ほむらの叛逆がなければ円環の理はいずれQBに支配されたはず | madomagi966のブログ

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魔法少女まどか☆マギカ 映画[新編]叛逆の物語 の考察ブログ
--ネタバレ全開--

608 名前:71スレ966@転載禁止[sage] 投稿日:2014/04/11(金) 20:47:01.17 ID:+6Srwci00 [5/5]
新房総監督は各所のインタビューなどで次のようなことを語っています。
「ほむらの叛逆がなければQBは他の魔法少女で同様の
実験を繰り返しただろう」

自分はこれには違和感を感じてました。
QBの映画後半の説明からは次のように解釈できます。
「まどかを知っている唯一の存在であるほむらを対象とした実験でなければ
まどかを結界内で具象化できなかったはず」
>>421-422も同様の考えと思います。

他の魔法少女で同様の実験をしてもまどかを観測できないはずと思っていたのですが。
新編では「円環された魔法少女達も円環の理の一部となった」ことを失念していた
ことに気付いて、いまさらながら新房氏の考えに納得できました。

ほむらが叛逆しないでそのまま円環に導かれていた場合。
QBが杏子やマミさんに同様の実験を仕掛けると。
彼女達が現実世界でまどかのことをまた忘れていたとしても、ほむらやさやかが
円環の理の使者として結界へ侵入できる。

そしてさらに杏子/マミさんが円環に救済された場合。
おそらく魔法少女歴の長い杏子/マミさんには他の町の魔法少女と面識があるかもしれない。
その魔法少女が実験対象になれば、円環された杏子/マミさんが結界に侵入できる。

QBの目的は「まどかの観測/制御」でなくて、「円環の理を観測/制御」することです。
新編で「円環された魔法少女は円環の理の一部になる」と知ったQBが実験を繰り返せば、
やがては「円環された魔法少女」がSGを浄化するのを観測できそうです。

やはりほむらがあのまま円環されていたら、QBは他の魔法少女で実験を繰り返しただろう、
ということに納得できました。


618 名前:メロンさんex@ご利用は紳士的に@転載禁止[sage] 投稿日:2014/04/14(月) 19:24:45.70 ID:4t044SKF0
>>608
あのぉ~

おのような形での実験はほむらでもあり第一回目だと思うから
そういった手法だったわけで
次回もおなじ順序でやる必要もなく、実験対象がまどかを知らないとダメだと
いう根拠は全くないんだよ?

どんな対象であっても魔法少女であれば円環は迎えにくるのよ

わかる?

アプローチはどうとでも出来るわけ

公式ガイドに監督がそういったのを認める発言が出た途端に手のひら返しても遅いわw


620 名前:71スレ966@転載禁止[sage] 投稿日:2014/04/15(火) 19:13:45.20 ID:btcOAdhw0
>>618
自分が>>608で述べたのは、新房総監督の言う
「ほむらの叛逆がなければQBは他の魔法少女で同様の
実験を繰り返しただろう」ということが理解できたということですよ。

> おのような形での実験はほむらでもあり第一回目だと思うから
> そういった手法だったわけで
> 次回もおなじ順序でやる必要もなく、
> アプローチはどうとでも出来るわけ
これら意見に対して言えば、「QBは次回以後の実験も同じ手法で同じ順序、同じアプローチ」でも
繰り返せば良いと気付いた」ということです。

>実験対象がまどかを知らないとダメだという根拠は全くないんだよ?
過去スレで「ほむら以外を対象として実験してもアルまど観測できるはず」という
意見があったけれど、それには今も同意できません。
自分は今も、まどかを認知するほむら結界でなければまどか神は具現化せず
観測不能であったと考えています。

 ただほむ結界から帰還したマミさん/杏子には まどかの記憶が残っていたとしたら、
マミさん/杏子を相手に実験しても まどかが現れるかもしれない。
そこは製作側の匙加減だけど、>>608で述べたように少なくとも
既に円環されたほむらとさやかは円環の理の使者として結界に侵入できるでしょう。

いずれにしろ>>608で述べたようにQBの目的は「まどかの観測/制御」でなくて、
「円環の理を観測/制御」することなので、円環の理の使者が救済するのを観測できれば良い。

本スレで「QBが同じ実験を繰り返しても、魔法少女/円環軍が遮断フィールドを破壊して、
結界を出て円環するのを繰り返すだけじゃないか」との意見も見かけましたが。

それは魔法少女側に楽観的過ぎると思います。実験を繰り返すQBに有利な点を列挙すると。
(1)ほむ結界ではQBは「まどか」に注目して不自然な存在さやかとベベへの注意を怠(おこた)った。
 ほむ結界で学習したQBに同様の油断は期待できない
(2)円環の理の使者が健全な状態とは限らない
 まどかは魔女結界の主(ほむら)の無意識での記憶操作で円環の理としての記憶を失っていた。
 上記(1)も考慮するとなおさら、円環の理の使者が毎回健全な精神を保つとは限らない
(3)普通の魔法少女はほむらのように強く抵抗しない。
 まどかを支配させまいとして行動したほむらと違って、
 普通の魔法少女は事情を知らなければ素直に救済を望みそう
(4)ほむら結界ではQBの遮断フィールドを破るのに、5人もの魔法少女が動員できた
 招かれたマミさんと杏子、円環の分身まどか、円環の使者さやかとなぎさ。
 ワルプルさんでも圧倒できそうな戦力が毎回集まるとはとても考えられない

