神と人間の物語 | 哲人クニちゃんのブログ

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浅き夢見じ 酔ひもせず


あさきゆめみしゑひもせす

5月 23日 に書いた

オリジナルな世界 の記事と

同じウェブページに載っている

コラムの紹介です。



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【 コラム 】 神と人間の物語



初め無きはじめ、

宇宙にはたった一つの神 ( 生命 ) が存在していました。

その神は、何一つ憂いのない

満ち足りた生活を送っておりました。






でも、ある時フト思いました。

「 私はすべてに満ち足りている。

幸せ一杯であるが、

そのことは私しか知らないのだ。

これで良いのか ?。 」


またこうも思いました。

「 私は現に存在している。だが、

そのことを知っているのは私だけである。

私だけが私の存在を知っていて、

一体何になるのだ ?。 」


そのことに気付いた神は、

表現の世界を造り、

そこから自分の存在を認知してもらおうと考えたのです。


神の意識 ( 光子 ) が四方八方に放射され、

宇宙の創造劇が開始されました。

神は真 ・ 善 ・ 美を最高の目標とし、

思いの丈を地のキャンパス一杯に表したのです。

空も、海も、山も、川も、湖も、鉱物も、植物も、動物も、

それはそれは神々しく輝いていました。

気候は穏やかで、

草花は一年中咲き乱れ、

そこには蜂や蝶が乱舞していました。

たしかに地上は美しかったが、

彼らは創造主の私を認識しようとしません。

これでは以前と何も変わらないではないか ??? 。


神は考えあぐねた末、思い立ちます。

「 そうだ !、私の分身を地に降ろし、

その分身に私を認知してもらおう ! 。 」

こうして人間は、

表現の世界に出現することになったのです。

地上に降り立った人間は、

感嘆の声を上げます。

「 何と素晴らしい世界だ ! 。 神は何と偉大であろう ! 」 と ・ ・ ・ 。

人間は神の偉大さを、しみじみと噛み締めるのでした。

「 やっと私の存在を認めてもらうことができた。 」

神は満足しました。


人間は当初、

己が神の分身であることを知っておりましたので、

神と変わらぬ自由自在な生き方をしておりました。

肉を持ったまま天と地を行き来し、

天の利を地に降ろすことができたのです。

乗り物に乗ることなくどこへでも行けましたし、

意識の交流も自由に行うことができました。

人々からは光が放たれていましたので、

鉱物も、植物も、動物も、みな輝いていました。

ライオンと子羊が戯れる光景は、当たり前だったのです。

それは正に、地上天国そのものでした。


ところが人間は、地上に慣れ親しむうちに物質の虜となり、

肉体を自分だと誤認するようになりました。

そしていつしか、

己が神の分身であることを忘れてしまったのです。


自他の意識が芽生え、

自我が膨らみはじめます。

自分だけが、家族だけが、部族だけが、

といった排他的精神が蔓延しはじめます。

縄張り争い、物の奪い合い、戦争がはじまります。

今まで穏やかだった地上界は、

こうして争い多い世界へと変わっていったのです。

自然界にも変化が現れはじめます。


● 厳寒と酷暑が巡るようになります。

● 暗雲が空を覆うようになります。

● 海は騒ぎ、地は唸り、山は火を噴き、

    嵐が襲いかかるようになります。

● 不安と絶望、苦しみと悲しみが、人々を襲いはじめます。



でも神はこうなることを予測し、

因果の法の中に自らを留め、

人間が目覚めるよう配慮していたのです。

人間はやがて気付きはじめます。

「 なぜ苦しいのだろう ? 」

「 なぜ悲しいのだろう ? 」

思索に思索を重ねた末、

ついに自分を思い出します。


「 そうだ !、私は人間ではなかったのだ ! 。

この肉体が私ではなかったのだ ! 。

私は創造主の分身である神の子だったのだ ! 」 と ・ ・ ・ 。

目覚めた人間は苦笑します。

「 自分が神であったことを忘れていた。

何と愚かな私であったことか ・ ・ ・ あはははは  ! 」

自分を思い出した途端、

神は人間を通して現れはじめます。


〇 誠が返ってきました。

○ 正義が取り戻されました。

○ 美が輝きはじめました。



再び人間の手に神の御業が取り戻されたのです。

すなわち人間は、

以前のような神の生き方をするようになったのです。

こうして地上界は、

再び喜び多い天国へと変容するのでした。  


これまでこの宇宙で、

どれほどのドラマが生まれたことであろうか ?。

そして今、どれほどのドラマが進行中であろうか ?。

考えただけでも気の遠くなる思いがする。

悲しいドラマ、

楽しいドラマ、

退屈なドラマ、

感動的なドラマ、

どれ一つとっても同じ筋書きの無いドラマを、

神は懸命に演じている。

己が神だとも知らないで ・ ・ ・ 。



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人間は

神の分身であることを

忘れてしまっていますが


そのことを思い出すことで

この世を天国に

戻していくことができますね。



ペタしてね



前に画像を載せたアマリリスに

もう一つ花が咲きました。



アマリリス0526




こちらは別のプランターに

植えてあるアマリリスです。



アマリリス0528




庭に生えているドクダミに白い花が

咲きました。



ドクダミ





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