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会社での昼休みは貴重なリラックスタイムです。ドリップをした珈琲を飲みながらデスクでブログを読んだり音楽を聴いたり。ところが先日うっかりドリップ珈琲を買い忘れたので会社においてあったネスカフェを久しぶりに飲みました。ネスカフェといえば７０年代にロバータ・フラックが唄った「やさしく歌って」が想い出されます。
ところがこの曲はもともとロバータ･フラックの曲じゃなかったんですね。ロリ・リーバーマンという人が唄ったフォーク･ソングをロバータが自らアレンジしてカヴァーしたそうです。それにしてもまず「Killing Me Softly With His Song」という原題にはっとさせられますよね。オリジナルを唄ったロリ・リーバーマンはドン・マクリーンの「Empty Chairs」を生で聴いてこの曲のアイデアが浮かんだそうです。さしずめ「彼の歌で私はメロメロよ」って感じでしょうかね。
ロバータはソウル・シンガーっぽくないのでソウル･ファンからの評価は様々ですが、彼女はもともとラフマニノフを聴きながらクラッシックの勉強をしてきた人だし、本作のミュージシャンもジャズ畑の人なんで、あまり音楽のジャンルにはこだわってない人のようです。良い音楽を作るために自分が何をすべきが分かってる人なんだと思います。
