会者定離と電車と駅 | 哲人クニちゃんのブログ

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2016年 8月 24日 ( 水曜日 ) の

仏教関連のメルマガに載っていた記事の紹介です。


「 会者定離 ( えしゃじょうり ) 」
という言葉について

電車や駅を例えに使って

解説してあります。


「 会者定離 」 という言葉は

仏典の一つ 『 遺教経 』 の文章が原典だそうですが

本来は

「 生者必滅 会者定離 」 で

ひとつの意味をなしています。


命あるものは必ず死に、

出会った者は必ず別れることになるという意味です。


『 平家物語 』 にも出てくる言葉なので

こちらのほうでご存知の方も多いと思います。


メルマガは下記から登録できます。


 
「 生きる意味を教えて 」 ズバリ示された親鸞聖人の明答


********


仏教に 「 会者定離 」 という言葉があります。

“ 会った人とは、いつか必ず別れねばならない ” ということです。


いうまでもなく、人生とは出会いと別れの連続です。

「 はじめまして 」 と挨拶したあの時は、

まさかこの人とこんなことになるとはなぁ、と

しみじみと感じ入る、そんな出会いがあります。


「 どうしてあの時、あそこで、あの人と会えたのだろう、

ああ、もしあの人と会えなかったら、

今ごろ自分はどうなっていたことだろう 」 と

感謝の念いあふれる出会いもあるでしょう。


逆に 「 なんであの時、あそこで、

あんな奴と出会ってしまったんだろう、

あれがもしなかったら、今ごろこんなことには

絶対なっていなかったのに 」

と悔やんでも悔やみきれない出会いもあるかもしれません。


大切な人との出会い、嫌いな人との出会い、

人生にはいろいろありますが、

いずれにせよ、出会った人とは、いずれ別れるときがあります。

大切な人とは、いつまでも一緒にいたいからといっても、

それは通りません。

会者定離の世の中、必ず別れがあります。

嫌いな人ともずっとこのまま続くことはありません。

しばらくの間です。


人生の出会いと別れは、ちょうど電車の旅に例えられましょう、

電車で旅する時、ある駅で自分が乗り込んだ車両には

すでに多くの人が乗っています。


電車



一駅一駅着く度にドアが開き、何人かが降り、

何人かが乗ってきます。

駅で乗り降りが繰り返され、

最初に車両に乗っていた人はだいぶ降りていき、

乗客の顔ぶれもずいぶん変わっていきます。

やがて自分の降りる駅に着きます。

自分が降りた後も、今まで乗っていた車両は

たくさんの乗客を乗せて、

わいわいがやがやと去って行きます。


駅



さて、この電車の旅は、どう人生を例えているのでしょうか。

私たちが生まれた時が、電車に乗り込んだときです。

その時、すでに人生の車両に乗っていたのが、

両親であり、祖父母、あるいは兄や姉です。


入学式、卒業式、入社や転職、引越しなどのたびに

私たちは出会いと別れを繰り返します。

ある駅で生涯の伴侶となる人が乗ってきます。

それから数駅行くと、ある駅で自分の子供が乗ってきます。

「 こんにちは、赤ちゃん、私がママよ 」 という時が、

子供が自分の車両に乗り込んできたときです。


どこかで自分の両親も降りていきます。

「 わしら、もうこの辺で降りなければならないから。

あとはお前たち、しっかりやってくれ 」

このように、いつまでも一緒にいたい人も、

降りる時がきたら、降りていきます。


いつかは 【 自分自身 】 が降りねばならない駅に着きます。

自分が駅に降りた後も、車両の中に子や孫を乗せて

次の駅にと向かっていくのです。


このように、どんなに大好きな人でも、嫌いな人でも

人生という電車の何区間かを共にした、ということであって、

ずーっと一緒に居続けられる人、というのは一人もいないのです。

いつか必ず別れがあります。

このように人生は出会いと別れの連続なのです。

これを 「 会者定離 」 といいます。


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メルマガには

「 会者定離 」 の1回目とあったので

続きがあるようです、

興味のある方は

上に記した矢印の横の題名をクリックして

登録してみてください。


バックナンバーは下記から

読むことができます。


 
バックナンバーは こちら


「 生者必滅 会者定離 」 といえば

1980年代の半ば

勤めていた信用金庫の一年後輩の

女性職員が交通事故で亡くなったのを

思いだします。


会社の運動会だったか

ボウリング大会だったかで

言葉を交わして

それから一週間ほどで

その方はボーイフレンドとドライブ中に

交通事故で亡くなりました。

まだ二十歳前後だったと思います。


最近では

私の父親が一昨年の今頃

8月末ころに急に具合が悪くなり

入院して二か月半ほど

意識が戻らず

動くことも言葉を交わすこともなく

11月半ばにこの世を去りました。


生きていて遠いところへ離れるのは

また逢うう可能性もありますが

死別はこの世では

もう二度と会えないので

どんな人にも一期一会の気持ちで

丁寧に接したいですね。



花の写真をと思ったのですが

きょうは私が持っている

石の紹介です。

石もいろいろあって

花に劣らずきれいです。


水晶の丸玉とクラスターです。


水晶



こちらはレムリア水晶

レムリアンシードクリスタルともいいます。


レムリア水晶



アメジスト ( 紫水晶 ) のポイントと

クラスターです。



アメジスト





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