「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
とりわけ新しくはないが、疾走感・重量感は十分
★★★
(★…1点 ☆…0.5点,★5つで満点)
(2010年/アメリカ/99分/Unstoppable)
【 監督 】
トニー・スコット
【 出演 】
デンゼル・ワシントン
クリス・パイン
ロザリオ・ドーソン
イーサン・サプリー
ケヴィン・ダン
【あらすじ】
アメリカ・ペンシルバニア州にある操車場。
そこから、ディーゼル燃料と化学物質を積んだ貨物列車が無人で走り出した。
徐々にスピードを増していく39両もの貨物列車。
このままでは、市街地スタントンのカーブで脱線し大被害が起こる。
勤続28年で解雇通告を受けた機関士フランクと
スタントンに別居中の妻子がいる勤続4か月の新米車掌ウィルは
暴走した貨物列車を止めるべく現地に向かう―
【コメント】
さて、本ブログテーマの一発目。
毎年年初めってーのは「これ!」といった目玉作品がないのが通例。
本作『アンストッパブル』もそれほどの期待は寄せていなかったが、
2011年映画鑑賞は本作でまずまずのスタートを切ることができた。
オープニングの人間ドラマもそこそこに列車が暴走。
そこからくる列車のスピード感とガッシャンガッシャンと走る重量感、
轢かれたら本当に身体がグシャグシャになりそうな感覚を覚える。
まあ、全体的に真新しい部分はなかったものの
ある種定番のハリウッド製パニック映画としてまずまずの出来で
それなりに感動させる場面も押さえていて
コンパクトに99分にまとめ一気に観せたのは良かったかと。
ネットでもさんざん既出なのだが、
元ネタである実際にあった列車暴走事件については
やっぱり『アンビリバボー』で観たことあるわ。
「どっかで似たやつみたことあるな~」と感じてたら、やっぱりだった。
まあでも、映画はそれを元ネタにいているだけで
ちゃんと映画用に派手に脚色・撮影しているので
劇場で観るには十分に楽しめる映画だと思われます。
【2011年度 Myランキング】
本作は、本年度のベスト10中1位(暫定)にランクイン。
(ベ ス ト)
1位:アンストッパブル
2位:
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)
1位:
2位:
3位: