曲芸ジャズとクラプトンのコラボ | Texas Rose Cafe

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ヴォランティアード・スレイヴリー/ローランド・カーク

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盲目のジャズ管楽器奏者ローランド・カークは、1度に2本以上のサックスを首からさげて演奏したり、鼻でフルートを吹いて口でスキャットを唄ったりと、まあ変わった人でした。本作「ヴォランティアード・スレイヴリー」は1969年のNYスタジオ録音と1968年のニューポート・ジャズフェスの模様を録音したものです。「ヴォランティアード・スレイヴリー」はデレク・トラックスが「ソングラインズ」の1曲目でカバーしてるので聞いた事がある人も多いと思います。そんなローランド・カークの1969年の貴重な映像が、僕のたまにしか使わないFacebookのニュースフィードにアップしてる人がいたんです。もしかしたらすでに観てるという人もいるかもしれませんがその映像がこれです。



この動画は1969年のイギリスでのジャム・セッションの模様です。ローランド・カークのライブにクリームを解散したばかりのクラプトンとジャック・ブルースが参加しています。2人とも顔のアップはしっかり映ってるのに手元がまったく映ってないのが残念です。ジャム・セッションだと言ってもローランド・カークはかなり気合が入っていますね。

ローランド・カークってきわものイメージが強いんですが、とても有名な曲のフルートも吹いてます。東京モード学園のCMや映画「オースティン・パワーズ」で使われたクインシー・ジョーンズの「ソウル・ボサ・ノヴァ」です。ローランド・カークって人はいろんな音楽を吸収しては自分なりに消化して吐き出す、そんなジャズ・ミュージシャンだったのかも知れません。




せっかくですから「ヴォランティアード・スレイヴリー」のライブも聴いてもらいましょうか。まさにライブ・パフォーマンスという言葉がぴったりのライブです。



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