天国の日曜日のような平和 | Texas Rose Cafe

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24時間営業のカフェです。ごゆるりと。

フレイミング・パイ/ポール・マッカートニー

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昨日は会社も休み1日中ぐうたらしてました。下痢が収まってるから明日から会社には行けると思います。お腹は減るんですが食べ過ぎると気持ち悪くなるので、そこだけ注意です。月末から月初にかけての仕事を明日1日で片付けなければいけないので、明日は大変な1日になりそうです。

今回はそんな嵐の予感を少しでも和らげるために、ポールの1997年の傑作アルバム「フレミングパイ」より「ヘヴン・オン・ア・サンデイ」を聴こうかなと思います。僕の印象では90年代あまりぱっとしてなかったポールですが、ビートルズ・アンソロジーのプロジェクトで一緒に「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラヴ」を仕上げたELOのジェフ・リンを共同プロデュースに向かえた事によって、ポップでしかも程よく力の抜けたいい作品に仕上がったと思います。

実は1990年の来日公演の際、中東の戦争に関する発言をした後にポールが唄った歌が「レット・イット・ビー」だったという記事を当時何かで読んで、この人の社会認識に疑問を抱きポールの作品をほとんど聴かなかった時期が有りました。その記事だけを読んでしかもその前後にどんな話をしたのか確認もせずに嫌いになってたんですね。

でも優しさにあふれたこの作品を聴いたら、なんか自分がとても恥ずかしくなりました。1990年当事の彼の真意は未だに判りませんが、音楽家の真意はその発言や報道から判断すべきではなくて、やはり音楽を聴いて感じ取らなきゃいけないんだなって。この作品では乳がんの闘病中だったリンダ・マッカートニーがバック・コーラスで参加してます。またリンダとの間に生まれた息子ジェイムスが当事19歳でギター・ソロを弾いています。



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