Breakfast In Katsushika | Texas Rose Cafe

Texas Rose Cafe

24時間営業のカフェです。ごゆるりと。

Breakfast in America/Supertramp

Amazon.co.jp

英国出身の「漂流者」という意味を持つこのバンドは1970年のデビュー当時はプログレの影響を色濃く受けていたそうです。残念ながら1979年発売のこのアルバムを聴くまで彼らの音楽を聴く機会はありませんでした。僕もまた僕らの世代の多くの人がそうであるように、気が付いたらラジオから流れるこの曲を耳にして、誰が唄ってんの?これバンドなの?このウェイトレスはメンバーの1人?なんてとんでもない疑問を抱いていました。

彼らの楽曲は結成メンバーのロジャー・ホジソンとリック・デイヴィスの手になるものですが、なかでもロジャー・ホジソンの作るメロディーと彼独特のハイトーン・ヴォイスには80年代の音楽を予感させるようなポップさが感じられます。ただし歌詞は英国人的なアイロニーを感じずにはいられません。

英国人がこの曲の歌詞のように朝食でニシンの燻製を食べるのかどうかは判りませんが、彼らの音楽はどう考えても曇り空の下で朝食にニシンの燻製を食べる人たちよりは、青い空の下でオレンジ・ジュースとトースト、あるいは牛乳とシリアルを食べる人たちに似合うような気がします。じゃあ葛飾在住で朝食に卵かけご飯を食べる人は聴いちゃいけないって言われたたら困るんだけど・・・あ、僕はコーヒーとトースト派でした。



ペタしてね読者登録してね