります。


他者と信頼関係を築いたり、他者の気づきを促したり、他者の変容をサポートしたりすることができます。



しかし、NLPは心理操作ではありません


「操作」という言葉をYahoo!辞書で調べると 、次の2つの意味があります。


1 機械などをあやつって動かすこと。「ハンドルを―する」「遠隔―」

2 自分の都合のよいように手を加えること。「株価を―する」「帳簿を―する」


「心理操作」というときの「操作」は2のほうです。

「心理操作」とは、「自分の都合のよいように、相手の心理をあやつること」です。



NLPの創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが研究し、NLPのモデル化の対象とした人の1人に、ミルトンエリクソンという催眠療法家がいます。


ミルトン・エリクソンに、こんな逸話があります。



ミルトン・エリクソンは「セラピストはどういうものか」質問されたとき、自分の子供の頃の話をします。


ミルトン・エリクソンは、子供のころ、迷子の馬を見つけます。


その馬の飼い主がどこに住んでいるか分かりません。


ミルトン・エリクソンは、その馬に乗ります。


そして、馬を歩かせるのです。


馬は数キロほど歩いて、ある農家に辿り着きます。


農家の人は驚いて、尋ねます。


「この馬はうちから逃げ出した馬です。あなたとはお会いしたことがないのに、どうやって、うちの馬だというのが分かったのですか?」


ミルトン・エリクソンは答えます。


「私は馬をどこに連れて行けばいいか知りませんでした。でも、馬は知っていたんです。私は馬を歩かせただけなんです」


そして、こう締めくくります。「これが、セラピストというものです。」


ミルトン・エリクソンは、自分の都合のよいように、馬を歩かせたわけではありません。


馬は、行き先を知っていて、ミルトン・エリクソンは、馬がそこへ行くのをサポートしたのです。



馬は、行き先を知っている。


このことを、NLPでは、「変化に必要なリソースは、すでに、その人の中にある。」と表現します。



本当の行き先に向かっていきたい方はいませんか?


本当の行き先に連れいていってあげられるようになりたい人はいませんか?



最悪の策

最善の策は正しいことを選ぶこと、 次善の策は間違ったことを選ぶこと、 最悪の策は何もしないことを選ぶこと。 セオドア・ルーズベルト

ミルトンモデル

NLPトレーナーの前田忠志です。

こんにちは。


今日は、NLPを学んだことのある人向けの本の紹介です。


NLPには、いろいろな「言葉の使い方」がありますが、そのなかでも、「ミルトンモデル」に興味を持つ人は多いようです。


ミルトンモデルは、催眠療法家のミルトン・エリクソンの言葉の使い方をモデル化したもの。


ミルトン・エリクソンの催眠療法については多くの本が出ていますが、ミルトンモデルについてはほとんど本がありませんでした。



この本は、書名にこそ「ミルトンモデル」という単語は入っていませんが、ミルトン・エリクソンの言語パターンについて分かりやすく解説されていて、かなりの部分がミルトンモデルと重なります。



解決指向催眠実践ガイド―本当の自分を生かし、可能性をひらくための エリクソニアンアプローチ/ビル オハンロン

¥2,730
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ミルトンモデルについて、もっと学びたい!という方におすすめの1冊です。


本としては、エリクソン催眠の解説書という位置付けですので、その分野に興味がある人にも、もちろん、おすすめです。

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