新房氏もおそらくここまで具体的には考えてないかもしれませんが。
自分には、ほむらがあのまま円環されていたらQBは他の魔法少女で「同様の」実験を繰り返して、
やがては円環の理を制御できる、という考えに納得しました。

> 公式ガイドに監督がそういったのを認める発言が出た途端に手のひら返しても遅いわw
新房氏の発言は>>608にもあるように以前から言っていて、きららマギカVol12
インタビューにもありました。おそらく季刊エスなど他でも見かけたと思います。

それと>>608の日付は公式ガイドの発売前日ですよ。
(DVD/BDと違って本スレでも公式ガイドをフラゲした報告はないと思います)
個人的には公式ガイドを読む前に>>608に気付けて良かったと思っています。

ちなみに愛媛氏は「71スレ966」をNGワードにしてくれたそうで>>608やこのレスは見えないはずなので、
>>618は愛媛氏でないものとしてレスさせてもらいます

626 名前:71スレ966@転載禁止[sage] 投稿日:2014/04/17(木) 10:08:55.12 ID:sHcXCh8P0 [1/2]
ほむら以外の魔法少女を対象に実験してもアルまど様は観測されないと自分が考えているのは、
次のQBの説明からです。

----QBの説明-----
ここはね、君のソウルジェムの中にある世界なんだよ。フィールドの遮断力はあくまで一方通行だ
外からの干渉は弾くけれど、内側からの誘導で、犠牲者を連れ込むことはできる。魔女としての君が、
無意識のうちに求めた標的だけが、この世界に入り込めるんだ。ここまで条件を限定した上で、
尚も円環の理なる存在が、あくまで暁美ほむらに接触しようとするならば、その時は君の結界に
招き入れられた犠牲者という形でこの世界に具現化するしかない。
----ここまで-----

つまり結界の主がまどかを知らなければ、まどかは標的とされるはずがなく、結界内に具現化されない。

そしてほむらが、魔女は自分だと気付いたときの台詞もあります。

こんな簡単なこと、少し考えればわかったはずなのに。
まどかがいる世界を捏造できるとしたら、それはまどかのことを知っている者だけ。
これで解ったわ。私たち全員の記憶を書き換え、偽りの見滝原に閉じ込めた張本人が誰なのか・・・

ただ独りまどかを知っているほむら魔女だからこそまどかのいる世界を作り出せたと言っています。

これらを踏まえると、自分には「まどかを知らない魔法少女」がQBの実験対象になっても、
その結界にまどかが現れるとは思えません。
ただし>>608で述べたように、まどか以外の円環の理の使者は現れうると理解しました。

627 名前:71スレ966@転載禁止[sage] 投稿日:2014/04/17(木) 10:12:25.66 ID:sHcXCh8P0 [2/2]
新房総監督が、QBは同じ実験を繰り返しただろう、と述べたインタビュー記事が
自分の手元には2つあります。

・きららマギカVol12インタビュー(単独インタビュー)
ほむらの行動は、ああいう形にならざるを得なかったことだと捉えています。
もしほむらが円環の理(まどか)を呼ばずにインキュベーターの計画を失敗させたとしても、
キュゥべえはいずれ別の魔法少女を使って同じことをするはず。そして最終的には
円環の理の仕組みが解明されて、あの世界は崩壊してしまう。

・公式ガイドインタビュー(新房、虚淵、青樹ら座談会形式)
ほむらが円環の理に導かれたら、キュゥべえはまた同じことをやりますからね。
いずれ円環の理は暴かれてしまう。誰かが抵抗し続けるしかないんだけど、
ほむらが行ってしまったら、もう誰もそこで抵抗できる存在はない。とすれば、
後は大手を振ってほかの魔法少女で同じ実験をすれば、今度こそ円環の理を
捕まえられる。

こうして並べてみると、前者は結界の中で完全に魔女化していわば自決した場合。
後者はQB結界を破壊して無事に円環に導かれた場合を想定しているようです。
いずれにしてもとりあえずほむらを対象とした実験は失敗させられるけれども、
QBは同じ実験を繰り返せば円環の理を暴けるだろう、と言っています。

>>608,620はこの新房氏の考えについての自分なりの解釈です。
>>608に気付く前は、例えば虚淵氏には異論があるのではないか、などと
疑っていましたが、>>608の考えで納得しました。実際に公式ガイド座談会形式のインタビューで
上記新房氏発言の少し後に虚淵氏の「ですよね。」と同意コメントがありました。

(この座談会では新房「虚淵氏ならほむら1stテイクを採用して、リテイクは許さなかったのでは」、
虚淵「確かにこれ以外ない、くらいに主張したかも。そういうジャッジは監督にやってもらわないと」など
青樹氏もまじえて異論を交わす場面が随所にみられて、不本意な同意コメントとは感じなかったです)