そしていよいよソワレ・・・


大阪公演では、たった1回きりの

姿月トートx花總シシィ


もうこのとんでもなく貴重な公演を見ることができたことに心から感謝・・・





まこのブログ



このような並びを観ることができる日がこようとは・・・きらきら


  

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東京でスタートしたこの公演・・・


ずんこさんも花ちゃんも通しで演じるのは今日この公演が最後・・・汗


そのせいかお二人とも渾身の演技だったように感じます!!


ずんこさん・・・

マチネも凄かったけど、ソワレはもう何と言っていいのか・・・

もうこれが最後なのだという

なんともいえない気迫が・・・・



キャンドル最後のダンス


激しい!!

本当に激しい!!


トートの怒りが爆発する感覚というか・・

劇場中が、凍りつくような感覚というか・・

もう何もかもがトートに引っ張られていく感覚というか・・・


背筋がゾクゾクして鳥肌が立って・・・

涙が出そうになって・・・


歌が終わった後の、

劇場中から沸き起こる唸るような大拍手きらきら



本当に長い時間、なかなか鳴り止まなくて。。。


こんな拍手はなかなか経験できません・・・



キャンドルミルク


こちらもトートはお怒りで・・・

どんどんずんこトートに民衆が引き寄せられ操られているような・・・


あのずんこトートの歌い終わりのハイトーンも健在!

更に大きく出るようになっている・・・

ここで涙崩壊・・・

ずっと憧れたあのトート閣下が目の前にいる・・・


愛と死の輪舞、闇広は生でも聴いたことがあるけれど、

「ミルク」は初めてだったので、

こうしてトートの姿で、生で聴くことができて本当に嬉しい・・・



キャンドル鏡の間


花ちゃん・・・本当に神々しい美しさ・・・

毅然とした花ちゃんの歌声に、

ずんちゃんの包み込むような歌声が重なって・・・


本当に美しい場面でした・・・



キャンドル私が踊るとき


この歌が宝塚で歌われるようになったのは、

2005年月組から・・

今回、この二人で、この曲を聴くことができて本当に幸せ・・・

夢のようです。


ぷいっとトートに背を向ける花シシィ・・・良いわ~



キャンドル闇が広がる


今回のルドはすずみん

またこうしてすずみんの軍服姿を見ることができるとは・・


この歌はずんこさんの真骨頂・・・


本当に怖いんだよ・・・

すずみんルドが怯えていくのが分かる・・・

どんどんトート(死)に身も心も引っ張られていく・・・


もうずんこトートに「座るんだ!王座!!」とシャウトされたら

突っ走るしかないでしょ・・・な、気迫!


凄すぎるよ・・・本当に凄すぎるよ・・・



キャンドル昇天


白のトート・・・

このずんこさんの少し小首をかしげて

エリザベートを迎えるために手を広げるときの

ずんこさんの表情がとても優しい・・・

花ちゃんの涙を見て、その瞳がふっと優しくなる・・・

ここは前方席にもかかわらず、

ガッツリオペラでがん見しました・・・


本当に幸せそうな二人・・・

DVDの中でしか見たことの無かったこの姿が

目の前にいる・・・


もう自然と涙が止まりませんでした・・・




もちろんこれだけではなくて・・・


■わたるルキーニ

 軽く、妖しく、自由自在に空間を操っていて

 逝っちゃってる感が素晴らしい。

 ソワレのカメラマンでは、だいもんに絡んでました。

 マグカップでは、みんな欲しいって手を上げるので

 「困らせるなよぉ~」と・・・

 男前~~!


■高嶺フランツ

 生の歌声を聴くのは実は初めて・・・

 歌い方は独特のクセのある方だけど、

 とても丁寧に演じられていて、シシィを心から愛しているという

 切ない想いがヒシヒシ伝わってきました。


■すずみんルドルフ

 きっと嬉しいだけではなく、とんでもなくプレッシャーがあったと思う。

 だって、大御所ばかりのこのカンパニー・・・

 でもルドルフとしての佇まいは本当に美しかった・・・


■初風ゾフィ

 厳しい中にも何か優しさも醸し出す方だな~と思いました。

 東宝版にある、あのゾフィのソロがあったら。。。

 とあらためて思いました。


■そんちゃんリヒテンシュタイン

 安定の歌唱力。

 女官たちを統制するしっかり者がピシっとはまっていました。


■南海ヴィンデッシュ

 今回、このみなみちゃんのヴィンディッシュが凄く良かった!

 歌も本当に上手くて、狂気と憧れが交錯して嘉月

 儚げで・・・ 


■嘉月マダムヴォルフ

 実は、この方のマダムヴォルフの大ファン~!

 男役ならではの豪快さと迫力のある歌!

 カッコイイ!!!

 今回生で拝見できて本当に嬉しかった~!

 マチソワ共に、わたるルキーニのほっぺに

 思いっきりチューしてました~w



書ききれないけど、みんな素晴らしい方々ばかり・・・



とにかくみんな歌が上手い・・

現役に頃に比べて、

どの人もグンと歌が上手くなっている・・


それに・・・

全然人数も少ないはずなのに、

どうしてこんなに迫力があるのか・・・?





最後のご挨拶で・・・


◆わたるさんが「宙組のトップが揃いました」と・・・


◆花ちゃん

「ずんこさん、全然変わっていなくて・・・

こうして14年ぶりにご一緒させていただいて本当に嬉しいです。

でもずんこさんも私も今日が通しは最後だったので、

ずんこさんが、「一緒に昇天しよな・・・」と言ってくれました」


◆ずんちゃん

「14年ぶりに宙組で一緒に過ごした方々、そして新しくご一緒した方々、

指揮の西野淳さん、オーケストラの方々、

この企画をしてくださった梅田芸術劇場の方、そしてこの緻密で繊細な

作品を作って下さったシルベスタリーヴァイさんに心から感謝いたします。

昇天できました。」


もうこれで、最後かもしれないずんこさんのトートと花ちゃんのエリザ・・・



圧倒的な、迫力・・・


そして美しく、貴重な黄泉の世界に身を任せることができて

本当に幸せでした・・・