2015年 3月 15日 日曜日
「 神秘の福袋 」 というメルマガの記事の紹介です。
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~~~ 神秘の福袋第237号 ~~~
このメルマガ < 神秘の福袋 > は、
アチラの世界へのコンタクトの情報などを
気楽にそして大胆に披露しておりますが、
根底にあるのは全ての読者の方々の
運命好転の調味料になれれば ・ ・
少しでも見えない世界からの応援が受けられますように ・ ・
という微力な筆者の祈りと願いです。
信じられない方は、
おとぎ話を聞くように笑って読み飛ばして下さい。
興味のある方はご意見、ご質問、ご感想など
お寄せ頂ければ幸いです。
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大雄山ワーク実況VSウズ
平成27年 3月 15日 未年 卯月 寅日
河口湖のビジネスホテルの1室、
太古の人ウズさん ( 網野珍 ) の話を聞いている私が居ました。
これはいつなのでしょうか?
内容は覚えているのですが、時間は忘れてしまいました。
確か大雄山最乗寺に係る話だったと思います。
最乗寺は曹洞宗のお寺です。
「 道元禅師が厳しく説いた只管打座だが ・ ・ オマエ、これどう思う? 」
「 理屈抜きでただひたすら座る!衆生本来仏の意味は、
仏を求める修行の中に見性がある、
その求道の姿こそが仏だという事でしょ? 」
「 ワシャ、違うと観るね。見性とか悟りとかは、ある日突然、
本当に予想もしないタイミングと場面で出くわすものだ。
修行云々は関係ない。
むしろ修行等によってそれに到達する事の方が
少ないと言っても良いかもしれないな。
ま、それでも修業は大事だものだが ・ ・ 」
「 何だか訳の解らん事言っているような気がするんだけれど ・ ・ ・ 」
「 見性とか悟りとか言うとやけに偉そうに聞こえるが、
簡単に言ってしまえば本当の己の正体、
この世のからくりの秘密 ( 本質 ) を垣間見てしまう!
という事だ。
その時は一瞬それによって 『 大安心 』 の境地が得られるのだが、
残念ながら ・ ・ すぐ忘れてしまう! 」
「 一瞬垣間見ただけだからね、ドップリ現実に浸ると喜怒哀楽に翻弄されると ・ ・ 」
「 そうだ、だから何と出くわしても、その垣間見たものを思い出せる、
すぐにそこに戻れる様になる為の1つの方法として、只管打座がある 」
「 つまり只管打座っていうのは、悟後の修行って事? 」
「 ワシはそう思うね。そもそも本当の修行には悟前の修行などはない 」
そういうもんですかね。
ま、頑固な坊さんを守護する白山妙理権現やら十一面観音やら、
はたまた妙覚道了尊が統率する
大天狗小天狗が跋扈する神域ですから、
緩んだ生命力の弦がピンと張りつめる訳で、
その気に浸るだけで只管打座なんてやつも
必要ない気がするのだけれど、ま、何事も毎日同じところに居れば ・ ・
飽きるのですかね、人間は。
「 この世が出来る前、初発の時には、たった一つのものしかなかった。
判るね、それを神仏と言い、宇宙とも言い、空 ( くう ) とも ・ ・ ・ ・ 」
「 光とも、ワタシャ、偉大なるスカスカなんて言ったりして ・ ・ ハハ 」
「 何とも軽々しい言い方だな、
今日ワシは改めてそれを、
たった1つの 『 実在 』 とか 『 命 』 とか言いたいなぁ、
どう?オマエさんより少しは格調高いと思わないかい? 」
「 タハッ ・ ・ 勝手にしたら ・ ・ 」
「 その命、実在の本質は、無限絶対無始無終だ。
限りなく較べるべくもなく、始めなくて終わりもない!
永遠に在り続ける ・ ・ そう、唯一のサムシンググレートだ! 」
「 なかなか格調高いけど
その後何が言いたいのか何となくわかっちゃうんだな、これが ・ ・ 。
でもそれじゃ神様は面白くないってことで ・ ・ 」
「 さよう、無限絶対無始無終のままでは、
己自身が何であるか ・ ・
認識も出来なけりゃ、いろいろな角度から味わう事も出来ない、
唯一の命 ( 実在 ) は、色々な角度から
己自身を味わい楽しみたいと思ったのだ。それでどうしたと思う? 」
「 分裂したんだ! 」
「 そうだ、ビックバンだ!
認識する為には最低認識されるものと認識するものが必要だ。
味わうためには味わされるものと味わうものが必要だ。
それが幾重にも重なって分裂した! 」
「 最初は、2ではなく3という数霊で出て来るんだよね、
太極と陰と陽。三位一体。造化三神とか ・ ・ 」
「 そうだ。する者とされる者だけなら確かに2だが、
その2つが揃った瞬間同時に
『 するという行為 』 が必然的に発生するから3なのだ 」
「 これでめでたく無限絶対無始無終が有限相対有始有終になった訳だ。
ん ? 有限相対有始有終 ? ・ ・ こんな単語はなかったか ・ ・ 」
「 ま、何でも良いが、大切な事は
そのへんてこな有限相対有始有終のこの現実界という世界は、
実は神があらゆる角度から己を味わい認識する為に生み出した
バーチャル世界だという事だな 」
「 人はこの世こそがリアル社会だと思っているが、
とんでもドッコイ、正体はスクリーンに映っている映画、
パソコンのゲーム、ジグゾーパズル、壇上の芝居と同じ!って訳だね 」
「 そうだ、しかもそれらの主人公 ( キャラクター ) は
映画を見たりゲームをしたりしている本人と何から何まで瓜二つ、
そっくり ! いつの間にか別の場所で映画を見たりゲームをしているはずの
本人( プレイヤー ) がそれを忘れて、
自分がキャラクターそのものだと思い込み、
スクリーンや舞台上に入りっぱなしになっている。
そしてピンチになれば絶望の淵に沈みこみ
再起不能になったりしている訳だ 」
「 キャラクターもプレイヤーも
その映画やゲームを創ったクリエイターも、
実は全く同じたった1つの神、
つまりアンタが言うたった1つの命、実在なのに、
まんまと騙されちゃってる訳だね。
あ、そうだ、そうだった、
だからこそ誰かさんが去年CD付の
『 惟 ~ かんながら ~神 』 なんて本を
出しちゃったりしたんだ ~ 、うんうん 」
「 また何を ・ ・ もっともらしく ! オマエの本などどうでもええわい! 」
あ、そうですか、フン。
ま、しかし神様も手の込んだ仕掛けを創ったものですね。
極め付きは分裂しても全体とはしっかり繋がっているはずの1部に、
更に仕掛けを施して、全くそれぞれが別の者 ( 自我、エゴ )で、
限りあるそれぞれの命を持っていると錯覚させてしまっている事。
これによって、脅威に満ちた外側、
必死で守るべき内側も発生する事になった。
戦争や犯罪や天変地異などで
多くの人が亡くなる度に、私達は嘆きます。
「 ああ神よ、なぜにこれ程までに人々の命を奪うのですか! 」
でも本当は、奪うべき人々の命など初めから無いのです。
そもそも 「 それぞれの命 」 などありません。
たった1つの命の分脈が多数存在するだけで、
それらは映画が終わったら、
あるいはゲームオーバーしたら、
バーチャル世界から
実在の世界の大きな命に帰って行くだけです。
私達はたった1つの命として生き通しです。
誕生日はあります。
でもそれはお母さんのお腹から出た日というだけで、
そこで命を授かった訳ではありません。
その前もその前もその前も ・ ・ ず ~ と命でした。
そしてやがて、このバーチャル世界を去ったその後も、
輪廻転生を選ぶか否かにもかかわらず、
私達 = 命は、永遠に命であり続けるでしょう。
ふたたびウズさん ・ ・
「 人生誰でも、なかなか思い通りにならないのは、
わざわざその様に創られたシナリオだからだよ。
この世は、神が神である事を忘れて
キャラクターと同化してしまうほどの高度なゲームなんだからね 」
「 じゃあウズさんは、絶望したり、
自らゲームオーバーのスイッチを
押さないようにする為には ・ ・ どうしたら良いと思う? 」
「 不死身の命が自分である事の大安心を保持しながら、
過去でも未来でもない 『 今という実在に生きる事 』 だよ。
過去や未来は記憶や記録、
予測や予定としては確かに今に在るが ・ ・
しかしそれは実在ではない!
実在として在るのは思考ではなく
ここで感じている今のフィーリング、それだけだ! 」
「 それじゃやっぱり只管打座も良いが、
パワースポット観光の方が更に簡単で良いですね 」
「 要するにオマエ、楽ばかりしたいように感じるが ・ ・ ウ ~ ン、
今、セミナーの真っ最中だから良しとしてやるか。
観光とは光 ( 命、実在 )を観る!と書くしな ・・ 」
「 ・ ・ ん ? 今日は15日、アッ、今ワークの真っ最中か?
じゃあ今 私、ウズさんとではなく
御参加の皆さんにしゃべっているって事 ? 」
「 皆にはワシの姿も見えなければ、
声も聞こえんわい。オマエ、さっきから一人で皆に、
エラソーにベラベラしゃべっとるわい! 」
「 そうか、じゃあそろそろ大雄山に出発して
『 死反の玉 』 の強化をしてこなくちゃ・・」
「 良く言われるが、死んだ ( まかれる ) 人が生き返るのが
死反の玉ではないぞ。
そんなおまじないなど使わなくとも、
我々は、かつて1度も生まれた事もなければ死んだ事もないのだ ! 」
「 それを深く刻印するには、大雄山、う ~ ん絶好の場所だ!
ウズさん、アンタも行くかい? 」
「 よし ・ ・ では ・ ・ 参ろうか! 」 つづく
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神秘の福袋 第237号 END
第238号は新春4月1日に発行されます。お楽しみに!
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人生はバーチャル
それを演じているキャラクター
ゲームをしているプレイヤー
ゲームを創ったクリエイター
元々はひとつ
そして、 「 自我 」 という他との分裂を通して
体験しているわけですね。
一滴の雨水が天から落ちてきて
人生という川を流れていって
いろいろな経験をして
最後に大海にたどり着いて
大いなるひとつに溶け合う、という感じですね。
そして、再び、海の水は蒸発して
天に上り、前とは違う一滴として
天から降ってくる
大いなる流れですね。
( ひとり言 )
それでも僕は、この人生を、
いろいろな楽しみや、悲しみを経験して
バーチャルではなくリアルとして
生きていくかな。