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盤樹の森の座談会の記事がのりました♪
『幼児にも「しょうぎ」を』

ちょうど今日。
相模原の幼稚園でどうぶつしょうぎを教えて来ました!
1クラス約30名の年長さんたちに45分ずつの授業。みんなどうぶつしょうぎは初めてです。
3教室まわって思ったことは、駒を取ってまた使うというのがえらく難しいこと。あと駒の向きがわかりにくいみたいで、自分で自分の駒をとっちゃった子が多かったです。

あちこちで「ライオン勝負」も!
ライオン同士が向き合ってて、取れるのに気がついたら勝ち、という状態(笑)

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私のポリシーとして、絶対に指図しない、というのがあります。
動きを間違える以外(駒がジャンプしたり、ぞうが横に動いたりするなど)は口をださない。

王手放置でも、いきどころのないひよこも、本人が気がつけばいいんです。

ライオンが取れそうなときは「チャンス!」といってあげる。
でも取らなくても「ふーん」とか「それもいい手だね」と褒めます。
そして、ライオンを取ったら「勝った!」と手を上げてもらう(^0^)/
そしたらみんなで拍手☆


それでも負けて悔しくて泣いちゃう子もいるし、ルールを理解してない子も、取ったライオンをにぎりしめて喜ぶ。

「おねがいします」と「ありがとうございました」は必ず言わせるけれど「負けました」は無し。
ゲームを覚えるのは楽しさだけでいい。厳しさは強くなりたい人にだけ必要なものです。

将棋界の伝統には逆らっているかもしれませんが、どうぶつしょうぎならそれができる。

たくさんのこどもたちが「どうぶつしょうぎ」を楽しんでくれますように。

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幼稚園の門をでるとき、みんなが手を振ってくれました。
「おしえてくれてありがとう~またきてね!」

お行儀がよくて、優しくて、賢くて、元気いっぱいの清心幼稚園のみんな、どうもありがとう☆