診療情報管理士通信教育の教科書に載っている「原死因選択」の全問題を解いてみました。

ボロボロでした・・・。


>>>


[死亡診断書の形式](死亡の原因にかかる部分)

 死亡の原因 Ⅰ (ア) 直接死因

            (イ) (ア)の原因

            (ウ) (イ)の原因

            (エ) (ウ)の原因

          Ⅱ 直接には死因に関係しないがⅠ欄の傷病経過に影響を及ぼした傷病名等


[選択ルール]

 ①一般原則を適用

 ②上記①が実現できない場合、ルール1からルール3までのいずれかを適用

 ③上記②が実現できない場合、ルールAからルールFまでのいずれかを適用


>>>


まず、①からきちんと理解したいと思います。


【一般原則】

死亡診断書に複数の病態が記載されている場合には、

Ⅰ欄の最下段に単独で記載された病態がその上のすべての病態を引き起こす可能性がある場合に限り、その病態を選ぶ。


問題:

 死亡の原因 Ⅰ (ア)脳内出血

            (イ)高血圧症

            (ウ)慢性腎盂腎炎

            (エ)前立腺腫

          Ⅱ


正解: 前立腺腫

 (Ⅰ欄の最下段の「前立腺腫」が「慢性腎盂腎炎」「高血圧症」「脳内出血」を引き起こしたと考える?)


「死亡の原因」の書き方ルールに沿っている場合、素直に選べるということですね。

続きます。