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「明日へのキックオフ」と題された本作はロッドの虚ろな眼とはうらはらに彼のアルバムの中では最もポップでロックンロールな作品だと思います。１曲目の「ホット・レッグス」でつかみはＯＫ。ラストの「アイ・ワズ・オンリー・ジョーキン」はちょっと反則ですよね。ちょっと悪っぽくてブロンドの女性が好きでいかにも遊び人風なのに、あんな歌詞を書くんですから。
本作の原題は「Foot Loose & Fancy Free」なんですが何故か邦題は「明日へのキックオフ」になっちゃいました。彼はプロのサッカー選手として２ヶ月だけプレーしてたからあんな邦題になっちゃたんでしょうね。原題どおり「自由気ままに」生活してたのはサッカーやめてからだと思うんですが。ところで７０年代の後半から８０年代にかけてロッドの髪型をまねしてた人って結構いましたよね。
